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2023年10月26日 (木)

様式美大作戦2023~APHRODITE EXTRA

 
ようやく中盤に差し掛かった『様式美大作戦 2023』。
なんて濃いイベントなんだ~!
ん?…この告知バナー、岡垣さんが出演するバンドのロゴ・サインは赤、それ以外は白になっているんですな?
今気がついた。
10vさて、勇猛なSEが会場に流れる中、真ん中の3番手で登場したのはAPHRODITE EXTRA。
いよいよその「Jill総統」のお出ました!20岡垣"Jill"正志30荒木真為40v関勝美50v堀江睦男60vそして、今回のEXTRAで迎えたギタリストは藤本泰司。
70v泰司さんは超お久しぶりで、今はもう見ることができない昔のMarshall Blogに一度ご登場頂いたことがあった。
2008年6月のことだから、もう15年も前のことになる。
『東京ギターショウ』というイベントで、当時発売されたばかりのランディ・ローズのシグネチャー・モデル「1959RR」のデモンストレーションをお願いしたのだ。
下の2枚の写真はその時のようす。
80v「1959RR」は当時Marshallに在籍していたエンジニアのダニー・トーマスがカリフォルニアのランディの実家に飛び、実際にランディが使っていた1959のパーツのひとつひとつを精査して、それを忠実に再現したモデルだった。
このイベントの時の演目は当然BLIZZARD OF OZZ。
泰司さんには正真正銘の「アンプ直」で弾いて頂いた。
当時のMarshallがランディのリクエストで施した改造により、いくらマスター・ボリュームっぽい機能が搭載されていたとはいえハイゲイン・モデルがこの世に登場する前の仕様だからして、「歪む」といっても今のアンプみたいに盛大に歪むワケではなかった。
ところが泰司さんは見事にアンプ直でBLIZZARD OF OZZを弾き切ってくださったのだ!
スゴイ演奏だった。
90v
APHRODITEは幾度となくMarshall Blogにご登場頂いているので「人形愛」や「詩人シャロ―」などのレパートリーはおなじみだ。
今日のAPHRODITE EXTRAの1曲目は「Before the Dawn」。
問答無用で猛進するドライビング・チューン。
100v泰司さんのソロ。
ノッケからMarshallサウンド炸裂!110本日、大活躍のJCM2000 DSL100と1960A。120v迎え撃つ岡垣さん!
こっちのチームにはレスリーが付いているぞ!130v「こんばんは!APHRODITE EXTRAです!」
拳を上げて観客をアオりながら2曲目に突入する真為さん。
150vアニかつさんのベースがうねるミディアム・テンポのパートから…
160v岡垣さんのオルガンを巻き込みながら急速調にテンポ・チェンジ!
170vスリリングな2曲目は「Worship」。
2019年にリリースしたAPHRODITEのアルバムのタイトル・チューン。140泰司さんのソロから…190v岡垣さんの好みが一発で判明してしまうアンサンブル・パートへ。
ああ、こういうのを耳にするとホッとするわい。0r4a0360 「ありがとう~!こんばんは!
改めましてAPHRODITE EXTRAです!
実は今、APHRODITEは活動を休止しているんですね。
2019年末に『Worship』というアルバムを発表したんですが、2020年以降不思議なことが色々起こってしまい、東京でレコ発ができなかったんです。
そして今回この目黒鹿鳴館でライブをするということになりました。
最後にAPHRODITEでコチラにお邪魔したのが2019年だったので4年ぶりになります」
エエ!アレからもう4年か…コロナの前だから当然か。
その時のようすはコチラ
  ↓   ↓   ↓
【Marshall Blog】Metal総進撃Vol.2~APHRODITEの巻

