Damian Hamada's Creatures 1st Live 魔界小学校入学式典 〜Devilish Hell Ceremony〜
小学校の入学式なんて久しぶりだナァ。
自分の時は昭和44年だから1969年…グェッ!アレは60年代だったのかよ~。
1969年といえば、ビートルズが解散する前、ジミ・ヘンドリックスがまだこの世にいたし、レッド・ツェッペリンがデビューアルバムを発表した年だからね…古い話だナァ。
で、一番最近では下の子の時のことで平成9年だから1997年か…。
そして今日は久しぶりの入学式。
式場は「KT ZEPP横浜」。
今回初めてお邪魔した。広いロビー。
2020年3月のオープンだというから開業してもうずいぶん経つのね…知らなかった。
その時分はコロナが猛烈な勢いで拡大し出した頃だからね、2年近くの間来る機会がなかったのもうなずける。そのロビーに設置してあった陛下の等身大パネル。
すごく大きいの。さて、今日の催しは『魔界小学校入学式典』。
ダミアン浜田陛下率いるDamian Hamada's Creaturesの記念すべきファースト・ライブなのだ!
開演時間となり、客電が落ちる。
すると影の声が…
「諸君!私だ。
そう、魔王ダミアン浜田である。
今宵は『魔界小学校入学式典 Devilish Hell Ceremony』へようこそ。
そして、魔界小学校入学おめでとう!
魔王兼校長から祝辞を述べさせてもらおう」
ありがとうございます。
そしてオープニングSEの「聖詠」に乗せて紗幕にDamian Hamada's Creatures(以下『D.H.C.』)の第三聖典『魔界美術館』のジャケットが投影される。
(註:このブログの筆者は人間界から足を踏み出した経験がなく、魔界の独特な言葉使いに全く慣れていないので、以降の文章中に適切でない表記や誤謬が散見されるかもしれないが、そこはどうかご容赦願いたい)コレがその『魔界美術館』の初回限定盤。コレが通常盤だ。 紗幕にメンバーのシルエットが投影されて…一気に紗幕が振り下ろされて…式典がスタート!
ステージに姿を現したのは…さくら"シエル"伊舎堂(vo)秀貴"ジル"栗谷(g)RENO(g)宏美"ローズ"稲益(cho)ケン"アレイスター"宮嶋(b/key)そして、マスヒロ"バトラー"後藤(ds)…の6人。1曲目はD.H.C.の最新の聖典から「嵐が丘」。堰を切ったように飛び出してくるハード・ドライビン・サウンド!上下の両側から迫りくるでギター・ソロもゴキゲンだ。
ジルは本籍の「金属恵比須」ではベースを担当していて、この日がギタリストとしてのデビューとなった。
RENOさんは大地"ラスプーチン"高木の代役での参加。DSL100Hのパワー・アンプと1960Aを使用していた。 続けては今回発布の聖典のオープナー「謝肉祭」。前曲にも増してハードでメタルな曲調。
さくらちゃんの声がその曲調に実によくマッチしている!「みなさん、こんばんは!
Damian Hamada’s Creatureです。
本日は『Damian Hamada’s Creatures 1st Live 魔界小学校入学式典 Devilish Hell Ceremony』 にお越し頂きまして誠にありがとうございます。
幕が開いて、こんなにたくさん人がいらっしゃって、涙腺が緩くなってしまう…本当にうれしく思っています。
最後まで心行くまで楽しんでください!」次に演奏したのは「天使と悪魔の間に」。
ジャズのスタンダードに「Between the Devil and the Deep Blue Sea(悪魔と紺碧の海の間に)」という曲があるが、それとは似ても似つかない胸のすくような3連のヘヴィ・チューン!
ギター・ソロを経てアレイスターのベース・ソロもフィーチュアされる。
続けて『旧約魔界聖書 第I章』から「Lady into Devil」。
この曲、カッコいいんだよね~。 ジルとRENOの壮絶なギターバトル!やっぱりメタルのステージはこうしてギターが活躍しないとダメね。そのギターの魅力に勝るとも劣らないのがさくらちゃんの歌!
