Marshall Live vol.4 ~ Rews, Keywest and Press to MECO
ショウも中盤に入りカイリーが紹介したのは…
元々Rewsはギターとドラムスのガール・デュオ・チームだったのだが最近ドラマーのCollette Williamsが脱退し、今度はShaunaの相棒がベースに代わり、今のところサポート・ドラマーを迎えて活動している。
この人、またとんでもなく感じのいい人で、楽屋に入って来るなり最高の笑顔で「ハイ!ショーナよ!コンニチハ!」と自己紹介してくれたのがとても印象的だった。
「もうひとつ知っている日本があるの…ドングリ」
と言ったのには日本人チーム一同が驚いた。
何で「ドングリ」?
やっぱりアニメの関係なんだって…トトロかな?
ま、「シチコクヤマ」とか言ったらもっと驚いたけどね。
ベースの人の(名前がわかったらチャンと訂正するね)コーラスが強力なのだ。
曲はMarshall Recordsからリリースされているアルバム『Pyro』から。
音楽は今風のポップなガール・バンド・サウンド。
でもかなり骨太。
Burnsのベースを使っているのはイギリスならではか?
ハンク・マービンも喜んでるぞ!Shaunaもギター・ソロをハードにキメて見せる。
板付けが宿命のギター/ボーカルズゆえ、マイクから離れることはあまりできないが…
もちろんベースの人も負けていない。
Rewsも25分間、徹底的に自分たちの音楽をブチまけた!
Rewsは11~12月にスペシャル・ゲストとして、The Darknessと国内ツアーに出るそうだ。
ツアー・タイトルは『Easter is Cancelled』だって!いいの、そんなの?
いいな~、観たいな~。
アタシャ、The Darknessのステージの撮影をしたこともあるし、ダン・ホーキンスとのツーショット写真もあるのよ!(自慢)
がんばれRews!
アイルランドのインディーズで最も大きな人気を誇るKeywest。
ロック、フォーク、ポップがフュージョンしたような大人のサウンド。
ギターはやっぱりブルージー。
どんなに若めのバンド・サウンドでも、こういうテイストが全体を引き締めるんだな。
コレもバラエティ豊かなMarshall Blogの持ち駒にひとつということよ。
おお~っと!
転換の時、客席にいたYukiちゃんにうれしい来訪者。
『Maximum Impact』を買ってサインを求めて来てくれたのだ!一緒にいたChiikoちゃんもサイン。
こういうのはうれしいね~!
D_Driveの海外での将来は明るいような気がした。
ショウもいよいよ大詰めになったところでPress to MECOが登場。
もう11時を過ぎていて、かなり身体もマイっていたがコレだけは見ておかないと!
コレはいつかMarshall Blogでも紹介したMarshall Recordsからリリースされている『Here's to the Fatigue』。
ステージにはアルバム・ジャケットをイメージしたJVM410Hのスタックと…
NATALのドラム・キット…
それにベース・キャビネットがセットされた。
1曲目…え、誰が歌ってるの?とファインダーを覗いていて一瞬わからなかったのだが、意外にもまずはルイスの歌う曲から。
このバンドは3人とも歌がバッチリなの。
プロフィールにGuitar/Vocalistとクレジットしているようにルークのリードの比率が多いのだが、全員「歌がうまい」のを利用したコーラスが圧巻!
インスト・パートも完璧。
ルークは今回配布したMarshallを特集したGuitarist誌の小冊子でフィーチュアされていた。
Marshall Recordsのタネさん曰く、この人たちフランク・ザッパが好きだとか…それなら大丈夫だ。
演奏はうまいし、曲は熱狂的だし、ま、私にはチョット若すぎるサウンドだけど、実に気持ちのよいステージだった。
楽屋でもやっぱりとても感じのいい連中だった。
将来が楽しみな3人だ。
この後ももうひとバンド出演したが、もう限界!
だって明日は早くからロンドンへ移動なんだもん!…ということでこの辺でお開き。
第1回目のMarshall Live、とても盛りだくさんでした!
終わっちゃった~。
何だか最早コレもなつかしい…。
コレがMarshallのウェブサイトにアップされた時はうれしかたっけナァ。
またの開催を楽しみにしています。
次回のD_Driveはロンドンから!
<オマケ>
会場を離れる前にMarshall Recordsのピーターにもらったビールを取りに恐る恐る楽屋に行くと…誰もいなかった。
しかし…
ドワ!
何だこの散らかりようは!
こんな私でもヒドイと思いますよ~。
でも、コレがコッチの人流のやり方なんだよね。
このゴミをキレイに片付けちゃうと、仕事を失っちゃう人が出てきちゃう…ということなんだろうけど、もうチョット何とかしようがあるでしょうに…。
「郷に入っては郷に従え」か。
あ、日本人チームは一切ゴミを残してきませんでしたから。