The Good-Bye 40th Anniversary Concert Tour<後編>
The Good-Byeの40周年を記念するコンサートのレポートの<後編>。
「今日は80点の出来だった」と自ら評価評した衛藤さんの歌とウクレレをフィーチュアしたコーナーが無事終了したところ。 「さぁ、重い空気になったところで…チョット気分を変えていきましょう。
『衛藤浩一コーナー』があったので、ココで加賀八郎の歌を歌わないと…。
加賀八郎のデビュー曲を歌ってみたいと思います」アコースティック・ギターを弾きながらヤッチンが歌ったのは「Going Home」。
下は2013年1月6日のヤッチンのバースデイ・ライブ。
この時はヤッチンがウクレレを弾いて、加賀さんが熱唱してくれた。まさにヤッチンの心がこもった温かい歌声。
「スンスン、スンスン」…客席のそこら中でファンの皆さんが涙を流していたので、私もついもらい泣きをしそうになってしまった。続いて「LOVE」。
衛藤さんのドラムスもあったか~。
この日、和佐田さんが弾いていたプレシジョン・ベースが加賀さんの愛器だったことが後に紹介された。
ヤッチンのライブでも時折取り上げられる「浪漫幻夢(Romantic Game)」。
サビで転調してガラリと場面を変える展開はいつ聴いてもゾクっと来るね。
ギター・チームもガッツリとフィーチュア。
さぁ~、ますますノッて来たぞ~!
続いて「Go to the ぱらだいす」。 衛藤さんのサンバ・ビートにのってメンバー紹介。
皆さんお待ちかねの「コール&レスポンスに参加してキミもThe Good-Byeのメンバーになろう!」のコーナー。
「それではボクが質問したことに当てはまる人は大きな声でボクに続いて『イエーイ』で返してください!
13年間休んでいた期間もあるんですが、The Good-Byeは今日40周年を迎えました。
今日初めて生でThe Good-Byeを観る方いらっしゃいますでしょうか?
イエーイ!」もちろん会場は大興奮!
そしてみんなで「♪ラ・ララララ~」と楽しく合唱して会場の全員がThe Good-Byeとなったのであった。
衛藤さんのドラムスから『SPECIAL TAHNX』収録の「ちょっと待って」。
ヤッチンはほぼギターに徹する。
ヤッチンのギターを鳴らしているのはMarshall。
向かって左はMarshallのフラッグシップ・モデルJVM410Hと1960A。
右は世界中で大ヒットしている「STUDIO CLASSICシリーズ」のSC20Hとスピーカー・キャビネットのSC212。姿を消していたsourcesのヴァイオリンの2人が毎回「♪ちょっと待って」のパートでステージそでからものすごい勢いで飛び出して来るのはこの曲の見どころのひとつ。
ヤッチンがステージ・フロントに歩み出て「めちゃくちゃロックンロール」。
インパクトの強いタイトルだナァ~。この曲でもヤッチンはギターに専念して…いよいよクライマックス!
「さぁ~、みんなでさらに盛り上がっていきたいと思います!
次の曲は一緒にタオルなど握りしめてください!」
…とヤッチンが言う前から前の方の席のお客さんはもうタオルを取り出しているんだよね。
ナンでわかるんだろう?
いつも不思議に思うんだけど、それが「ファン」というモノなんだろうね。もちろん曲は「YES! YES!! YES!!!」。
ショウは最高潮!
衛藤さんと野村さん…添田啓二さん…
和佐田達彦さん…
加賀谷綾太郎さん…
日高隼人さん…
そして野津永恒さん…
最高の演奏を聴かせてくれたメンバー全員「ナイス!」。
本編の最後を飾ったのは「♪ユー!」。
曲は「悲しきRADIO GIRL」。衛藤さんが叩き出すドライビング・ビートに乗って40周年記念コンサートの本編は華々しいフィナーレを迎えた。
「ありがとうございました!」
当然アンコールの嵐!
