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2026年9月

2026年9月 4日 (金)

RAMBO BLOOD vol.5 ~ Kelly SIMONZ'S BLIND FAITH

『RAMBO BLOOD vol.5』のトリを務めたのは「Kelly SIMON'S BLIND FAITH」。10v威風堂々とバンドのロゴ・サインが現れ、壮大なSEが会場に流れ出す。
2015年に発表したBLIND FAITHの『At the Gates of a New World』のオープニング・トラック「The Journey to the Gate」だ。20_2そしてメンバーが舞台に姿を現し演奏がスタートした!30Kelly SIMONZ40vKAZ50v2Yosuke60vKellyさんはしばらく前にMarshall Blogにご登場頂いたが、BLIND FAITHはナント8年ぶり!
なつかしいネェ、うれしいネェ。008a0160もちろんKellyさんの背中にはMarshallのハーフ・スタック。65「1987」と「1960A」。70vその上にはMarshallのポーチ。
ありがたいネェ。
Kellyさんはこのキャンペーンの景品を長年大事に使ってくださっている。
私がMarshallのディストリビューターで仕事をしていた時、年に2回Marshallのキャンペーンを企画していた。
ポーチ、携帯ストラップ、ショルダー・バッグ、サンダル、手袋、リストバンド、扇子、トランプ等々…毎回ないアタマを絞ってこの景品を考えるのが大変にシンドかった。80ケリーさんの「1987」は1973年製。
マスター・ボリュームと何かをバイパスするスイッチが取り付けられている他、スピーカー・キャビネットのアウトプットをひとつ殺してインピーダンスのセレクター・スイッチを新設。
さらに電圧のセレクターも取り払われている。
「1987」は1965年に発売を開始した1959と並ぶ長い歴史を持つモデルで、現在でも「1987X」という型番で製造を続けているのは皆さんもよくご存知のことと思う。
歴史が長いだけに波乱万丈のモデル人生を送っている。
最初のモデルの出力は45Wだった。
それからすぐに50Wとなり、70年代は「JMP」、1981年からは「JCM800シリーズ」として強引にデザインを変更され、1992年からは「1987X(「X」は「リイシュー」という意味)」と呼ばれ、日本では流通していたものの1999年には製造が一時中断された。
そして2002年、Marshallの40周年を記念して「1987X」という名前はそのままに、今度はセンド&リターン回路を搭載して再びデビューを果たし現在に至っている。
コレが「1987」のザっとした歴史。
チョット脱線するが、このMarshallの4ケタのモデル・ナンバーは、当時総販売代理店をしていた「ローズ・モーリス」という会社が、ブランドに関係なく自分たちが取り扱っている商品に連番で割り振っていたことは過去のMarshall Blogで説明した通り。
で、興味本位でこの「1987」の周辺の番号を調べてみたのだが、若い方は1986、1985、1984と続き、1977を除いて1958まで数字が連なっている。
反対の方面は1988、1989、1990と1995まで続いている。
スゴイ勢いでMarshallが新製品を発売していたことが窺い知れるというモノだ。90まずは7/8拍子を織り込んだインストゥルメンタル・ナンバーでケリー節をブチかました!100そしてシンガーが颯爽とステージに姿を現す。120マイクロフォンを握ったのはJinn。110v早速ケリーさんとピッタリとイキの合ったところを見せながら歌ったのは上で掲げたアルバムのタイトル・チューン「At the Gate of a New World 」。140どこまでも突き抜ける圧倒的な声!150そのダイナミックな歌声をサポートする側も大いに気合が入る!130続いて飛び出したブッちぎりのハード・ドライビング・チューンはアルバム『Overture of Destruction』から「Road to Ruin」。160Yosukeさんが踏み込む力強いツーバスに…170vからみつくKazさんの重低音。180vその屈強なリズム隊を得て爆発するJinnさんの超ド級のシャウト!190そして、待ち構えていたかのようにKellyさんが壮絶なシュレッディングでそれを迎え撃った!200「最後まで楽しんでいってください!」
Kellyさん、実はこの日は病み上がり…というよりまだ病み上がっていない状態での登板だった。
が、もちろん最初から最後までそんなことを全く感じさせない熱血パフォーマンスを展開した。210vJinnさんが新曲と紹介した次の曲は「Hold on to Your Dreams」。
ギターから始まる耳当たりのよいマイナー・チューン。220歌メロを丁寧になぞるJinnさんに合わせて…230メロディアスなソロでKellyさんが曲をロマンティックに仕上げた。240vそのまま続けて定番の「Toki-No-Kakera」。270猛々しい絶叫を交えたド迫力の歌声で伝統のKellyナンバーを彩るJinnさん。250vKellyさんもガツンといった~!
やっぱりMarshallを普通に使って弾くKellyさんのギターの音こそ「kelly's Guitar Sound」だね。260ココでJinnさんがステージを離れ3人態勢のBLIND FAITHとなる。280まずはサングラスを外したKellyさんがア・カペラのソロ・プレイ。
客席から大きな歓声が上がる。
そういえば前の方のお客さんたちがしゃがんでいたっけナァ。
後ろの皆さんがよく見えるようにとの配慮なのだろう。やさしいね。
だからスタンディングの場合、ライブハウスへの入場は先着順とかチケットの番号順ではなく、冗談抜きに背の順にするべきだと私は思っているのです。
大きな男性の背後で小柄な女性が一生懸命背伸びをしたり、僅かな隙間から舞台を見ようと努めている姿を目にすると本当に気の毒に思うのよ!290vそして「Opus #1」に!
この場面でもYosukeさんと…300vKazさんの鉄壁のコンビネーションのリズムが轟きわたる!310vKellyさんは指先に全神経を手中させて自作のスタンダード・ナンバーを弾き抜けた!
330vものすごく久しぶりにこの曲を耳にして私もグッときちゃったよ!320Jinnさんがステージに戻ってMC。
自身が属している「ケイオス・コントロール」が新譜をリリースすることを発表。350vそして満を持してKellyさんもチェキを導入したことに触れ、各メンバーの活動予定を告知した。340v早くもBLIND FAITHの出番も最後のセクションに突入。
まずは「Bound for Glory」から。360中間部のクラシカルなシークエンスがカッコいい!370vそして、本編の最後を締めくくったのは「N.W.O.」。380最後もKellyさんの代表曲に気合を入れた演奏で臨んだ4人。390   118a0450  410  118a0702 久しぶりに拝見したBLIND FAITHのパフォーマンスはまさに「怒涛」だった!

