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2023年8月24日 (木)

GATHERING THE FORCES~CALAVERASの巻

 
ガール・バンド、プロッグ・ロックと来て、『GATHERING THE FORCES』の3番手はアメリカン・ハード・ロック。
ナゼか知らんが、メッチャ「おなじみ感」が強いCALAVERAS。
今回Marshall Blogにご登場頂くのはまだ2回目なのよ!10vオープニングは昨年の12月に発表した『SLULLS ON FIRE』から「Raining in Hell」。20Doug Wilson(ダグ)30vMelissa Costa(メリッサ)40vJocelyn Guzman(ジョセリン)50vHiro Otobe(乙部さん)60vKen Kishi(キシケン)70vキシケンはもちろんMarshall。80_3今日も愛用のJCM800 2203とJCM900 4100のステレオ仕様。90そしてベースは……ナンでやねん?!
Strange, Beautiful and LoudやMOONSHINEでおなじみの河野充生。
乙部さんのつながりとお聞きした。
思いがけず大好きな河野さんのベースを聴くことができてラッキー!100v今日も1曲目からギンギンにテンション高し!
このハイ・テンションこそCALAVERAS!100_2コレがセカンド・アルバムの『SKULLS ON FIRE』。Sof_2 間髪入れずキシケンが図太いMarshallサウンドでリフをブッ込んでくる「Waste」。110_wst_2ミディアム・ファストのヘヴィ・ナンバー。
中間部の展開がオモシロい!120_2そして、キシケンのソロ!
今日もレスポールで弾きまくるゾ~。
0r4a0873「Otochi!」140全曲のエンディングから「♩ドッタン_ドタドドッタン_ドタン、ドッタン_ドタドドッタン_ドタン…」とリズムをキープする乙部さん。
あ、私チャンと譜面書けますから。170v「What's up Tokyo?…I can't hear you!
You wanna sing with me?」000000r4a0495 早くもダグと観客でコール&レスポンス。
「♪イェ~イエ~!」
160vキシケンが今度はいかにもアメリカンなリフを乙部さんのドラムスに乗せる。180v_ene明るく楽しくノリノリなのは「Enemy」。
曲は楽しげだけど、「私自身こそが私の敵」みたいなやや哲学的な内容の歌詞だ。
180メリッサと…190vジョセリンもハンドマイクで大活躍。
前回のライブ・レポートを公開した時、「ジョセフィン」とお名前を間違えるという大失態を演じてしまったワタシ。
この日、ジョセリンにお会いして直接その失礼をお詫びすることができました。
…というのも私が大好きな映画、ビリー・ワイルダーの『お熱いのがお好き(Some Like It Hot)』の主人公のひとりの役名「ジョセフィーヌ」に引っ張られてしまったのだ。
小学生の時から数えきれないぐらい観ているもんだから…混ざっちゃったのね。
000000r4a0825そのジョセフィーヌ。
映画の中では女装したテナー・サキソフォニストの名前で、それを演じるのがトニー・カーティス。
ジェイミー・リー・カーティスのお父さんね。
したがってジェイミーのご主人である、映画『This is Spinal Tap』のナイジェル・タフネルの義理のお父さんということになる。
ナイジェルは本名をクリストファー・ゲスト(Christopher Guest)といって、イギリスではれっきとした貴族の家系の人で位は「Baron」…つまり「男爵」だ。
一方、「ダフネ(Daphne)」を名乗ってジョセフィーヌの相棒のベーシストを演じるはジャック・レモン。
ジャンゴ・ラインハルトに「Daphne」というオリジナル曲があることでもわかるように、ダフネもジョセフィンもフランスの女性の名前。
この映画はまずこういうところからしてオモシロイわけ。
ついでに…この2人が争って関心を惹こうとする相手は歌手役のマリリン・モンロー。
この役名が「シュガー・"ケイン"・コワルチェク(Sugar "Kane" Kowalczyk)」とナゼかポーランドの苗字。
シカゴからフロリダへ向かう列車の中でビッグバンドをバックにモンローが歌うゴキゲンなスウィング・ナンバーが「Running Wild(ランニング・ワイルド)」。
「running wild」とは「自由気ままにふるまう」という意味。
