クレイジー★フェストー EXTRA-17ー~ValhallA
『クレイジー★フェストー EXTRA-17ー~ValhallA』の第3弾は7番目に登場したValhallA。
Marshall Blogには今年の6月に続いて早くも2回目のご登場となる。
ステージに4人が上がり、「V-a-l-h-a-l-l-A」とバンド名のスペリングを読み上げるアナウンスで演奏がスタートした。
VanillA
ITARU
RUI
今回のドラムスはMAKI。
1曲目は「DARK SPIDER」。
爆発的なドライビング・ナンバーだ。
RUIさんのゴリゴリのベース・ソロに…
MAKIさんの疾走感溢れるドラムスが重なって…
ITARUさんのソロが続く!
クールなVanillAさんの熱唱で…
早速にValhallAの世界を作り上げた。
「ValhallAです!
熱い夜にしようぜ!お前らイケるか!
イケるかッ!
赤羽、ブッ飛ばしていくぞ~!」
と、VanillAさんの喝が入ったところで2曲目はドアタマからITARUさんのギターの轟音が鳴り響く。
これまた炎のドライビング・チューン「MARIA」。
サビのメロディがとても印象的な1曲。
「ギター、ITARU!」
VanillAさんの掛け声を伴ってギンギンなソロを展開するITARUさん。
ITARUさんのギターに張られている8本の弦をどれもバランスよく鳴らしているのはもちろんMarshallだ。
「DSL100H」と「1960A」の組み合わせ。
ITARUさんは「いつもできればギターは直でMarshallにつなぎたい」と言ってくれるほどの「音質ファースト」のギタリストだ。
今日もチャンとフロント・パネルにギターをインプットして最高のサウンドを聴かせてくれた。
この曲、エンディングの直前に一度だけ出てくるパート、つまりコーダのパートがあって、それが曲を大変ドラマティックに仕上げている。
とてもいいアイデアだ。
矢継ぎ早に次の曲。
同期のサウンドをバックにVanillaさんがジックリと歌い込む。
すると曲は一転。
怒涛のメタル・ナンバーと化すのは「RED TEARS」。
ココでもITARUさんの必殺のギター・ソロ!
ステージ中央で思う存分弾き狂ってくれた。やっぱりこうしてチョイと低めにギターを提げて、長髪を振り乱して弾く姿ってのはいいもんだね。
問答無用でカッコいい。
ステレオタイプでもなんでもない…コレが「ロック」という音楽の「定理」のひとつだと思うから。
それをバック・アップするリズム隊の2人。
まるで急坂を猛スピードで転がり落ちていく巨大な岩石のかたまりのようだ!
曲はクライマックスに向かって突っ走り、意表をつくエンディングで幕を下ろす。
「明日のことは考えるな~。
オマエラ全員、アタマ振れ~!」
当然のごとくまたしても疾風迅雷ナンバーの「月桜」。
「ベース、RUI!」
「ギター、ITARU!」
「ドンドン、アタマ触れ~い!」
自分はほぼ不動のままにもかかわらず、やたらとお客さんに頭を振らせる。
そんなクールなところがまたカッコいいのだ。
「11月15日、ValhallA周年ワンマンを高田馬場CLUB PHASEで開催します。
配信ライブになると思うのでみんなよろしく!」
と、単独公演『序章の夜』を告知して…
「イケるか!
イケるか!
イケるか!
アタマ吹っ飛ばせ~!」
と、強力なアオリが入った次の曲は「FEATHER」。
「アタマ振れ~!後ろも振れ~!」
もちろん客席の皆さんは歯を食いしばってグルグルと頭を回していらっしゃいます。
ITARUさんの弾くリフと…
MAKIさんのツーバスが粒立ち良くキレイにシンクロする様が何とも気持ちよい。
熱唱の合間にメンバーの名前を叫ぶVanillAさん。
「ギター、ITARU!ベース、RUI!」
するとITARUさんのソロが炸裂!
RUIさんがヘヴィな低音でバックをつけた。
意外な「ピカーディ・ケイデンス」…マイナー調の曲がメジャーの和声で締めくくられる手法ね。
このチームにはエンディングが凝っている曲が多く、まさにどれの曲も最後まで聴き逃すことができない…って感じ。
「終わりよければすべてよし」なんだけど、「最初もよいから全部よし」だな。
残すところあと2曲。
「♪燃やせ~!燃やせ~!」とVanillAさんが歌う「FIRE EYES」。
抜けまくるMarshallと8弦ギターを武器にトコトン攻めまくるITARUさん。
やっぱりチャンとフロント・パネルにケーブルを挿して使ったMarshallは無敵だわ。
ITARUさんやRUIさんとは対照的に激しいアクションをするでもなく、マイクを握ってまるで司祭が説諭を説くようにひたすら歌い続けるVanillAさんもスゴイ個性の持ち主だ。
オラオラオラオラ~!ナンカますますパワー・アップして来たぞ!
「ラスト行けるかい!ラスト行けるかッ!かかって来い!」
最後の1曲は「REQUIEM」。
4人が重戦車のように客席に向かって爆音を発し続けはハードに出番を締めくくった。
ValhallAの詳しい情報はコチラ⇒Official Xまたは NML.japan official
ValhallAの屋台村のよす。
ん?「無償配布」?
チッ!もらい忘れた!
<つづく>