BLIND FAITHの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website430この日のBLIND FAITHの屋台村。440コレがMCで触れていたKellyさんたちのチェキだ!450アンコールはBLIND FAITHに…460RAZOR HIGHWAYのAkiさんと…470横関さんをお迎えして1曲。480ナニを演奏して盛り上がっているのかというと…KISSの「Rock and Roll All Night」なのよ!500コレは横関さんのチョイスだったんだって!118a0791みんなとても楽しそうだ!490そしてて『RAMBO BLOOD vol.5』大きな歓声を浴びながら幕を下ろした。510<おしまい>

  200_2(2026年7月20日 一部敬称略 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)

2026年9月 2日 (水)

RAMBO BLOOD vol.5 ~ RAZOR HIGHWAY

「RAZOR HIGHWAY」が主催するシリーズ・イベント『RAMBO BLOOD』。
同バンドは他にも『BLOOD BROTHERS』という対バン形式のイベントを運営している。
血、また血。
かなりの確率で「日本赤十字社」とは関係はないと思うのだが、血気溢れるイベントに血道を上げている。
今回もヘヴィ・メタルやハードロックの濃い血脈(けちみゃく)が流れる4つのバンドが集められたので血相を変えてお邪魔して来た。10vRAZOR HIGHWAYの出番は3番目。
客電が落ちてレザハイのマスコット・キャラクターの画像がスクリーンに映し出される。40そして「Under Pressure」でRAZOR HIGHWAY(以下「レザハイ」)のステージがスタートした!50深澤AKI60v田中"OMMY"輝臣(以下「オミー」)70v池田督樹80v「HELLHOUND」の「MOUNTAIN KING」こと山崎隆太。90v圧倒的な音圧でノッケから観客を押さえつける。100オミ―さんが弾くソリッドなリフから2曲目がスタート。110vファースト・アルバム『Grace Through Insanity』から「Hungry for Your Heart」。120親しみやすいサビのメロディが魅力の1曲。130vか~ら~~のギター・ソロ。140オミ―さんはMarshall。
「JCM900 4100」と「1960A」。
もちろん4100のセッティングはマスター・ボリューム「7」だ。150vすると自然にこんな表情で弾くことになる!160v「RAZOR HIGHWAY主催の『RAMBO BLOOD』も今日で5回目になりました。
皆さんへの感謝しかありません!
出演のバンドの皆さんに大きな拍手をお願いします。
今日は後半にスペシャル・ゲストをお迎えしていますからね!
最後までいくゾ~!」170v続いてもファースト・アルバムからのチョイス。180山崎さんと…190v池田さんの鉄壁のリズム隊がバンドをプッシュしまくるドライビング・チューン「Call of the Wild」。200v何度も繰り返される転調の中、ひと際目立つサビのメロディが耳に残るのはこの曲も同じ!
コレが「レザハイ・ロック」の魅力だ。
考えてみると「レザハイ」という略称はお酒の名前みたいでいい感じだね。210池田さんは全編を通してコーラスでも大活躍。220そしてオミ―さんがそれこそ研ぎたてのカミソリのように切れ味の鋭いソロを聴かせてくれた。230v「一緒に歌って欲しいんだ!」とAkiさんが客席に向かって呼びかけた曲はセカンド・アルバム『Flammable Souls』から「Born Crusader」。240レザハイのステージでは毎回きっと取り上げられるミディアム・テンポのヘヴィな愛奏曲。118a0164 オミ―さんのソロがキマって…118a0033Akiさんのリードで客席に「♪ウォウォウォ」と歌声がこだました。255曲が終わるとすかさず山崎さんのドラムスがリズム・パターンを送り出す。270vいよいよゲストの登場だ。
「騒いでくれるとゲストが登場するよ」
というAkiさんの言葉に応えて客席から大きな歓声が上がる。280v「ジェット・フィンガー!」
「横関敦」登場!
