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2024年2月 5日 (月)

D_Drive 居酒屋でぃ~どらいぶ in 本八幡<前編>

 
今日は久しぶりに本八幡のRoute FourteenからD_Driveの人気企画『居酒屋でぃ~どらいぶ』のレポート。
Route Fourteenはお店の方々がすこぶるご親切で大変に居心地がいいものだから「ホーム感」が極めて強い。
まるで実家に帰って来たような雰囲気が久しぶりにお邪魔したという感覚を鈍らせるが、「マー索くん」で調べてみると2023年2月28日以来、11ケ月ぶりだった…エエエ!約1年もご無沙汰だったのか!
父のお墓があるので市川までは時々来ているんだけどね。10vしからば『居酒屋でぃ~どらいぶ』となるとどうだ?
これも「マー索くん」を使って調べてみた。
前回Marshall Blogでレポートしたのは2019年11月20日のステージだった。
当然コロナの前。
下はその時のもよう。
4年2ヶ月前…こうして見るとほとんど変わらないけど、コロナのせいで日本のロックを取り巻く環境は大きく変わってしまった。11「居酒屋」といえば、もうひとつ。
この「居酒屋」もなつかしい。
6年チョット前、SeijiさんとYukiちゃんはこの時パシフィコ横浜で5,000人の観客を前に「The Last Revenge」を披露した。12全国の居酒屋さんが参加した『居酒屋甲子園』という大イベント。
接客クォリティの向上に対する意識やノウハウを競うコンペティション。
参加チームのひとつが「『おいしかった』より『楽しかった』を!」というスローガンを控室で盛んに唱えて練習していたのがとても印象的だった。
ま、「おいしく」なきゃ「楽しく」ないんだろうけどね。13おいしくて楽しい『居酒屋でぃ~どらいぶ』の余興のステージのようす。20vステージ上手から…
SeijiさんのMarshall。
30vChiikoちゃんのNATALドラムス。
50ひとつ飛ばして…ToshiくんのEDEN。40v今ひとつ飛ばしたYukiちゃんの今日のMarshallはコレ。
前日のステージで愛用のBlue Rosesにトラブルが発生したため急遽JVM410の既製品のハーフスタックを用意した。60v今日の1曲目は「GEKIRINー逆鱗ー」。
ドロップDコーナーからのスタートだ。70Seiji80Yuki90vToshi100vChiiko