200vココで泰司さんをご紹介。
「世の中がコロナ禍になってしまって、オレの音楽人生が一気に止まってしまいました。
3年間で6本か7本のぐらいしかライブができなかったんです。
そして今日…チョット系統が違っていたりもしますが、元々オレはこの音楽のスタイルにいた人なんだよね?
ナンカ前はピロピロやっていた気がする」230v「今日はピロピロやってもらわないとお客さんが…。
泰司くんも色々やっていますけれども、やっとこっちの世界に戻って来ましたね?
ピロピロやる気になってきたかな?
今日はそんな泰司くんと久しぶりに演るので皆さんお楽しみください。
よろしくお願いします!」210v堀江さんのスネア・ドラムからスタートするのは『Worship』に収録されている「Long Live the Dead」。240v_lldこの岡垣さんの弾くフレーズ!
この曲はAPHRODITEのステージには欠かせない「定番中の定番」と言ってよいだろう。
イヤ~、初めて聴いた時にこの岡垣さんのキーボーズが耳にこびり付いたのよ。250vどこまでも届く伸びやかな声で熱唱を続ける真為さん。260泰司さんとのコンビネーションもバッチリだぜ!
300岡垣さんのシンセによるソロ。270vそこににじり寄る泰司さん。280スリリングなバトルだ!
やっぱこうこなくちゃね!
290v「Long Live for the Dead」を意外なピカルディ・ケーデンスで〆てホッとしたのも束の間、今度はミディアム・テンポなヘヴィなヤツ。310_sofsコレも『Worship』収録の「Song for Silence」。320ココでも激しい歌声を聴かせてくれる真為さん。
真為さんってどんなに激しく声を張り上げてもピッチをハズすことがないんだよね。
いつも音程が完璧なの。330エキゾチックなフレーズを出し合うギターとキーボーズの2人。340vコチラもとてもいいコンビネーションではありませんか?
380チョット雰囲気を替えて「Heal Your Heart」。350_hyhん~、いかにもMarshallのサウンドでメロディアスに弾くソロ。
いいナァ。370v泰司さんのソロの間、ステージ前で徹底的にアグレッシブなベース・ラインをブチ込んだアニかつさん。
360v「アッという間に我々の持ち時間はあと1曲となりました。
アルバムには、自分で言っちゃあイケませんけど良い曲が詰まっていますからね。
2019年末に出して、お陰様で大阪の方ではライブを続けることが出来たんですが、なかなか東京に来ることが出来なくて、今日ようやく皆さんに『どうだ!』って言う機会が作ることが出来て私も胸がいっぱいです。
本当にこの何年間、皆さんにも色々あったと思うんですが、こうしてまた同じ空間でデカい音を浴びて楽しむことが出来て本当にうれしいです。
ありがとうございます。
ハッキリ言ってAPHRODITEの未来はどっちだ?って感じなんですけど…先生、どうですかね?」
390v「そうなんですよね…。
ナンカ、泰司くんはもうすっかりメンバー感が出ていましたよね。
彼と演っていて非常に楽しいです。
昔ね、Terra Rosaの時も世田谷の方でギターを代わりに演ってもらったことがあったんです。
テラローザで唯一の関東のギタリスト」
410「やっちゃおうかな…。
(観客から歓声が上がる)
そうでしたね…あの時は司会がせんだみつおさんだった。
そうか…Terra Rosaで唯一の東京ギタリストだったんですね?」400v「それではあと1曲!。
皆さんに『ウォ!ウォ!ウォ!』と叫んで頂きたいところがあります。
よろしかったら、参加してください!
『頭をふるぞ!』っていうところもありますのでよろしく!」450v最後に演奏したのは「Nauseous」。
「nauseous」とは「不快な」とか「胸がむかつく」みたいな意味。0r4a0313 出番の最後を飾ったのは「胸がムカつく」どころか「胸がスカっとする」ドライビング・ナンバーだ!470v重戦車のように突進するリズム隊の2人。
520もちろんギター・ソロも大フィーチュア。480vココでも2人のスリリングなバトル!490お客さんをアオりながら最後まで鉄壁の歌声を弾けさせた真為さん!500v当然、岡垣さんは猛烈に愛器を前後に揺さぶりエキサイトぶりをアッピール。495ヘドバンもバッチリとキマって…510岡垣さんのコレ!
「♪グバ~」とやってくれた!530コれにて東京でのレコ発完遂!
そして、『様式美大作戦 2023』は今、中盤が終わったところ。
 
APHRODITEの詳しい情報はコチラ⇒Masashi "Jill" Okagaki Official Website540<つづく>

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200 (一部敬称略 2023年9月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)