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2018年10月18日 (木)

【LOUD & METALLIC WEEK】METAL WEEKEND 第3弾~LOUDNESS <前編>

 
ホラ、見てごらん…下のサインボード。
さすが世界のLOUDNESS。
「LOUDNESS/RIOT ダブル・ヘッドライナー・ショウ」って書いてあるしょ。
どんなことがあったって「ツーマン」なんてみっともない言葉を使ったりしない。
しつこいか…。
それにしても一体誰が「ツーマン」だなんてキテレツな言葉を最初に使い出したのだろうか?
きっと冗談のつもりで口にしたのがナニかの拍子で広まっちゃったんだろうね。

10私はこの日が『METAL WEEKEND』の最終日だったので、記念にメタっておいた。
どうだい、ジジインスタ映えするだろ?
30v会場のロビーには全日程を通してRock Beats Cancerでおなじみの「樋口宗孝がん研究基金」のブースが設置され多くの人が立ち寄っていた。

20さて、『METAL WEEKEND』第3日のダブル・ヘッドライナー・ショウもRIOTの熱演が終わりLOUDNESSの出番となる。
ステージ上手にはMarshall。

40そしてアンプはおなじみのJMP-1セット。

50vそして、高崎さんの今日の愛器たち。

55v実は、LOUDNESSはこの夏にドイツで開催された『Headbangers Open Air』において、昨日レポートしたRiotとヘッドライナーの座をシェアしている。
その共演を東京で再現したのが『METAL WEEKEND』の3日目のステージ。
LOUDNESSのステージは、『Headbangers Open Air』と同じ内容を演じた。
つまり『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章』と『DISILLUSION~撃剣霊化』の初期のアルバムからの曲を中心としたセットリストだ。
…と来れば、デビルのバックドロップの出番だ。

60目ツブシが炸裂し、いよいよスタート!

70イヤ~、今日もいきなりアクセルとスロットルが全開した演者と観客!

80二井原実

90v高崎晃

100v山下昌良

110v西田竜一

120v1曲目は「In the Mirror」!

130_itm二井原さんは、チョット前にステージに上がったテンションをそのまま持ち込んだ。

140v3日目でも高崎さんのギター・ソロが容赦なく切り込んでくる!
ああ、今日もこの音、このプレイ!
シアワセだ~。

160vガンガン観客をアオる二井原さん。
もうRiotが温めておいてくれたからね~、客席は導火線のない爆弾のようだ。

165タイトル・チューン、「The Law of Devil's Land」。

170_lod「Black Wall」へと続く。

190_bwドクロを背にして弾きまくる高崎さん。
すべてのソロが真剣での斬り合いのようだ。
でも実際には映画やテレビのようにつばぜり合いをしたり、刀を振り回して派手にチャンチャンバラバラやるようなことはなかったらしいね。
刀は重いし、極度に緊張するしで、チョット動くとみんな疲れてヘロヘロになっちゃったとか…。
でも吉村昭の『桜田門外の変』なんかを読むと、あの事件の後、現場には鼻や耳や指の先がたくさん落ちていたらしい。
水戸藩士の士気は映画以上だったのだろう。
ちなみにその後始末は町民がしたらしい。
ヤダね、落ちている人の鼻をつまんでゴミ袋に入れる作業なんて…。地面の血を洗い去るのも相当大変だったようだ。

195v高崎さん、今日は珍しく何回もお立ち台に乗ってのプレイ。
普段あまり乗らないからね。
225コレも珍しいショット。
私は過去幾度となくLOUDNESSさんのステージの写真撮影をお任せ頂き、これまで万単位の写真を撮ってきた。
そのことを大きな誇りに思っているのだが、私の記憶ではこのフォーメーションで4人をフレームに収めた記憶がない。
もちろん何枚もこのシーンを撮ったんだけど、どれも気に入っている。200「凄まじい演奏と歌声で楽屋で凍り付いていました!」
Riotのことね。
「でもみんなの歓声に勇気を頂いて出てきました!
ドイツのフェス3日間の2日目に出たんですが、3枚目と4枚目を中心に演ってくれ…というリクエストが具体的にありました。
今日はそのなつかしい曲を中心に演ります。
その時代に青春を過ごした人は存分に楽しんで行ってください!そして、そうでない人もそれなりに楽しんで行ってください!」
という二井原さんのMCに続けて…
220『THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章』から「Sleepless Night」。

210v_snもうスゴイ汗!
熱演ぶりが伝わることと思う。

230vもうイッチョ『魔界典章』から「Speed」!

240_spこの曲のリフが何とも好きでしてね~。

150猛然とドライブするLOUDNESS!

250竜さん、今日も大熱演!
竜さんは今年3月の『Rise to Glory』のレコ発ツアーの時からだけど、考えてみるとスゴいレパートリーの数だよな~。
長い歴史と大きな実績のあるバンドをサポートするっていうのは大変ことだ。
フランク・ザッパのところなんかも、メンバーはツアーに出る前の半年間のリハーサルで200曲以上完全に暗譜させられたとか。

260今日は1日目に使用しなかったギターを使用している高崎さん。
どれを弾いても「世界の高崎サウンド」なんだけどね。

270ウワッ!こんな高崎さん、初めて見た!
白衣。

275当然、曲は「Crazy Doctor」。

276vココからは『DISILLUSION~撃剣霊化』のコーナーだ。

280v例の名ソロ・フレーズが3日目の『METAL WEEKEND』の空間に響き渡る。
一音一音に魂がこもっているようだ。

290vこんな鬼気迫ったお医者さんがいたらコワイって!

300竜さんのドラムスから「Milky Way」。

310v_mw白衣を脱いだ高崎さん。
またこの汗!
相当暑かったことでしょう。

320v「Ares' Lament」では照明が落とされ2つのミラー・ボールが幻想的な空間を演出。

330_alやっぱり名曲ですな。
どんなにハードな曲を演奏するバンドでも、いいチームのレパートリーには必ずバラードの名曲があるものだ。

340お客さんの大合唱を浴びながら前半が終了した。

360LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒-Official Website-

370 <3日目のレポートはつづく>

 

200
(一部敬称略 2018年9月23日 ZEPP DIVERCITYにて撮影)