Img_8702 満席の居酒屋エリアのお客さんの目の前でノッケからエキサイティングなパフォーマンスを披露。1202曲目はガラっと替わってSeijiさんのギターのストラミングから「Gradation」。130_grポップな展開の中にキリリとしまったハードさんが宿るD_Driveならではの1曲。140vスムースなステージ運びで久しぶりの『居酒屋でぃ~どらいぶ』が始まった!150「皆さんこんにちは、D₋Driveです!よろしくお願いします!
本八幡ルート14、久しぶりの『居酒屋でぃ~どらいぶ』でございます。
お食事はもちろん、後ほど『セッション・コーナー』がありますので色々とお楽しみ頂きたいと思います。
皆さん飲んでますネェ、いいですネェ。
今日は最初に1時間くらい私たちが演奏して、その後にセッション・コーナーがあって、また私たちが演奏する…という流れになっております」
160「セッションの皆さんの出番の順番は私たちの方で決めさせて頂きました。
もう発表しておいた方がいいですか?
心の準備もりあますからね」
Yukiちゃんが早くもそのセッション・コーナーで登壇される6名の皆さんを紹介した。
170v「パート別とか、いろいろ曲が重ならないようにとか。そういうのを考えて構成しました。
テンポを落として欲しいとか、途中までしか出来ないとか全部アリにしています」Img_8643_2 「では、まだまだ我々の演奏を続けますので、セッションにご参加される皆さんは緊張しつつ待っていてください。
でもネ、ご覧の通りD₋DriveRさんが集結したアットホームな空間ですので思う存分に楽しんで演奏して頂ければと思います。
本日も最後までよろしくお願いします!」0r4a0121『DYNAMOTIVE』から2曲。
まずはSeijiさんが弾くあのラジカセでギターを弾いたサウンドから「古き良き街(I Remember the Town) 」。180v_it中間部ではみんなで手拍子。
今日はさっきの「Gradation」と手拍子曲が並びましたな。
190ま、「居酒屋」と来りゃ手拍子のひとつも揉みたくなるわな。200Seijiさんじゃないけど、本当に最近は昔のことが懐かしくなっちゃってネェ。
「そういえばああだったとか」、「アソコはこんな風になっていた」とか…。
コレも歳を取った証拠なんでしょうけど、二度と戻って来ないその時の雰囲気や光景を思い出すことは実に楽しいし寂しいナ。205ChiikoちゃんのカラのドラムスにSeijiさんが弾くカセット・リフが乗っかって来るところが何ともカッコよろしい。210『DYNAMOTIVE』からのもう1曲は「Get Away」。220問答無用で突っ走ることを曲作りのテーマに据えたYukiちゃん作のドライビング・ナンバーだ。0r4a0087 で、思いっきり突っ走った!230vYukiちゃんの華麗なプレイの見せどころ!
こうした演奏もチャンとしたMarshallの真空管アンプを使っているからこその話し。
最近、フロア・タイプやデジタルのプリアンプとライブハウスにあるMarshallのパワー・アンプだけを使って高校の文化祭の時のような音で弾いているギタリストを見かけるけどモッタイないね~。
特にどうしても音の線が細くなってしまう女性ギタリストこそ真空管で駆動させるアンプ内のプリアンプを使って太い音で弾くべきだと思うけどネェ。
その音違いはYukiちゃんのギターを聴けば一発でわかる。
Yukiちゃんは他の現場でもJVMをフルに使ってくれているけど、「やっぱり音が太い!」とおホメの言葉を頂戴しているようだ。
当然のことでしょう。
Marshallだってバカじゃない…60年も真空管のアンプを作っているんだから!
そのプリアンプを使わないなんて宝の持ち腐れですよ。
重いのはゴメン。そりゃ軽い方が取り回しが楽だわナァ。
デジタルだのAIが出て来て「音が良い」より「目方が軽い」アンプが「いいアンプ」になっちゃった。
真空管アンプが重いのは「Transformer」という鉄のカタマリが2個はいっているからで、コレがないと本当にいい音が出ないのよ。
「音」を採るか、「楽」を採るか…2つつなげりゃ「音楽」になるけど、両方同時に手を入れることはできないのだ。240このセクションを締めくくったのは「Mystery Zone」。340_rb『DYNAMOTIVE』からこうした初期のレパートリーに戻ると…250v_mz15年もの長い歴史を感じるネェ。260vそして、こうして曲が新鮮なままに残っているところがスゴイ。270vひとつには「歌詞」がないおかげだろう。
でも「歌」があるから曲がいつまでも輝き続けているのだ。
280v「さてさて、早いもので残すところあと3曲でセッション・タイムになります」
ココでYukiちゃんが前日のダブル・ヘッドライナー・ライブで発生したアンプのトラブルを説明して代品を用意した私に謝辞を送ってくれた。
イエイエどういしたしまして、それが私のお仕事ですから!
310v「ナンや、ココ最近のライブの中で今日は一番ガヤガヤしてますね!
ガヤ最高~!」Img_8670 「今日はもう新年会みたいなノリでいいと思います、ホントに!
関西では『新年会ライブ』っていうのをやったんです。
関東ではやっていないので今日がその『新年会ライブ』のようなモノだとボクは思ってます。
ホントに楽しんでください!さらけ出してください!」320v_2 「ほんなこんなで、前半の残りの曲をもう演っちゃっていいのかな?
チョット進行が早かったかな?
1時間の予定だったんですけど、まだ30分しか経っていないことに気がついたんですよ!
曲を増やせばいいって話かな?」300v前半の残り3曲。
まずは「Runaway Boy」。
340_rb_2『DYNAMOTIVE』には収録されているものの、コレも極々初期のレパートリー。
Chiikoちゃんと…350vToshiくんが生み出すゴキゲンなロック・グルーヴはバツグンの気持ちよさ!360vそして『DYNAMOTIVE』収録のキラー・チューンのひとつ「だるまさんは転ばない(Red Light, Green Light)」を続けた。370_rlglスリリングな曲の展開に客席の熱気がますますアップしていく。380連続3曲の最後は「Drive in the Starry Night」だった。390_disnこの後は楽しいセッション・コーナー。
久しぶりだでね~。
その前にガッチリと気合の入ったパフォーマンスを見せてくれた4人であった。400 410 420 430vもちろん「スターリー・フォーメーション」もバッチリ!
これにて前半終了。
レポートの<後編>はセッション・コーナーからだよ!
出演された皆さんは記事拡散の準備をお願いします!
 
D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Website440<後編>につづく
 

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200 (一部敬称略 2024年1月28日 本八幡Route Fourteenにて撮影)