そして、皆さんよくご存知の「♪ププッピドゥ~」の「I Wanna Be Loved by You」はこの映画の挿入歌だ。
「Nobody's perfect」というセリフで幕を閉じる映画史に残るエンディングも有名。
もし、ご覧になっていない方がいらっしゃれば一度は観た方がよいでしょう。
観ないと人生の大きな損失のひとつとなります。
脱線おわり。Sli デベソの先端でソロを決めるキシケン。
花道があるとみんなどうしても出て来ちゃうよね。0r4a0718 一方、ダグは乙部さんの後ろに入り込んだ!210v「A big shout out to Spiritrial!
We call this out...Let me hear for HADES
Yes, yes, girl power, girl power!」
と、SEVENTH SONも含めて共演した3バンドへエールを送った。
そして「Tokyo...Calaveras is ...Mad about U!」220『SKULLS ON FIRE』収録の人気ナンバー「Mad About U」。230v_mauもうコレは「盛り上がり狙い」としか思えない究極のノリノリ・ナンバー。
285_rdそんな曲に合わせて皆さんアチコチで好きなように暴れちゃう。280河野さんだってノリノリだ! 260「♪Mad about u!!」250続いて単車のエンジン音からスタートするのは「Ride」。290v河野さんが奏でる低音がドッシリとしたノリを発揮するミディアム・ナンバー。300ココでも密度の濃いソロを披露するキシケン。270vダグの歌声にメリッサとジョセリンのコーラスが絡んでと~てもいい感じなのだ!320次も人気のナンバー「Sick」。
乙部さんの叩き出すリズムに合わせて…320v_skみんなで手拍子するよ~!330もうこの頃になると河野さんが正式メンバーに見えて来たゾ。340vキシケンもとても楽しそうだ。350メリッサの「Sick, sick, sick」ポーズ。
頭をヤラレちゃっているところ。
380そして、キシケンがまた出て来た~!380vジョセリンはこんなアクションも見せた。390v「OK!ありがとうございます!
8月はライブがない…ないよ。9月はアメリカで演ります。
よろしくお願いします。来てね!」400v_mc女性陣が右手を高々と上げる。
ガラリと雰囲気が変わる。400v_sdダグが切々と歌い上げる「Soldier」。420vどこまでも陽気でにぎやかなレパートリーが並ぶCALAVERASのステージにあって、こうしたバラードはとても大きなアクセントになる。410…と言っていたのもつかの間、「XXX」でまたぶっ飛ばすゼ!0r4a0444だいたいこの辺になってくると乙部さんのドラミングのスゴさが倍増してくるんだけど…やっぱり爆発した!440vキシケンのソロもますます激しくなる!450何しろ陽気で楽しいハード・ポップ・チューンなのだ。460ア・カペラのダグの激唱でスタートする「Fear」。470_fr『SLULLS ON FIRE』のオープナー。
日本語では絶対にやらない方がいいヤツ。
イヤ、日本語では不可能だな。0r4a0594 「♪ウォーオーウォウオオ」とみんなで叫びながらハード、そしてヘヴィに仕上げてくれた。0r4a0702そしてCALAVERASの出番の最後を飾ったのは楽しい楽しい「Everyday」。
500v_ed 510v 520v 530v 540v 550vさっきダグがMCで触れたようにCALAVERASは9月にアメリカに遠征してハリウッドのWhisky a Go Goに出演する。
何でもアメリカの公演では、ベースにCALAVERASのオリジナル・メンバーであるTim Millerを迎えるとのことだ。
Timさんにどうぞよろしく!1_wgg_2今日も3時間ぐらい観たかのような充実したステージだった!
 
CALAVERASの詳しい情報はコチラ⇒Official facebook560ところで『HELL WILL DECIDE』のフロント・パネルの「YG」と「71」ね。Hwdキシケンに教えてもらったところ、もちろん左側の表記は「YG」ではなくて「46」。
それぞれキシケンとダグの生年を表しているそうだ。
どうゆうこと?…後は自分で考えよう!
570v<つづく>

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200 (一部敬称略 2023年7月30日 四谷OUTBREAKにて撮影)