あ、「シエル」ではなくて「さくら」ちゃんと呼ばせて頂いているのは、実は大分以前から彼女のことを「さくらちゃん」として存じ上げているからなのです。
本当に久しぶりに会ったんだけど、立派な改臓人間に成長していてとてもうれしかった。
とにかくいい声なんだよね~。そのさくらちゃんの歌に寸分の狂いもなくコーラス・パートをかぶせるローズ。
2人のハーモニーはまるでツイン・リード・ギターのように力強く美しい。『旧約魔界聖書 第II章』から「Deepest Red」。
ドンドコドンドコと野性的なドラミングが実に気持ちいい!詰め込まれた言葉を歯切れよくメロディに替えるさくらちゃんの歌が素晴らしい!「少々恥ずかしいではないか…。改臓人間もそうなのか?」
ステージ後方に設置された玉座には…ダミアン浜田陛下のお姿が!
「会場の諸君はどうだ?
ところで私はなぜココに座っておるのであろうか?
今日は改臓人間の演奏の旅にワザワザ降臨して来たワケだが、さきほど侍従長が『この上が陛下の特等席でございます』と言うから、階段を上がってみたワケだが…確かに改臓人間の後姿は見えるが、それ以上に会場の諸君とご対面~!となってしまい、イヤイヤイヤ…少々恥ずかしいではないか!
まぁ、良い。
それにしてもこうやってヘヴィメタルのステージで椅子に座って登場というのは、長い歴史の中でも私とデーモン閣下くらいのものではないだろうか?
本来ならば真ん中にあるべきドラムスを端っこに寄せて玉座が真ん中のあるというのはヘヴィメタルの長い歴史の中でも初めてのことではないであろうか?」ココで改臓人間の面々を紹介。
「ところで、なぜこの初ライブが神奈川県で行われておるかという話だが…私のTwitterでも言っておるが改めて説明すると、日本全国都道県名に唯一名前に『神』が付くからである。
我々の『地球魔界化計画』のためにこの『神』の付く県、神奈川県を真っ先に制覇すべきであると考えた。
そのためには、諸君の協力が必要である!
光に怯え、闇を求める者たちよ、闇の世界に住む天使の声に耳を傾けたまえ!」ちなみに神奈川県の形は神奈川の人に言わせると「子猫」なんだよ。
ついでにやっておくと、Marshallの故郷であるイギリスの本土の形はイギリス人に言わせると「魔法のホーキにまたがった魔女」なんだって。
陛下が玉座に着席されての1曲は「Angel of Darkness」。
エキゾチックなメロディが魅力的。
次々と変わっていく場面に合わせて情感豊かなギター・プレイが絡んでくる。続けて「Tears in the Rainbow」。荘厳なイントロの見事なボーカル・ハーモニー。
そしてスケールの大きなインスト・パート。
アレイスターはこの曲ではピアノも担当。
クロウリーもビックリの美しい演奏だ。7:45…聴きどころ満載の壮大なバラード。
いい曲だわ~、と思っていたら… 「危ない、危ない!
そなたたちの演奏に感動して危うく泣いてしまうところであったぞ。
魔王の涙を見た者は不幸になるというからな。
ところで、今回の初ライブは1回コッキリということで、マァ無理して遠方から来てくれた者もおるのではないか?
6km以上離れている者、ハイ挙手。
じゃあ66km離れているところから来たものはいるのかね?
まだいるな…じゃあ、666km以上離れたところから今回出席している者。
挙手をしてみよ!」。
北海道と香川からの出席者があった。
「素晴らしい…だがしかし、私が最も遠方だ。魔界からだからな!」
「ところで、今回のこの魔界小学校入学式典…サブタイトルが『Devilish Hell Ceremony』となっておるが、この頭文字を取ると、これまた『D.H.C』諸君は気が付いたかね?」
「大学翻訳センター」ですね?違うか。
するとさくらちゃんから「陛下、もしよかったらなんですけど1曲演りません?」とのお誘い。
はじめ「イヤイヤイヤ」と断っていた陛下も玉座を離れ、ステージに降りて見えた!
そしてギターを装着。
お客さんは…イヤ、新入生というのか?とにかく大よろこび!
「陛下、22年ぶりですか?」
「22年ぶりだ」
「ですよね。
皆さんも、今、ワァ~!ってなってると思うんですけど、私も…もうニヤニヤが止まらない!陛下がギターを持って立っていらっしゃる!!うれしい!うれしい!」
さくらちゃん、すごい興奮のしよう!
