REQUEST OF THE MOON~ファンが選ぶCONCERTO MOONベスト20<前編>
まだまだ続く昨年末のライブのレポート。
今日は12月21日の目黒鹿鳴館でのCONCERTO MOONのライブ。
この日は来場したお客さんにノンちゃんが密かに録音した新曲のデモンストレーションを収録したCDがプレゼントされた。
また、物販ではオリジナルTシャツに混じって2013年の卓上カレンダーも販売された。
2012年のライブの名場面集だ。私が撮った写真がすべてではないが、あった、あった、あの場面やこの場面、あっという間の1年だったネェ。
こちらは今回のライブとは関係なしにファンクラブ会員にプレゼントされた「月協奏曲夫婦箸」。ファンクラブに入っておくと得だよ!
ステージ上に配置された今日のセット・リスト。1曲目から20曲目まで全部「ひみつ」だ。
そう、今日のマーブロのタイトルが示す通り、今日のセットリストはコンチェルト・ムーンの人気曲ベスト20で構成され、それが本番中に実際に演奏されるという演出なのだ。もちろん20曲の順番すべてがメンバーの頭の中に入っているワケではなく、これはダミー。ノンちゃんのギター・テク、石井ちゃんの力作だ。
今日のノンちゃんのセット。メインはすっかり心の師匠に倣って1967 MAJORになっている。
お、令文さんとおそろいのエコー・チェンバー!足元はそれのON/OFFスイッチだけのスッキリ状態。
ノンちゃんのエフェクター類。昔はもっとゴテゴテいろんなもんが入っていたんだけど、年々エフェクター・ボードの中身が簡素になってくる。
こちらはステージ下手のマーシャル。向かって右はベースの三谷耕作の1959。左は遠藤均が使用したJCM2000 DSL100。
そして、ショウが始まる。今日は長丁場だぞ~!
ノンちゃんが颯爽とステージ上に現れた!大喝采!
音が目に見えるような大爆音のロケット・スタート!
ロック・バンドの人気曲の投票となると派手なファスト・チューンが有利に決まってる。これから20曲、全速力の怒涛のパフォーマンスが繰り広げられるのだ!
サポート参加の 三谷耕作。
同様にキーボードは遠藤均。
オープニングは「Dream Chaser」。この曲が第20位というワケではない。
ショウの後半、上位ランキングの曲のみ第1位に向かって順に演奏された。
ここ鹿鳴館はCONCERTO MOONにとってはホーム・グラウンドのようなもの。そうしたなじみの深い環境でこの集大成的な企画をお披露目できるのもさぞかしやり甲斐があったことだろう。
「Over and Over」、「Like a Beast」、「The Shining Light of the Moon」と続く。
それだけにノンちゃんも容赦なく気合をブッ込む!
もう完全にフロント・マンとしても地位を確立した久世ちゃん!
こないだメタルとは縁もゆかりもないライブでいっしょになってビックリしちゃった!
毎日いきいき長田ちゃんも入魂のドラミング!
たまにはこんなショットもよかろうに…。
この企画を耕作さんで実現できたのもよろこばしいことでないの!
またしてもブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリなのだ!気持ちいい!
「Lonely Last Journey」、「Lies and Betrayal」、「Tell Everything」、「King and the Judas」…
もちろん一糸乱れぬ弦チームのコンビネーション。
ニヤリ…「このバンドはキーボードのサウンドがシックリくる」と確信したシーン…かどうかは私は知らない。
ノンちゃんのギターとの掛け合いはショウのみどころのひとつであった。
これでもか!と互いに一歩も引かないソロの応酬!!
「Holly Child」、「Into the Fire」と来て…
一転してしっとりとノンちゃんのギターを堪能できる「Rain Forest」。
お客さんの耳目がノンちゃんの指先に注がれる。気持ちいいだろうニャ~、こんなんしてギター弾いたら!
そして、ショウは後半戦に突入する。
まったく疲れを見せない長田ちゃん。後半戦に向けてパワー全開だ!
しっかし、CONCERTO MOONってすごいよ。これだけのパワーで理屈抜きに徹頭徹尾ストレートなメタル・チューンを演奏し通すバンドは日本の宝といえよう。
CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site
<後編につづく>
(一部敬称略 2012年12月21日 目黒鹿鳴館にて撮影)