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2018年2月24日 (土)

謎の"美女"ギタリスト Plays Marshall and Enjoyed 焼売!!

 
ライブ会場では先行発売されているものの、新しいシングル『GEKIRINー逆鱗ー/Gradation』のリリースを3月に控えているD_Drive。 
1_d4c2ad7557a7a5f47d8cec0a4be6a901先週は新横浜での単独コンサートを大成功させたばかり。
しかし、考えて見るとですよ、チョット前までは「祝!東京初ワンマン!」なんて鬼の首を取って炒めて食べちゃうぐらいの騒ぎだったのに、もう最近じゃシレっとワンマンやっちゃうからね。
それほど速いペースではないにしても、曲もジリジリと増えてきているし、バンド活動の充実感みたいなモノにみなぎっているかのように見える。
以前にも書いたけど、D_Driveの場合は、「ハイ、一丁上がり!」ってな具合に簡単に曲を作ることができないからね。
曲を増やすと言ってもそれはそれは大変なことだ。
かといって、やはり音源を作ることは音楽家の本業であり宿命だからして、絶対に作品を世に出すことを止めてはならない。
しかも、生き馬の目を抜くようなロックという人気商売の世界にいるのだからして、泳ぎに疲れたマグロやサメよろしく、ひとたび動きを止めてしまえばそれまでなのだ!
…だなんて『細腕繁盛記』みたいなことを言っているけど、前作の『Last Revenge/The Shape of Your Life』に続いて、今回のように小出しにシングルを出すのは実にいい戦術だと思う。
そういう作品が集まった時点でアルバムをコンパイルすればいいし、まったく同じ音源をアルバムに収めるのがイヤなら、チョットしたテイク違いを録っておいて、それをアルバムに押し込めばファンの楽しみを損なうこともないだろう。
このシングルからアルバム作るやり方というのは、何のことはない、60年前のレコードビジネスに逆戻りしているだけなんだよね。
実はこの方法を採用しているのは何もD_Driveだけではなくて、先日久しぶりにお茶を飲んだレコード会社の友人も「先祖返り」という言葉を使ってこのリリース方法が横行して来ていることを口にしていた。
D_Driveの場合はチョットこの方法を取り入れる理由が異なるが、結果的には、最早「アルバム」というものは「幻」の音楽アイテムになって来たようだ。
そして、「アルバム」という土俵が無くなった時点で「プログレッシブ・ロック」や「コンセプト・アルバム」という芸術は終わり。
「胡椒軍曹」が泣いてるわい。
そして、そこから10年もすれば「プログレッシブ・ロック」や「コンセプト・アルバム」という言葉もこの世から無くなる。
「物」が無くなるということは「言葉」が無くなるということだからね。
ITというとてつもないテクノロジーの進化のおかげで、レコード産業は販売形態を60年も前の姿に戻らなければならない…だなんて、ナント皮肉なことなんだろう?
しかも「progressive」なんてのは「進歩的な」とか「前進的な」という「進化」の意味を表す言葉なのにね…。
こういう事象は、知らないだけで、音楽業界だけでなく他の色々な業界で起こっているのかも知れない。
  
とにかくD_Driveにはドカドカとクォリティの高い曲を作って、ジャンジャンと世の中に送り出してもらいたい。
ガンバれ!

05…で、ガンバってるメンバーのひとりがYukiちゃん。
SONY XperiaのCMが終わっちゃったのはとても寂しいんだけど、岐阜や札幌のローカルのテレビCMなどに出演してグイグイとその知名度をアップし、D_Driveのファン「D_Driver」を増殖させている。

