【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。

« Marshallの造形美を愉しむ~STUDIOレンジ写真集 | メイン | The Road from Honky Tokyo vol.2~Luther Smoke Dokeyes登場! »

2019年4月22日 (月)

大山まき Presents Howling Night


時々「~をするために生まれて来たような人」っているじゃない?
職人、芸人、スポーツ選手、医師、教師、公務員、サラリーマン、無職…「無職」は仕事じゃないか。職業に貴賤はないワケで、自分の仕事を愛し、とにかく夢中になって働くことができるのはとても幸せなことだ。
「~をするために生まれて来たような人」なんて呼ばれるシチュエーションに収まるのはとりわけ幸せなことではなかろうか?
今日の記事の主役、「大山まき」はまさにそんな人だと思う。
すなわち「ロックを歌うために生まれて来た人」だ。
Marshall Blogへは2017年5月以来、2回目のご登場。
あれからもう2年か~。
ドラムのPONさんに誘われてチッタ川崎で初めて観た時は感動したね~。
イギリス人なら間違いなく「Blimey!(ブライミー!=アッと驚くタメ五郎!)」と言うところだった。
それ以降、まきちゃんの歌声を聴くチャンスをズッと窺っていたのだが、なかなかそのチャンスがなかった。
しかし、ついにチャンス到来!
明後日の24日にリリースされるニュー・アルバム『MONSTER』のレコ発ライブにお邪魔してきたのだ。
10v開催は3月2日。
ずいぶん前からレコ発をやっていたんだね~。
少しでも早くみんなに聴かせたくなるような満足のいく出来、ということだったのだろう。
実際、その通りなのだ!

20vコレがそのニュー・アルバム『MONSTER』。
まきちゃんのロックの魅力がタップリ詰め込まれた8曲入りのフル・アルバムだ。

40cdこの日、昼の部はまきちゃんが長い間取り組んでいる「アコメタル」のワンマン。
そしてこれからレポートする夜の部は、Rie a.k.a. Suzakuとのダブル・ヘッドライナーという企画。
昼間の熱演の疲れなどおくびにも出さずステージに登場した夜のまきちゃん。

50大山まき

0r4a0846 斉田和典60v志太郎

70v佐野優

80そして、山口PON昌人!

90v今日もNATALを従えての登板。
110遠慮なくにパワフルに演って頂きました。

1001曲目は『MOSTER』のクローザー「Pair Letter」。

120_plコレコレコレコレコレコレ~!
ノッケから「まきちゃん節」が大炸裂。
2年前、この歌いっぷりにヤラれたのだ!

130vギター・チーム2人の華麗なソロ!

140v

150vそして灼熱のビートを送り込む強靭なリズム隊!

D_s41a0832

160v昼間の「アコメタル」から連続でご覧になっている方も多かったハズ。
しかし、そんな客席に「疲労感」はまったくなし。
まきちゃんのパワーに真っ向からブツかり合う高テンションで臨んだ!

1702曲目も『MONSTER』から「Karma」。

180_kmこれまた胸のすくドライビング・チューン。

190v草食系ロックに喝を入れているかのようなまきちゃんの絶唱があまりにも素晴らしい!

200vさらに『MONSTER』から「Survivor」。

210_svそうそう!やっぱりまきちゃんはヨソとは違う…こういうヘヴィなシャッフルなんて今、他では聴けないよ。

210vこの手の真のロック・ボイスでなきゃたとえ演ったとしても聴いていられないけどね。

220「どうもありがとう!
みんな良い顔してる!ナゼなら…ってか?
私のレコ発なのだ~」
♪ドコドン、ジャ~~~ン(E)。
「最後まで楽しんでいってください!
さて、ロック好きのみんなはマジメでいい人にキマっています。
私のルーツの音楽を演ります」

230mcナニかと思ったら「Stormbringer」。

240_sbDeep Purpleの1974年のアルバム『Stormbringer』のタイトル・チューン。
250vこの辺りのDeep Purpleはリフ・ロックの最高地点だよね。
またこういうロックの時代に戻ってきてもらいたい…と思っている人は日本に相当いることでしょうな。
イギリスはこういうタイプのオリジナル曲を演る若いバンドが絶え間なく出て来るんだよね。
280まきちゃんがせっかく機会を作ってくれたのでチョットやっておくと、『Stormbringer』のジャケットはコレ。
「嵐の使者」だからして、竜巻の上をペガサスが降りて来てる絵。
コレは元々は1927年にルシール・ハンドバーグという女性がミネソタで撮った写真が元になっている。

Sb その写真がコレ。
なるほど。Lh そして、この写真を使ったジャケットがもうひとつ。
世紀の問題作、名作として名高いMiles Davisの『Bitches Brew』がソレ。
こっちはマティ・クラーワインという人の作品。
マティは以前、他の記事でも紹介したが、ジャズやロックのアルバム・ジャケットをたくさん手掛けたドイツの画家。
このアルバムが出てこないジャズの指南書はまずないというぐらいの名盤選の常連で、ジャズを聴き始めの頃にどうしても聴いてしまうんね。
でもこんなの聴いたらジャズなんか好きにはならんて。
ナニを演っているのかサッパリわからないし、Bennie Maupinのバス・クラリネットがやたらと薄気味悪いし…。
ところが、ガマンして何度も何度も聴いていると、ある時から「アララ!カッコいいじゃん!」ということになる。
要するに他にない音楽なので、最初のウチは耳や脳が音楽に着いていかないんだね。知らない音楽を聴くのはツライものだ。
そんな音楽をクリエイトしたMiles Davisはやっぱりエライ。

