RAMBO BLOOD vol.5 ~ Kelly SIMONZ'S BLIND FAITH
『RAMBO BLOOD vol.5』のトリを務めたのは「Kelly SIMON'S BLIND FAITH」。
威風堂々とバンドのロゴ・サインが現れ、壮大なSEが会場に流れ出す。
2015年に発表したBLIND FAITHの『At the Gates of a New World』のオープニング・トラック「The Journey to the Gate」だ。
そしてメンバーが舞台に姿を現し演奏がスタートした!
Kelly SIMONZ
KAZ
Yosuke
Kellyさんはしばらく前にMarshall Blogにご登場頂いたが、BLIND FAITHはナント8年ぶり!
なつかしいネェ、うれしいネェ。
もちろんKellyさんの背中にはMarshallのハーフ・スタック。
「1987」と「1960A」。
その上にはMarshallのポーチ。
ありがたいネェ。
Kellyさんはこのキャンペーンの景品を長年大事に使ってくださっている。
私がMarshallのディストリビューターで仕事をしていた時、年に2回Marshallのキャンペーンを企画していた。
ポーチ、携帯ストラップ、ショルダー・バッグ、サンダル、手袋、リストバンド、扇子、トランプ等々…毎回ないアタマを絞ってこの景品を考えるのが大変にシンドかった。
ケリーさんの「1987」は1973年製。
マスター・ボリュームと何かをバイパスするスイッチが取り付けられている他、スピーカー・キャビネットのアウトプットをひとつ殺してインピーダンスのセレクター・スイッチを新設。
さらに電圧のセレクターも取り払われている。
「1987」は1965年に発売を開始した1959と並ぶ長い歴史を持つモデルで、現在でも「1987X」という型番で製造を続けているのは皆さんもよくご存知のことと思う。
歴史が長いだけに波乱万丈のモデル人生を送っている。
最初のモデルの出力は45Wだった。
それからすぐに50Wとなり、70年代は「JMP」、1981年からは「JCM800シリーズ」として強引にデザインを変更され、1992年からは「1987X(「X」は「リイシュー」という意味)」と呼ばれ、日本では流通していたものの1999年には製造が一時中断された。
そして2002年、Marshallの40周年を記念して「1987X」という名前はそのままに、今度はセンド&リターン回路を搭載して再びデビューを果たし現在に至っている。
コレが「1987」のザっとした歴史。
チョット脱線するが、このMarshallの4ケタのモデル・ナンバーは、当時総販売代理店をしていた「ローズ・モーリス」という会社が、ブランドに関係なく自分たちが取り扱っている商品に連番で割り振っていたことは過去のMarshall Blogで説明した通り。
で、興味本位でこの「1987」の周辺の番号を調べてみたのだが、若い方は1986、1985、1984と続き、1977を除いて1958まで数字が連なっている。
反対の方面は1988、1989、1990と1995まで続いている。
スゴイ勢いでMarshallが新製品を発売していたことが窺い知れるというモノだ。
まずは7/8拍子を織り込んだインストゥルメンタル・ナンバーでケリー節をブチかました!
そしてシンガーが颯爽とステージに姿を現す。
マイクロフォンを握ったのはJinn。
早速ケリーさんとピッタリとイキの合ったところを見せながら歌ったのは上で掲げたアルバムのタイトル・チューン「At the Gate of a New World 」。
どこまでも突き抜ける圧倒的な声!
そのダイナミックな歌声をサポートする側も大いに気合が入る!
続いて飛び出したブッちぎりのハード・ドライビング・チューンはアルバム『Overture of Destruction』から「Road to Ruin」。
Yosukeさんが踏み込む力強いツーバスに…
からみつくKazさんの重低音。
その屈強なリズム隊を得て爆発するJinnさんの超ド級のシャウト!
そして、待ち構えていたかのようにKellyさんが壮絶なシュレッディングでそれを迎え撃った!
「最後まで楽しんでいってください!」
Kellyさん、実はこの日は病み上がり…というよりまだ病み上がっていない状態での登板だった。
が、もちろん最初から最後までそんなことを全く感じさせない熱血パフォーマンスを展開した。
Jinnさんが新曲と紹介した次の曲は「Hold on to Your Dreams」。
ギターから始まる耳当たりのよいマイナー・チューン。
歌メロを丁寧になぞるJinnさんに合わせて…
メロディアスなソロでKellyさんが曲をロマンティックに仕上げた。
そのまま続けて定番の「Toki-No-Kakera」。
猛々しい絶叫を交えたド迫力の歌声で伝統のKellyナンバーを彩るJinnさん。
Kellyさんもガツンといった~!
やっぱりMarshallを普通に使って弾くKellyさんのギターの音こそ「kelly's Guitar Sound」だね。
ココでJinnさんがステージを離れ3人態勢のBLIND FAITHとなる。
まずはサングラスを外したKellyさんがア・カペラのソロ・プレイ。
客席から大きな歓声が上がる。
そういえば前の方のお客さんたちがしゃがんでいたっけナァ。
後ろの皆さんがよく見えるようにとの配慮なのだろう。やさしいね。
だからスタンディングの場合、ライブハウスへの入場は先着順とかチケットの番号順ではなく、冗談抜きに背の順にするべきだと私は思っているのです。
大きな男性の背後で小柄な女性が一生懸命背伸びをしたり、僅かな隙間から舞台を見ようと努めている姿を目にすると本当に気の毒に思うのよ!
そして「Opus #1」に!
この場面でもYosukeさんと…
Kazさんの鉄壁のコンビネーションのリズムが轟きわたる!
Kellyさんは指先に全神経を手中させて自作のスタンダード・ナンバーを弾き抜けた!
ものすごく久しぶりにこの曲を耳にして私もグッときちゃったよ!
Jinnさんがステージに戻ってMC。
自身が属している「ケイオス・コントロール」が新譜をリリースすることを発表。
そして満を持してKellyさんもチェキを導入したことに触れ、各メンバーの活動予定を告知した。
早くもBLIND FAITHの出番も最後のセクションに突入。
まずは「Bound for Glory」から。
中間部のクラシカルなシークエンスがカッコいい!
そして、本編の最後を締めくくったのは「N.W.O.」。
最後もKellyさんの代表曲に気合を入れた演奏で臨んだ4人。
久しぶりに拝見したBLIND FAITHのパフォーマンスはまさに「怒涛」だった!
BLIND FAITHの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website
この日のBLIND FAITHの屋台村。
コレがMCで触れていたKellyさんたちのチェキだ!
アンコールはBLIND FAITHに…
RAZOR HIGHWAYのAkiさんと…
横関さんをお迎えして1曲。
ナニを演奏して盛り上がっているのかというと…KISSの「Rock and Roll All Night」なのよ!
コレは横関さんのチョイスだったんだって!
みんなとても楽しそうだ!
そしてて『RAMBO BLOOD vol.5』大きな歓声を浴びながら幕を下ろした。
<おしまい>
