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2019年7月31日 (水)

【NAONのYAON 2019】vol.7 : SHOW-YA <前編>

  

『NAONのYAON 2019』もいよいよクライマックス。
「長丁場」っていうけど、結局アッという間なんだよね。
もうオープニング・アクトを撮影したのが何日も前のことのようだ。

07ドップリと日が暮れていい感じ。
時刻は7時半チョット前。
いよいよトリの登場だ!

06SHOW-YA~!

10今回の1曲目は「私は嵐」。

20寺田恵子

30v五十嵐sun-go美貴

40v中村美紀

50v仙波さとみ

60v角田mittan美喜

70v毎回のこととはいえ、司会にコラボにと丸1日全く休むヒマのなかった恵子さん。
実はミュージシャンが皆さんの前に姿を見せるのは「時間の氷山」の一角。
打ち合わせやリハーサル等々、備えをしている時間の方が本番の時間よりはるかに長い。
しかし、本番が終わればそれっきり…また新しいことにゼロから取り掛かる。
そして、お客さんはもう前のことなんか忘れてしまう。
そんなの虚しいじゃないか!
だからMarshall Blogはこうしたいいイベントを具に記録して後世に残しておく…という音楽社会への貢献を果たしているつもりなんだよね。
残念ながら現場に来れなかったファンのためにも少しは役立っているつもり。
しかも!バンドさんサイドからストップがかかったり、私がMarshallの仕事を辞めたりしない限り、半永久的にこの『NAONのYAON 2019』の記録が残るワケです。
長い長い時間が経っても「あの2019年の野音でSHOW-YAが演った曲ってナンだったっけ?」なんてことを簡単に知ることができる。しかも写真付きでよ!
セットリストをズラっと並べただけじゃ読んでいてオモシロくないでしょ?
調べたワケではないので確かなことは言えないけど、多分…多分ですよ、このレベルでライブ・レポートを10年間やっているなんてMarshall Blogを除いて世界で他に例がないのではないだろうか?
イヤ、あったら教えて…アイデアを頂いちゃうから!
しかし、よくマスコミが取材に来ないと思うよ。「情熱大陸」とかさ…ウソです、思っていません。
ま、そんなことで最後まで『NAONのYAON 2019』のレポートにお付き合いくださいませ!
 
で、恵子さん、ここまで約5時間半…疲れた様子など全くなし。
イヤ、疲れていないんでしょうね。
まだまだココからSHOW-YAのワンマン公演を2回ぐらいできそうなパワーだ!80ん、チョット待てよ。
スゲエ!…台本の話。

90今、初めて数えてみたんだけど、恵子さん以外のSHOW-YAメンバーがSHOW-YA以外のステージにサポートで出ている回数…

100v全員同じなの。
ま、私が台本を書いても当然そうなるように持って行くだろうけど、皆さんキッチリ2回ずつバックを務めた。
120コレから私も『Marshall GALA 2』の台本を書くんだけど、コレがまた楽しみでね~。
大変なんだけど、実に楽しいのだ!
でも、『NAONのYAON』の台本は大変だと思いますよ。
ナニが大変かって、毎年趣向を変えてるでしょ?
コレを考えるのがツライと思うんだよね。
だって毎回毎回、「一番良いモノを作ろう!」と思って本を書くワケだから。
「始める」のは簡単なの。でも、「続ける」のはホントに大変なことだ。
そんなところを味わうのも『NAONのYAON』の楽しみのひとつなのよ。

110vsun-goさんのギター・ソロからの~
290vさとさんのベース!
♪グゲゲゴグゲゴゴゲゴゴゲゴゴゲゴ…相変わらずの「仙波流のカッコよさ」でございます。

13_0r4a0981 そして安定の…

130嵐ポーズ!

140あ~、今日もSHOW-YAが観れてシアワセだ~!

145今、華麗なソロを聴かせてくれたsun-goさん。
もちろんお供は…

150vMarshall JVM410Hと…

1601960BDM。
「(今話題のアレ風に…)Marshallを~盛り上げる!」
Marshallはツーイシュウズ・ブランドです。
「ギタリストに良い音を提供します」
「ステージをカッコよく彩ります」
この2つ、1962年の結党、じゃない、創業からブレていません。
ハイ、皆さんご一緒に!
「Marshallを~盛り上げる!」

170「ありがとう!平成最後のSHOW-YAのステージです!
楽しんで帰ってね!よろしく!」

180続いては最近作『AURORA』から…

190_monリズム隊の重さが気持ちいい「MONSTER」。

200vカッコいい曲だぜ!

230v中間のキメとsun-goさんのソロが実にいい!

240v_kmこの曲の「怪物」ぶりをシンセとオルガンで強烈に彩るキャプテン。

250それとエンディングのフレーズがすこぶるクール!
これホールトーン・スケール(Whole Tone Scale)になっているんだね。
ホールトーン・スケールは、すべて全音間隔で並べた音階で、「鉄腕アトム」の主題歌のイントロのサックスが奏でる♪ポワポワポワポワていうヤツ。

260v続けて「BATTLE EXPRESS」!

260v_beこのあたりの展開はタマらんね。
「BATTLE EXPRESS」とか「LOOK AT ME」とか、メチャクチャかっこいい。

270vお客さんは待って、SHOW-YAは待たせて…の押し引きがココで大爆発する感じ?

280sun-goさんと…
310vキャプテンのスリリングなソロ・バトル!

300v恵子さん、ますます絶好調!
 
「今回も早いウチにソールド・アウトしてくれたのがとてもれしかった。続けて来てよかった。来年はオリンピックの関係でココが使えないからね。場所を替えて開催します」
あ~、Marshall Arenaが近かったらナァ。大きさも丁度よかったのにナァ。
そして、現在SHOW-YAが海外へ向けた全曲英語の作品のレコーディングに取り組んでいることにも触れた。
「まだまだ突っ張っていくつもりなのでよろしく!」
そういえば最近「熟女ナメんなよ!」ってやらなくなっちゃったね。
世界でやってもらいたいな~、「Don't make light of mature women!」とか。
でも、考えてみればSHOW-YAはMarqueeで演奏してるんだもんね。
 
sun-goさんが語るその時の様子はコチラ⇒【イギリス-ロック名所めぐり】vol.20~Marquee物語 <後編>

330「Fairy」~!

330_fr疾駆するリズム隊…

340v_fr愉快痛快!

350おなじみのポーズをキメまくる!

370

385vギター・ソロから…

420vキャプテンのソロ。
密度の濃いフレーズの競い合い!

13_s41a0130 アレは富士スピードウェイへ連れて行ってもらった時だったかナァ?
行きも帰りも東名高速が大渋滞だった。
それで帰りの車の中で恵子さんが「今は使われていない言葉」シリーズで、「えもんかけ」とか「ちり紙(ちりし)」とかやって盛り上げてくれたんだよね。
みんな世代が似通ってるからサ。話題が合うワケ。
ほどなくして、女性スタッフの方がポロっとこうおっしゃった。
「Fairyって…いい曲ね…」
それがものスゴく印象的で、この曲を聴くといつもその時のことを思い出す。
調べてみると…グェッ!コレって2011年だって!
アレから8年も経ったのかよッ!
でも、どれだけの歳月を積み重ねても「いい曲」はずっと「いい曲」なのだ。

13_s41a0170 SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YAオフィシャルサイト

410<最終回につづく>

200_3 
(一部敬称略 2019年4月29日 日比谷野外大音楽堂にて撮影)