秋CANTA'16 Growth~成長中の男達~
例年通り、年が改まってもしばらくの間は旧年中のライブのレポートが続くMarshall Blogでございます。
たとえ間が少々空いてしまったにしても、今日の記事を楽しみにして頂いていた方も多かったのではないのかしらん…とよい反応を期待していおりますが…CANTA秋のツアーの千秋楽だ~!
この千秋楽の3日前には9枚目のアルバム『Love Fixxxer』が発売されたばかりのタイミング。
9月17日に広島からスタートした秋のツアー、ニュー・アルバムの発表後の公演はこの東京のみとなった。
いいね~、「水がしたたり落ちる桃」。
内容も成長中の男たちのみずみずしいパフォーマンスが満載だ!
ルークさん曰く、歌詞に苦労したとか…。
たどりついたテーマは「愛」だ!
今日もルークさんの後ろにはMarshallがドッシリと控えている。
こんな感じ。
やっぱりカッコいいね。
間違いなく「ロック」を奏でる時の正しい光景だ。
今日はいつものMFキャビではなくて1960AXを鳴らしている。
熱気ムンムンの会場…ステージに現れた3人はいつもの通りインストの「The Theme of New Frontiers」で思いっきり景気をつける!
すでにステージと客席の波長がビッタリと合致している!今日も最高の滑り出し。
今回のツアーは熊本地震の影響で鹿児島公演がキャンセルとなってしまった。
ルークさんからは、代わりに「熊本へ行くぞ!」宣言が発された。
そして、いきなりの健康ネタ。
ルークさん、何でも腰が痛いとか…。
そして、腰が痛い原因のひとつは寝相がいいことなのだそうだ。(テレビネタ)
私は別の原因による腰痛持ちだが、確かに私も寝相が大変よろしくてね。
ズ~っと仰向けなの。
うつ伏せで寝ることは絶対にあり得ないし、横を向いたとしてもものすごく短時間で仰向けに戻ってしまう(らしい)。
あ~、腰イテ…。
ウォシュレットネタから、寝相ネタへの転換の瞬間だった?!
続いての曲はニュー・アルバムから「Bound for Freedom」。
この曲、いいな~。
アルバムの中でも一、二を争う私的ベスト・ナンバー。CDを先に聴いておきたかったな。
この後のMCで「イッパイ間違えちゃった!」なんてルークさんはおっしゃっていたがゼンゼン問題なし!
リズム隊のおふたりも新しいレパートリーを完全に自家薬籠中のモノにしてしまっていた。
出だしの音で大歓声が沸き上がるのは、ライブでは必ずセットリストに組み入れられる「Fantasize」。
各曲に挿入されるギター・ソロも好調そのもの。
ん~、しかしいい音だ!
中域の張り出した「ルークさん+Marshall」ならではの独特なトーン。
やっぱりアンプは真空管に限るね!
MCをはさんでニュー・アルバム・コーナーに入る。
まずはタイトル・チューンの「LOVE FIXXXER」。
アルバムのオープニングにぴったりのドライビング・チューン。
サビのメロディが印象的だ。
静かに始まる「Campanella」。
I-IM7-IIdim…コレもいいナァ~。
ディミニッシュ・コードがうまく使われているとうれしくなる。
George Harrisonの専売特許だ。
続けてニュー・アルバムの最後から2番目に収録されている「Madness」。
コレもサビのメロディがいいナァ~!
きっとこれからライブの定番曲になっていくことだろう。
「CANTA恒例のしっとりコーナー」とMCで案内しておいてから「金木犀」。
そして「月とチャリとGuitar」を続けて演奏して「しっとりコーナー」を締めくくった。
「あ~、楽しかった!
(音楽を)聴いている時も旅に出るけど、演奏している時も旅に出るよね。それぞれのトリップがある。どこに行っているのはわからないけど…とにかく浮いている感じ?
今日はそれを何回も感じているから、いいライブだと思います」
そして、メンバー紹介。
雷電さんのMC。
新曲の演奏を指して…「リハやってないんだよね!初演はものすごく集中力が必要。でもリズム隊は完璧でした!
聖飢魔Ⅱの国際フォーラムの前の日にレコーディングしたんだよ!
ルークの頭の中では曲が出来上がっているんだろうけど、オレの頭の中は『?』だよ!」
こないだTerra RosaでMarshall Blogに登場して頂いたばかりのMASAKIさん。
「You know me? ノドチンコが寂しかったよ!」といつもの爆笑パターン!
自慢のヤカン・スタンドを紹介。
楽器メーカーが作ってくれたんだって。
めっちゃガッチリハマってる!
「みんな誰かが必要なんだぜ!」と「Everybody Needs Somebody」。
続けて「108」。
実はもうココは最終コーナー。
もう怒涛の如く押しまくっちゃうよ!
「♪ダッ、ダッ、ダッ」…キタキタ~!
本編の最後は「HEAVEN'S WAITING」。
毎回ライブの盛り上がりシーンで演奏されるこの曲…今日のエキサイト具合も最高だ!
本編14曲。
短いと思うことなかれ!コレでいいのだ。
ファンの皆さんはこの先のスペクタクルをよくご存知じのハズ。
「奇跡を起こすのは神様じゃなくてボクらだってこと…被災した次の日から顔を上げた人だっているんだ…という思いで歌います」
アンコールの1曲目はルークさん弾き語りの「MIRACLE」。
そして、アンコールの爆発の部!
まずは「FEEL YOUR LIGHT」。
そして、いよいよ最後の曲。
もちろん「Happy Birthday To You!」。
この曲を聴いて、このパフォーマンスを見なきゃCANTAのコンサートを見たことにはならないよね!
ギターとともに客席へGo!
しかし、毎回見てるけど、こんなことやってるの世界広しといえどもCANTAだけだろうな~。
感心しますわ~。
感動のエンディング~!
今日も最高に充実したステージなのであった。
年が明けて2017年はCANTAの結成15周年になるのだそうだ。
今年も大きな飛躍を期待している!
CANTAの詳しい情報はコチラ⇒CANTA Official Web Site