そして、メンバーがステージに姿を見せると大歓声が沸き上がった。「皆さま、最高の時間をどうもありがとうございました。
お陰さまで40周年を記念するライブを無事に終えることができました。
今日初めてThe Good-Byeを観たという方もたくさんいらっしゃって、13年間のお休み期間がありましたものの40年にわたって活動をしてまいりました。
今みたいにSNSが発達する前はなかなかThe Good-Bye情報が届かない方も多かったと思うんですが、ナゼか最近『そういえば昔The Good-Byeってのがいたよな』みたいな…そうやって結構検索してくださる方が多いんです。
それでYouTubeで最近The Good-Byeを見て、ライブにお越しくださる方も多いんですね。
その一方では40年も演っていてThe Good-Byeの活動を知らない方もいらっしゃるのかと思うとまだまだガンバらなくてはいけないなと思います」「でもね、デビューした頃は40年後にこんな楽しい音楽が出来てる…なんて想像もしませんでした。
それも本当に根強くガンバって応援し続けてくれたみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます!
1983年デビューですよ…80年代にはたくさんのアーティストやタレントやアイドルがいる中でよくぞThe Good-Byeを選んだよね~」「今回、40周年の感謝の気持ちを込めて自分たちで全てレコーディングし直したベスト盤を出しました。
昔の音源をそのまま集めているワケではありませんので、よろしかったら今のThe Good-Byeをゼヒ聴いてやってください。
シングルのA面曲は入っていません!」 …とご挨拶をしてアンコールの1曲目に突入した。
ヤッチンがステージ中央でスポットライトを浴びる。
大歓声!「エ?ナ~ニ?」と大歓声に応えるヤッチン。
まずは6人で「気まぐれOne Way Boy」をプレイ。
1983年のデビュー曲。メンバー全員が今日のイベントTシャツにお召し替え。
「♪Rock' tonight」…1983年というと私は大学3年生で、ジャズに狂っていた時分だったけど、この曲の冒頭はと~てもよく覚えている。
それほど頻繁に耳にする機会が多かったんだね。最後はsourcesの弦チームも加わり…
オールキャストでにぎにぎしくショウを締めくくった。
曲は「祭り気分でTake a Chance」だった。
こうしてアンコールを含め全23曲を演奏。
セットリスト、パフォーマンス、トーク、すべてのバランスが取れた素晴らしいロック・ショウだった!メンバーがステージを去り、客席の照明が点いても席を離れようとするお客さんがひとりもいない。
直前までメンバーが立っていたステージを凝視し、余韻を噛みしめながら、会場に流れるThe Good-Byeの曲を共に歌っているのだ。
皆さん、The Good-Byeファンでヨカッタね~!40周年おめでとうございました!
次はいつかな?
45周年は間違いないだろう。
とても楽しみにしています!
曾我泰久の詳しい情報はコチラ⇒soga21.com
☆☆☆Marshall Blogからのお知らせ☆☆☆
Marshall Blogの索引『Marshall Blog INDEX』を作りました。
通称「マー索くん」。
過去2,200本に上る記事のタイトルすべてをアーティスト順やカテゴリー順に並べ、リンクを施しました。
ヤッチンやThe Good-Byeの過去の記事も一発検索!
また調べごとに利用するもよし、マーブロ・サーフィンするもよし、ゼヒご活用ください!
マー索くんはコチラからどうぞ⇒Marshall Blog INDEX
このMarshall Blogからも直接移動できます。
左の列から行~っちゃって。
☆☆☆Marshall Music Store Japanからのお知らせ☆☆☆
良質な曲とメチャクチャ高い演奏性を誇るイギリスのトリオ、Press to MECO。
いいバンドだよ~!
<Familiar Ground>
<Here's to the Fatigue>
<A Quick Fix>
Marshall Recordsからのファースト・アルバム『疲労乾杯』絶賛発売中!
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
レコードもあり〼。
お求めはコチラ⇒Marshall Music Store Japan
Marshall Music Store Japanでお買い上げのお客様にはMarshall特製スクエア・ロゴ・ステッカーを3枚プレゼント!