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2012年11月 1日 (木)

Dos a tres caids!~Concerto Moon 炎の三番勝負~<vs. EARTHSHAKER:前編>

さて、ライブ・レポートはじめましょう!久しぶりだニャ~、マーブロでのライブ・レポート!どなたに最初に出ていただこうかと考えたけど、溜めておいた(溜まっていた?)ネタを順繰りにお送りすることにしますね。

前から申しておりますが、実際にライブに行った人はなつかしく、行かなかった人は新鮮にご覧くださいまし!

で、登場していただくのはCONCERTO MOON!6月に人間椅子とのカップリングで第1弾が開催された『炎の三番勝負』の2試合目のレポートだ!

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CONCERTO MOONの総帥、島紀史。

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長田昌之。

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久世敦史。

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現在はサポート参加しているものの、三谷耕作はオリジナル・メンバーだ。

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いつでも最高のギター・サウンドを聞かせてくれるノンちゃん。それでもまだまだ上を目指すのは一流のアーティストの証し…今回から新兵器を導入した。

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向かって左。リッチー・ブラックモアが愛用したことで知られる200Wヘッドの1967 MAJORだ。MAJORにはPA用の1966、ギター用の1967、そしてベース用の1978がラインナップされていた。

1967年に製造が開始され、1966を除いた2モデルは1974年まで生産された。とくにマーシャル史上一番醜いルックスとされた初代の1967は「Pig」と呼ばれ、1年間だけ製造された。それだけに製造台数も限られていて、現在はレア・アイテムとなっている。ミック・ロンソンの愛用器としての認知度も高い。

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MAJORのすぐ右のノブは改造して搭載されたマスター・ボリューム。パワー管はKT88だ。

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足元のようす。どんどんシンプルになって来てる!フットスイッチはエコー・チェンバーのオンオフに用いられる。
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エフェクター類。2世代目のコーラス・エコーが目を引く。
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ベースの耕作さんもヘッドはマーシャルだ。

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モデルは1959。改造も何もしていない普通の1959を4×12"キャビネットにつないでいる。上段はスペアの1959。

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オープナーは「Dream Chaser」。

ナンダカンダでノンちゃんとの付き合いも長くなり、毎回Concerto Moonのステージを観たり、撮影させていただいたりしている。当然そうなると楽屋で一緒に過ごす時間も長くなってくる。

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ま、開演直前はさすがに超人・島紀史でも緊張の色は隠せないのが見ていてわかるが、ナンカ最近は、つまりこのメンバーになってからは雰囲気がチョイと違うような気がする。

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その緊張感が、もうとにかく演奏したくてしょうがない、早くステージに上がって暴れたい!という方向に大爆発しているって感じがするんだよね。もちろんメンバー全員がそう。

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やっぱりそうなると、バンドの勢いが違ってくるよね。何度もメンバー・チェンジを繰り返したConcerto Moonだが、このメンバーでまたひとつのピークを迎えているかのような演奏だ。

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久世ちゃんおなじみのアクションはコンチェルトのステージ風景の一部になったね!

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ノンちゃんの新兵器に負けないド迫力のメタル・ヴォイスは聴くものをスカッとさせるゼイ!MCもいいぞ!

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この人、とにかく音がスゴイ!デカいとかそういうのではなくて、もうベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンベンと周囲をベースの音で埋め尽くしちゃうの。これが快感!そして、もっと気持ちがいいのはこのベース・サウンドがバンドに最高にマッチするところなのです。

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ノンちゃんもそのあたりがやっぱりシックリくるようで、ステージ上でも耕作さんとの絡みをかなりエンジョイしている感じ!

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ワンマンの時以外は時間の関係でドラム・ソロを聴かせることができないのが残念な長田ちゃん。

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しかし、全編ソロをやっているかのような入魂のドラミングが素晴らしい。それと、よく長田ちゃんってドラムをプレイしながらボーカルに合わせて歌を口ずさんでするんだよね。そんな姿を見ると長田ちゃんのバンドやロックへの愛情が伝わってきてうれしくなる。

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持ち時間が短い時は、そ~れジャンジャン押しまくっちゃえ!ってんでアップテンポの曲がどうしても並んでしまう。これでいいのだ!これがいいのだ!

しかし!Concerto Moonが偉いと思うのは、その選曲の内容。

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Concerto Moonは久世ちゃんという新しいシンガーを迎えて『Savior Never Cry』という力作を1年前に出した。(早い!柏の久世ちゃんのお披露目からもう1年かよ!)普通はそういう至近作からの選曲が中心になるのに、ナント、今回のステージの10曲中、「Savior Never Cry」、「The Shining Light of the Moon」と「Don't Leave Me Now」の3曲しか演らないんだゼ!
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「From Father to Son」、「We Get Together」、「Lonely Last Journey」のような以前のアルバムの曲をつなげてくる。こういうのはエライと思います。そりゃ、新作からの曲をたくさん演ってPRしたいのが普通だわね。しかし、ノンちゃんはそんなことはしない。お客さんがトコトン楽しめるように耳なじんだ曲もたっぷりと盛り込んでくれる。デヴィッド・ボウイとはワケが違う。「Five Years」好きだったゾ!

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やっぱりそうした精神で組まれたセットリストは、たとえ演奏時間がそう長くなくても大変充実したものになりますな。でも1時間ちょっとじゃ短いね。やっぱりもうちょっと観たい…というのは人情でしょう。そういう人は12月21日、鹿鳴館のワンマンを観に行きましょね!

ところで…!

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ノンちゃんはこれまで1959、2466等のマーシャルを使ってきたが、1967のお味はどうだったか…。

やはりヘッドルームに余裕がある分、実に音の輪郭がクリアで、音自体はデカいのだが、そうやかましくない非常にまとまったサウンドであった。聴いててとても気持ちがいい…そんな感じ。
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また一歩、神に近づいたノンちゃん。リッチー・ブラックモアのギター・サウンドが出せるのなら悪魔に魂を売ってもいいと言い切る男。これでいいのだ!これがいいのだ!
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三番勝負ももうひとつ。実際には先週末終了してしまったが、これまたすさまじいステージだった!近日レポに乞うご期待!

Concerto Moonの詳しい情報はコチラ⇒Concerto Moon Official Site

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<後編>につづく

(一部敬称略 2012年8月26日 渋谷BOXXにて撮影) 5