07そんな注目を集めているYukiちゃんがTBSのバラエティ番組に登場した。
おととい。22日の夜中、1時38分から放映された『谷原章介の25時ごはん』という番組。
私なんぞはとてもこんな時間には起きてはいられないので、タイマーをセットして翌日ジックリと鑑賞しようと思っていた。
ところが、「せっかくYukiちゃんがテレビに出るんだから!」と頑張ってリアルタイムで見たよ!
BBCでは映らないようだったけど、イギリスにも連絡しておいた。
そのうちMr.BeanとYukiちゃんが共演すればいいんだけどナァ。
150vこの番組の収録内でYukiちゃんがギターを弾くということで、Marshallがお供をさせて頂いた。
そして、私はそのMarshallのお供をさせて頂いた。
つまり、終始収録を見学させて頂いたのね。
この手のテレビ番組の収録に立ち会わせて頂くのは初めてのことだったので、メッチャおもしろかった。
Yukiちゃんのおかげですわ。

10出番の時間が近づいて、まずはリハーサル。

20v車にYukiちゃんのスーツケースを積む時、バカに重いな…と思っていたらエフェクターをチャンと持って来てたの…マジメだから。
慎重に、でも神経質にすぎない程度に音作りを進める。
照明の数が多いのでチョットだけノイズが気になった場面があったけど、問題なし!

40今回Yukiちゃんが使ったのはJVMの50W、1x12"コンボのJVM215C。
せっかくのテレビなのでドカンとフルスタックの壁でも用意してあげたかったんだけど、設定が「谷原さんのお住まい」ということなので、「コンボで十分です!」というリクエストに従った。

70Yukiちゃんはご存知の通り、いつもはJCM2000 TSL100を愛用してくれていて、JVMに触れることは滅多にない。
「JVM、音、作りやすいわ~」
って言ってたよ。

50v番組の途中、キッチンに移動して料理をする谷原さんと共演するシーンがあるので、Marshallも場所を移してカメラとサウンドのチェック。
なんか、Yukiちゃん、借りて来たネコちゃんみたいに小さくなってんな~。
遠慮してんのかナァ、緊張もしてるだろうしナァ…と心配していたのは私の間違いだった。

60番組のディレクターさんと段取りの最終確認をしてもう即本番。
Yukiちゃんが本番用の衣装に着替えて来た。

85v番組のキャッチで「あのCMで話題!!謎の"美女"ギタリストが番組初出演!!」とされていたんだけど、「謎の」という部分に笑った。
だって、SeijiさんはD_Driveがデビューする前からの友達だし、D_Driveがデビューした9年前からMarshallでサポートさせてもらって来てるからね…「そうか、世間ではyukiちゃんは"謎"とされていたのか~!」って思ってサ。
だから日本中の人がみんなMarshall Blogを読んでくれればいいのよ。

80vココでもう1回番組の趣向を引いておくと…
都内某所にある「谷原邸」に集まる業界で話題の夜型人間を谷原さんの手によるオリジナルの「深夜食」でもてなすという内容。
谷原さんのレシピは訪れた夜型人間さんのイメージから考案され、最後に一緒にその料理を頂くワケね。
その料理のコーナーの前は谷原さんとYukiちゃんのトーク・コーナー。
実際の放映では時間の関係で大幅にカットされていたけど、収録の時には、XperiaのCMの話に始まって、ありとあらゆることについて谷原さんと会話をしたのね。
ご家族のこと、D_Driveのこと、ギターのこと、Marshallのこと、食べ物のこと、そしてロックのこと…
コレがすんごい面白かったのよ。
特にD_Driveの話のところでは「リーダーのSeijiさん」とYukiちゃんがしきりに言うもんだから、谷原さんも覚えちゃって、しまいにはガンガン「Seijiさん」の名前を出すようになっちゃった!
「え、それでSeijiさんは大丈夫なんですか?」とか「それでSeijiさん、ナンて言ってました?」とか、コリャ間違いなく次週のゲストはSeijiさんに決定だな…と思ったんだけど違うみたいだね?(『笑っていいとも!』じゃない!)
 
