2017 春の魔界都市めぐりツアー <後編>~Silex & セッション編
昨日、今日と仕事が休みで9連休を取っているみなさん、いかがお過ごしですか~?
そろそろ会社へ戻りたいんじゃないですか~?!
仕事の合間にMarshall Blog読みたいんじゃないですか~?!
ま、たまには家でゴロゴロしながらスマートホンでマーブロ読んでやってくださいな。
『2017 春の魔界都市めぐりツアー 』の柏公演、昨日もお伝えした通り、実際の出番とは順番を変えてレポートを編んどります。
今日は二番手で登場したSilexから。
MASHA
昨日もチョイと触れたがヘッドはJCM800 2203。
スピーカー・キャビネットはSilver Jubileeシリーズから2551BV。
搭載されているスピーカー・ユニットはCelestion Vintage30だ。
スピーカー・キャビネット昨日も紹介したD410XLTとD115XLT。
アンプ・ヘッドはTERRA NOVA TN501だ。
しかし、Silex人気はスゴイね。
MASHAくんには失礼だけど、想像をはるかに上回る評判の良さとファンの皆さんの熱狂ぶりだ。
ヨカッタよ~、滅多なこと言わないで。
まさに「絶好調」!
Marshall GALAの時のTHE SHRED MASTERSの人気ぶりが納得できるというモノだ。
オープニングは今日もファースト・シングル収録の「Cry in the Starlight」。
MASHAくんのCrying Machine時代のドライビング・チューン。
後半の「青い影」のメロディはいつ聴いても「うまいことやったな~」と思っちゃう。
Procol Harumも50周年。
Gary Brookerは72歳。それでもニューアルバムを出して大規模なツアーをやってるって!
この日、Mardelasから連続で登板したhibikiくん。
頭の中はすでに完璧にSilexミュージックになっている。
今回のSilexのステージでうれしかったことのひとつはこの人の登場。。
Crying Machineで初めてYOSISIを見た時の衝撃は忘れられない。
本当に弾いているのか、弾く気があるのか、はたまた本当に弾けるのか、暴れたいだけなのか…?
あまりのアクションのすさまじさに、私は以前のMarshall Blogのライブ・レポートの中で「まるでふなっしーのような動き」と形容した。
当時、まだふなっしーは関東エリアのローカルな存在で、西方のCrying Machineのメンバーたちはふなっしーを知らないようだった。
YOSISIはMarshall Blogを読んで自分のブログに「『ふなっしー』と言われた。ふなっしーがどんなものかは知らないが、知るのがコワい」…みたいなことを書いてくれたのがおかしくて、おかしくて!
そのふなっしーもゼンゼン見かけなくなっちゃったね。
今日もすさまじいアクションを期待しています!
もちろん、派手なアクションにマッチしたダイナミックな鍵盤さばきはSilexのサウンドを極限まで重厚なモノにする。
Yosukeくんは安定のドラミングでバンドを容赦なく猛プッシュする。
二曲目もファースト・シングル『Silent in Explosion』に収録されている「Cancion de Amor」。
このタイトルについてはかつてゴチャゴチャ書いた。
クライ~ング!
感情タップリのソロがさく裂。これぞMASHA節。
「マシャ節」なんていうと本当にそういうのありそうだな…サバ節、マシャ節、カツオ節みたいな。
hibikiくんも余裕シャクシャクの激演で、時折くれるカメラ目線が楽しい。
前半ショルキーで気炎を吐いたYOSISI。
まだまだ序の口だ!
続いて「Cry For The Moon」。
曲を追うごとに熱を帯びて来るPeteの歌声が響き渡る!MASHAくんもノリノリだ~!
ひとつ前の「Cry for the Moon」とこの「Cry for You」は4月1日に先行リリースされたセカンド・シングル『Everlasting Synphony』からのチョイス。
着々と前進するSilex。
なんかすごく丁寧にやってる感じがしていいね。
しかし、「cry」のオンパレードですな。
最近、ありがたいことに悲しいことでは泣いてないな~。
でも年取ってくると変なところで感動して涙が出ちゃうんだよね。
私に「木綿のハンカチーフ」を聞かせてごらんなさい。セカンド・コーラスの終わりには涙を出して、最後には「オエオエ」ってなってみせるから!
若い人にはわかんねーんだろーなー。
もちろんこの「Cry for You」は太田裕美ちゃんとは縁もゆかりもないバリバリのSilexテイストだ!
これがそのセカンド・シングルの『Everlasting Synphony』。
全国発売は5月17日だ。
前掲の二曲とタイトル・チューンが収録されている。
言ってるそばからそのタイトル曲「Everlasting Synphony」をお見舞いしてくれた!
最後を締めくくったのは…
Silexのキラー・チューン「Standing on The Grave of Yesterday」。
全員が一丸となった火の玉のようなパフォーマンス!
歌におしゃべりにと圧倒的存在感のPete。
hibikiくんは2バンド連続でテクニック全開のスリリングなプレイを披露!
とてもサポート・メンバーとは思えないYOSISI!
でも、アクションは比較的おとなしかったな…後で訊いたら、暴れる余裕がなかったとか!
お疲れさまでした。
そして、随所にクライングなソロをちりばめ観客を魅了したMASHAくん。
よく練られたフレーズと美しくも力強いトーン。
や~っぱりMarshallでないとこうはならないよね~。
真空管のアンプってやっぱり素晴らしい。
しかし、今日はホントにJCM800づくしのコンサートだったね。
Silexの詳しい情報はコチラ⇒Silex official website
曲はマリナちゃんの「Sward of Avenger」。
MASHAくんもTORUさんも、別の時期にMardelasのサポートを務めたことがあって、それが礎で今回のイベントになったとのこと。
まさにその最後を飾るにふさわしい曲。
みんな楽しそうだ。
そう、若い人たちが力を合わせて肉食系ロックを受け継いでいってもらいたい。
そうしないとハードなロックが本当に絶滅しちゃうぞ!