横関さんはレザハイのセカンド・アルバム『Flammable Souls』のレコーディングに1曲参加されているのだ。
そして先日、久しぶりにMarshall Blogにご登場頂いたばかり。118a0376Akiさんの「♪オ~、イエ~イ」にギターで答える横関さん。290横関さんを交えての1曲目は「Laughing on the Edge」。300ファースト・アルバムからの1曲。
Akiさんの歌に…310横関さんが当意即妙のオブリガードを放り込んでくる!320横関さんが使用したMarshallは「DSL100H」と「1960A」。340v「♪Laughin on the edge」
ココでも池田さんの強力なコーラスが冴えわたる!350相変わらずのジェットな指裁きで鮮やかなソロを展開する横関さん。360v告知。
この「RAMBO BLOOD」は毎年7月20日の「海の日」に開催していたが、来年は日程をズラすつもりでいるという。
ナンとならば、同じ日に四日市でヘビメタのイベントが開かれるからで、今からスケジュールを空けておくのだそうだ。
ちなみにその四日市のイベントからはまだ声がかかっていない…とのこと。
期待して待ちましょう!118a0300 次…またドカンと来るかと思ったら…370セカンド・アルバムからシットリとした「Love it Bleeds 」を取り上げた。118a0362 横関さんと…390v_2オミ―さんのギター・ソロの競演。400v2人も背後にMarshallを従えて…410情感あふれるメロディの数々を交換した。420物販の案内。
大槻ケンヂさんに「物販がバンドを生かす」という言葉があるそうだ。
ホントにね~、変な世の中になってしまったものだ。
最近はどこのライブ会場へ行っても「アクリル・スタンド」とかいうヤツにお目にかかるが、アレの原材料は「ポリメタクリル酸メチル」というらしい。
その原料メーカーはアクスタの流行で少しは儲かったのかしらん?
三菱ケミカル、クラレ、住友化学、旭化成などだ。
こうした石油化学素材は蒸留塔等の巨大なプラントを必要とするため、資金力のある大企業でないと生産できない。
元がナフサだから大変だろうナァ?
Akiさん曰く…「ホントにこのままではライブの途中にCMが入ってしまうよ!」
そこで出て来たCMソングは…430「♪もしも の時は…」
それはそれできっと「あんしんなライブ」が保障されることでしょう。
最近は「ハズキルーペ」のCMをテレビで全く見かけなくなったが、チョット前まではこの「♪あんし~ん」の攻勢が熾烈だった。
葬儀屋のCMはコレだけでなく、「小さなお葬式」、「よりそうお葬式」、「さがみ典礼」…にわかにはコレぐらいしか名前が出てこないが、ローカル版も含めればものスゴイ数に上るのではなかろうか?
そもそも葬式のCMというのは放送に関する法律でテレビでは流してはいけないことになっていて、昭和60年に解禁されたそうだ。
それが、ココへ来てまたナンだってこんなに盛んにCMが流れているのかというと、競合他社が増えたということもあるが、やっぱり「需要の喚起」が目的なんだって。
「葬儀は家族だけで済ませました」みたいな「家族葬」でシレっと終わらせてしまうケースやそれすら執り行わないことが増えて、ミュージシャンだけではなく葬儀屋も死活問題らしい。
ま、お墓すらなくなる世の中だからネェ。
もしもの時、あなたならどうしますか?Img_7446コレがレザハイを救う品々を展示したこの日の屋台村のようす。20Tシャツもゾロリ!30次もライブでは毎回取り上げられる「89」。440軽快なロック・ビートに乗ってスカっとキメる楽しい1曲。460サビのバッキングのギターがすごく好き。118a0333当たり前のように盛り上がっておいて…470レザハイもうイッパイください!
出番の最後を「In This World」で締めくくる。480今日もハードな中にもポップなセンスを絶妙に盛り込んだ楽しい曲の数々で観客を魅了したレザハイの4人+ジェットフィンガー!490v 500v 510v 520v 550v主催者自らがイベントを大いに盛り上げた!
 
RAZOR HIGHWAYの詳しい情報はコチラ⇒RAZOR HIGHWAY Official Website540<つづく>

 200_2(2026年7月20日 一部敬称略 新宿Wild Side Tokyoにて撮影)