また谷原さんがステキでね~。
さわやかだし、声はいいし、物腰は柔らかいし、話題は豊富だし、背は高いし…で、私もああいう人に生まれたかったな~。
きっと前世にとてつもない善行を積まれたに違いない。
それで、とにかく音楽が大スキなのだそうだ。
とりわけヘヴィ・メタルがお好みで、Yukiちゃんとずいぶんその辺りの話をしていたし、私が着ていたヨットパーカーに付いているMarshallのロゴを見つけるなり、「カッコいいパーカーですね!どこで買えるんですか?」なんて声をかけてくださった。
 
でも何よりもスゴかったのはYukiちゃんよ。
緊張はしていたんだろうけど、「物怖じ」ナニするものぞ!
もう始終堂々としていて、ハキハキと谷原さんの問いに答える姿は「カッコいい」そして「頼もしい」としか言いようがない。
しどろもどろになったりする瞬間など全くなかった。
私、MVの撮影と頭の中がゴッチャになっていたのか、収録が始まって、どこかで「ハイOKです!では本番行きま~す」ってなるかと思っていたのね。
ところが、Yukiちゃんが登場して、谷原さんに挨拶をして、ソファに座って、谷原さんからの質問に答えて…一向にリハーサルが終わるようすがない。
あんまり不思議に思って、撮影のスタッフの方に尋ねてみた「コレ、リハですよね?もう1回はじめっから撮るんですよね?」って…。
すると「あ、コレ本番す!」っておっしゃるのよ。
…ということはYukiちゃん、予め質問の内容はわかっていたものの、何の予行演習もなく、段取りもすべて頭に入れた上で、完全にブッツケ本番で受け答えをしていたワケよ。
D_DriveのステージでのMCも実に堂々としたモノだけど、今回はマジでビックリしたな。
「そんなに飲んで大丈夫?」ってぐらい赤ワインをグイグイやってたからな~。
気分がヨカッタに違いない。

90v谷原さんからのたってのリクエストでXperiaのCMソング「Voices」をア・カペラで披露。
ココはテレビで放映された通り。
Yukiちゃんはやり直し全くなしの完全ワンテイク。

100vさすがこんな番組をお持ちなだけあって谷原さんメッチャ料理がお上手。
それで、谷原さんがYukiちゃんのイメージで作った一皿は…。
「焼きキムチーズ焼売」!
ミュージシャン向けのレシピらしく、ナンでもイタリア代表のチーズと韓国代表のキムチ、そして中国代表の焼売のセッションだって!
そして、これまた谷原さんのリクエストで、料理をする谷原さんとYukiちゃんのギターのセッションが行われた!

110Yukiちゃんがバリバリ弾く傍ら、谷原さんは包丁の音とヘドバンで対抗!
コレはおもしろかったな~。
こんなの初めて見た。
Yukiちゃんも真剣だよ!
ジム・マーシャルもMarshallアンプが料理と共演するとは思ってなかっただろうな。
  
あ、私の前でのジムと料理の話はタブーにしてね。
理由はコレです⇒ありがとうジム・マーシャル!<中編>~I Remember Jim! 2

120vこの後、試食のコーナーがあって、Yukiちゃんから谷原さんへのオリジナル曲演奏なんでことも盛り込まれてたでしょ?
もうね~、盛りだくさんで、できればカットなして皆さんにご覧に入れたいぐらいだったのよ!
まぁ、とにかくYukiちゃんのスゴさに圧倒されっぱなしの1日だったわ。

130最後に谷原さんにごあいさつ。
当然Marshall Blogをオススメ致しました。
「どうでもいいことしか書いていないんですけど…」とマーブロを紹介すると、「ナニ言ってるんですか!どうでもいいところが大切なんですよ!」と谷原さん。
「それならMarshall Blogはバッチリですよ!」と私。
ご覧になってくれたかナァ?
  
YukiちゃんとD_Driveのますますの活躍をお祈りして今日は終わり。
お疲れさまでした~。
翌日は眠かった!
年寄りの午前様は危険ですな。
140D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site
 

200 (一部敬称略 2018年2月5日 都内某所谷原氏邸にて撮影)