12bb_2そしてエライのはまきちゃん。
こういうトラディショナルなハードロックを勉強しているからこそ、こうしたシッカリしたロックが演れるワケだ。

260続いてもDeep Purpleで「Space Truckin'」。
フ~ン、こんなん好きなのか~。
30v以前、チッタで観た時のJanisの「Move Over」のイメージが強かったものだからチョット意外。
Deep Purpleのコピーバンドは今でもたくさんあるけれど、レパートリーは大抵MKIIIじゃない?演っている人にその理由を尋ねたことがあった。
そしたら、イアン・ギランを歌える人がいない…とか言ってた。
まきちゃん、出番です。
まきちゃんの歌で『Who Do WE Think We Are(紫の肖像)』の全曲実演…なんて聴いてみたいナァ。

D_s41a0639 ギター・バトル。
0r4a0761審判はまきちゃん。

0r4a0759 どっちが勝ったのかな~?
引き分け~!
ナゼなら2人ともMarshallだから。
Marshallプレイヤーはみんな同じファミリーのメンバーなのだ。

0r4a0763 コール&レスポンスも交えて大盛り上がり!

300「どうもありがとう!
私、この日に賭けていました。この3月2日を『レコ発』にしたくてレコーディングをガンバったんです!生で聴いてもらいたかったから!」
そして、メンバー紹介。
「PONさんはどうしても参加したい!と今日来てくれました。歌うドラムスを披露してくれます」
下手のギターの志太郎さんを除いて今日ステージに上がっているのは全員『MONSTER』のレコーディング・メンバーなのだ。
「生の演奏をみなさんにお聴かせしたかったんです!」

310_teココで1曲『MONSTER』から離れて「手の鳴るほうへ」。
女子ハンドボール・チーム「大阪ラヴィッツ」の公式タイアップ・ソング。

340v_sdd_2 そしてまた『MONSTER』から「Swingout」。

330タイトル通りの4ビート。
でも「Swingout」は「空振り」という意味ね。
4ビートはムズカシイね。

355続けて2013年のファースト・ミニ・アルバム『愛すべきけものたちへ』から「修羅場 de ダンス?」。

360_stf#9thが効いたソリッドなナンバー。
まきちゃんって声の質は言うに及ばず、その声をうまく使った歌い回しがやたらとカッコいいんだよね。
いわゆるロックの歌い方。
ポール・ロジャースとかスティーヴ・マリオットとかレイ・デイヴィスとか、もっと言うとポール・チャップマンとかディメトリオ・ストラトスとか…みんな自分だけの歌い方のスタイルってあるじゃない?
ああいうのを確立している。だから他のシンガーとはチト違う。

370vPONさん、絶好調!
後の方で暴れまくっております!

380「ココはお風呂ですか?暑いね~!すっぴんに近くなって来たよ」
とにかくスゴイ汗!

395vまさに激演の証。
その清々しい汗はコレぐらい気持ちよい!

396そして、最後のセクション。
「自分の中に生まれたモンスターをもっともっと大きく育てたい。ロックやライブハウスを喰らい尽くしたいんですよ!
いい景色を見せられると思うのでみんなも付いてきてください!
新しい曲を演ります。今日はありがとう!」

S41a0991『MONSTER』から2曲目の「Satisfaction」。

400_monコレはいかにも「まきちゃん」っぽいナンバーだね。
節々の締めくくり方がメッチャかっこいい。
普通の人はなかなかこうは歌えない。

365vうん、この曲、すごくいいわ~。

410そして、本編の最後はタイトル・チューンの「MONSTER」。
サビのメロディがとても印象的だ。

S41a0979まきちゃんだけでなく、バンドもモンスター級のパフォーマンスで本編を締めくくった。

420v

430v

440v

450vやっぱNATAL、音いい~。
この音抜けの良さはまきちゃんのパワフルな声には持って来いだ。

460しかし…今でも方々で引っ張りダコのまきちゃんだけど、コレ、もう少ししたらこのあたりの世界は「まきちゃんの声一色」になっちゃうんじゃないの?
イヤ、もうなってるか?
問答無用でカッコいいわ。
未体験の人は「ロックを歌うために生まれて来た人」のライブにゼヒお出かけください。
 
大山まきの詳しい情報はコチラ⇒Oyama Maki official website

465アンコールは「♪ロンリ、ロンリ」の「Rock'n'Roll」。

4706月26日、『Top Runner』でメジャー・デビューを果たすRie a.k.a. Suzakuが加わる。

480vRieちゃんの登場にお客さんも大喜び!

490最後もビシっとキメて…

500『MONSTER』発日記念ライブの幕を降ろした。
あ~、カッコよかった。
アタシャ、帰りの車の中でも興奮しっぱなしだったわ!

510v終演後のPONさん。
リクエストにより、FEEL SO BADのTシャツ姿のPONさんをパチリ。
ナントならば、前回PONさんがココCrescendoに出演した時は冬樹さんと一緒だったのだ。
それを思い出しての1枚。
 
その時のようすはコチラ⇒FSB presents "LIVE PENTAGON vol.01 ~TOKYO~" <後編>

520v大山まきニュー・アルバム『MONSTER』は4月24日リリース!

40cd

200

(一部敬称略 2019年3月2日 吉祥寺CRESCENDOにて撮影 ※Thank you very much for your cooperation on the backline and the desirable lighting, Maki and Crescendo!)