「『Running like a Tiger』ならいけるかもしれない…ウン、大丈夫だと思う」
「コレはそなたたちにそもそも魔力を送るためのモノであるが、ちゃんと音は出るのかね?」…試し弾きをする陛下。陛下の魔rshallスタック!
MG100HFXと1960A。ヘッドのMG100HFXは人気の「MG」シリーズの100Wヘッド・バージョン。
このモデルをこうした大きいステージで使用した日本人?、イヤ、魔界人っていうの?…ナント言えばよいのかわからんが、私がMarshall Blogの取材を通じて知っている限りでは日本では陛下だけだ。
それもそのハズ「MG」とは「魔界ギター」の略称なのだ!(←ウソです)無事に音が出たところで陛下がD.H.C.に加わった!
MGスタックから放たれる陛下の魂の音。
これが魔王とMarshallのコラボレーションによるギター・サウンドだ!陛下の傍らでエキサイトするさくらちゃん!
あんなによろこんでいたからな~。陛下は指板からひと時も目を話すことのないスゴイ集中で自分の音楽の中に入り込んでいた。「楽しい!!
マァ確かに楽しいのだが、私はナゼここでギターを弾いておるのだ?
D.H.C.を結成した時には、私は一切表舞台には立たぬと言っておいたはずなのじゃが…」「じゃあ折角だから本日は27年前に作った私のオリジナルバージョンのギターソロで『魔界美術館』をお届けしよう」
「諸君!、我々の音楽で心をキレイに切り刻まれるがよい!」陛下が参加しての2曲目は聖典のタイトル・チューン「魔界美術館」。
これまたヘヴィな悪魔のワルツ。
陛下はこの曲でも決してわき目を振らない渾身のプレイ。いかにも緊張されていたようではあったが、「22年ぶり」とは思えない完璧なプレイを披露した。陛下を演奏に迎えてお客さんは大よろこび、そしてステージの上の改臓人間の皆さんもとても楽しそうだった。「この世は選ぶに選べないモノで溢れている。
本日、この会場に来る時は服装をアニマル柄にすべきか?…黒一色にすべきか?
本日、この会場に来る途中、コンビニで見つけたスィーツ。
お芋のマリトッツオを買うか?…栗のマリトッツオを買うか?
本日、この会場に入るや否や目に飛び込んできた物販の数々、Tシャツを買うか?…腕章を買うか?
そんな心を惑わすもので満ち溢れた人間界はすでに深刻な魔界化現象が起きている…と言わざるを得ない。
ところで、この世には神にも、悪魔にも、愛されている2種類の音楽があることを諸君は知っておるかね?
それは、時には繁栄を招き、時には破滅へと誘う。
その分岐点は聴いた者の心の奥底にあるという…諸君はどちらの音楽を選び、そして、どちらの道を選ぶのであろうな。
Which Do You Like?ハード・ロック or ヘヴィ・メタル」
そう言い残して陛下は再び玉座に収まった。
そして、陛下を送り出した後は『旧約魔界聖書 第II章』から「Which Do You Like?」。ローズはムチを振り回し…
アレイスターはステージの前で大暴れ!
本編の最後を飾るにふさわしい凄まじいパフォーマンスだった!アンコールでは最初から陛下が登場。 「魔王凱旋」と…
「怪奇植物」の2曲を続けて演奏した。ステージも客席もモノスゴイ盛り上がりようだった。 そして残ったD.H.Cは陛下が背後で見守る中…さくらちゃんの丁重なるお礼の言葉の後、入学式最後の曲「Babel」をプレイ。
6人が一丸となった演奏に式場は大興奮の場と化した。
陛下も壇上でノリノリ!「会場の諸君、改臓人間たちに大きな拍手を!」
最後にバンド・メンバー1人1人の名前を呼び労いの言葉をかけた。 「会場の諸君、配信を観ている諸君、ご苦労であった。
楽しみにしていた初ライブも終わり、ココでポカンと穴が開いた者もおるかと思うが、明日からまたエネルギーを蓄え、悪魔教のさらなる発展のために我々に力を貸してくれ。
ちなみに、次回は関東だけではなく他の場所にも魔界教育を施しに行くつもりでいるので、そのつもりで。
では、本日はこれにてさらばである!」そして、陛下は舞台から姿を消した。
あ~、楽しい入学式だった!Damian Hamada's Creaturesの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
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