WENDY & FALLING DOVES:BUZZ FACRORY~Let's Rock As One vol.24~
国際色豊かな内容となったイベント『BUZZ FACTORY』のレポート第2弾。
3番目に登場したのはLAからやって来た「FALLING DOVES」。
これまでチープ・トリックやエコー&ザ・バー二ーメン、ガンズ&ローゼズらといったロック・アイコンとの共演を果たしてきた実力派。
1曲目に演奏したのは「She's Gone」。
なるほど自らが標榜する「スタジアム・ロックとサンセット・グラムの電気的フュージョン」とは言いえて妙。
メンバーは…
Christopher Leyva(クリストファー・レイヴァ)
Kaitlynn Harold(ケイトリン・ハロルド)
Pablo Santana Cantua(パブロ・サンタナ・カントゥア)
Jamie Gore(ジェイミー・ゴア)
続いてはケイトリンの歌で「Screaming for Light」。
ベースの弦を指で軽く叩くように弾きながらアンニュイなイメージで歌うスタイルがカッコいい。
リード・ギターのパブロはWENDYのPaulさんのMarshall「JCM800 2203」を拝借してプレイ。
キャビネットは「1960A」。
この方、ミドル・ネームを「Santana」さんとおっしゃるが、ご想像の通りこの「サンタナ」は「カルロス・サンタナ」の「サンタナ」さん。
甥っ子さんだそうです。
カルロス・サンタナには「ホルヘ」という弟さんがいらっしゃって、70年代の前半にサンフランシスコを拠点に「Malo」というバンドをやっていたハズだ。
調べてみるとそのジジイ記憶は正しく、その後Maloは再結成をして現在も活動を続けているようだ。
Marshallサウンドでガンガン弾きまくってくれたパブロ。
短いMCをはさんで3曲目は最新アルバム『37 Aighburth Drive』収録のシングル曲「Slowly」。
曲はゼンゼン「Slowly」ではなく、ストレートなロック・チューンに乗ったギター2人のアンサンブルでドンドン盛り上がっていく。
前作『Darker Side of Blue』から「Sober」。
クリストファーと…
ケイトリンが歌い分けるヴォーカルズが雰囲気満点!
パブロはアコースティック・ギターに持ち替えてソフトに、そしてソロ・パートでは激しく2人の歌を包み込んだ。
ちなみに「sober」とは「素面」という意味ね。
MCでクリストファーがロサンゼルスという街の魅力を語って続けた曲は「City of Dreams」。
ギター・ソロにも情感がこもる!
雰囲気が替わって「Into Psychosis」。
ケイトリンのパワフルな歌声が響く!
ギター・チームも膝を折って向かい合いエキサイト!
2025年のアルバム『Darker Side of Blue』のタイトル・チューンが続く。
パブロのソロが炸裂して…
ココでもギター2人が激突!
2人とも革ジャンを脱ぐ素振りすら見せない。
コレはFALLING DOVESのひとつの信念なのか?
クリストファーがこのイベントに参加したことに対する感謝の言葉を述べて最後の曲に取り掛かった。
FALLING DOVESの出番の最後はアルバム『Mirrors & DreamWaves』から「Paris」。
短いながらも自分たちの音楽を明確に打ち出した4人!
FALLING DOVESの詳しい情報はコチラ⇒Official Website
はい、転換お願いします。
1974年に「ダブ(The Dove)」という映画が公開された。
中学1年生だった私は「『ダブ』って一体ナンだろうな?」と思って意味を調べたことがあった。
映画では主人公が世界一周を試みるための1本マストのヨットの名前なんだけど、「dove」という英単語が「鳩」を意味することはこの時に初めて知った。
ん?英語で鳩といえば「pigeon(ピジョン)」じゃないの?と少々納得がいかなかったが、52年も前のこと、「インターネットでひと調べ」などということは当然不可能だったのでそのままになっていた。
どう違うのか?
「dove」はよくお祝いの式典などで使われる白く小さな鳩で、「鳩は平和の象徴」となるとコチラを指すらしい。
一方の「pigeon」はそこらの地面を嘴で突っついている普通の黒っぽいヤツ、いわゆる「土鳩」のことなのだそうだ。
ところで、一体どういう経緯でこの土鳩なるモノが存在しているのか?
吉村明先生の『鳩』という短編小説を読んで知ったことなのだが、土鳩は伝書鳩のレースで帰巣できなかった鳩…すなわちレースの落伍者やその末裔なのだそうだ。
「どんだけレースをやってんのっ?」と思わざるを得ないぐらいスゲエ増えたものだ。
ちなみに上野に「一般社団法人 日本鳩レース協会(Japan Racing Pigeon Assn.)」という施設がある。
やっぱり「dove」ではなくて「pigeon」なのね。
決して私に鳩の興味があるワケではなく、偶然見つけただけなのだがやはり屋上が鳩舎になっていたことは確認してある。
鳩の帰巣本能の優秀性はよく知られているところだが、第二次世界大戦中、イギリス軍は正式な通信手段として鳩を使っていたんだよ。
向島の「鳩の街」についてはまたいつか別の機会で触れることにしましょう。
はい、次のステージの方もそろそろ準備が出来たようだ。
4番目に登場したのはWENDY。
スリリングなキメのイントロからまずは「SCREAM」。
Skye McKenzie
Paul
Sena
サポートで大桃俊樹。
モモさん、お久しぶりのご登場!
凄まじいパワーでしょっぱなからテンション上がりまくり!
ああ~ピュアでストレートな「ロック」を感じるわ~!
続けてPaulくんのリフから「Pull Me In」。
PaulくんはMarshall。
今日は愛用の限定生産「JCM800 2203」のフル・スタックからヘッドだけ持ち込んでいる。
ハードな曲調にSkyeくんのシャウトが実によく映える。
「このままいっちゃっていいですか?」とさらに曲をつなげる。
Senaくんが繰り出すイキのよいプリミティヴなビートはボ・ディドリーを彷彿とさせる。
曲は「Pretty in Pink」。
贅肉を限界までそぎ落としたかのようなシャープなサウンドが素晴らしい!
ロックはコレでいい!
「こう見えて日本語しゃべれるんですよ。皆さん、楽しんでますか?」と挨拶をはさんでシングル曲の「Take Your Time」。
テリーを手にしたSkyeくんが様々な表情を見せる曲を巧みに歌い上げた。
そのまま続けて「Sweet Temptation」へ。
「ありがとうございます。改めまして、WENDYです!
今日はメチャクチャ楽しい!WENDYを初めて観たよって人はどれくらいいます?
ガンバっているので応援よろしくお願いします!」
バンドの「パパ的存在」である大先輩のモモさんを引き合いに出してバンドの平均年齢の話で盛り上がる。
WENDYの3人は22、23歳だからね。
MCの後はこのイベントのひと月前にシングルで発表した新しい曲「Tatoo」を熱演。
そして早くもWENDYの出番もいよいよ終盤さしかかる。
ココからがスゴかった!
「Devil's Kiss」でみんなでジャンプをして…
WENDYの最初のシングル曲「Rock n Roll is Back」へとつなぎ…
キラー・チューンのひとつ「Born to Run」でステージを締めくくった。
ん~、もっと観たい!
WENDYの詳しい情報はコチラ⇒WENDY OFFICIAl SITE
<つづく>
