THE WILDHEARTS~『P.H.U.Q』20周年記念ツアー
<Marshallからのお知らせ>
2016年3月6日の予定をMarshallのために空けておいてください!
安心してください、楽しませますから。
Marshall Amplification plc
社長 ジョナサン・エラリー
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昨日レポートしたHWY! HELLO!を従えて二年半ぶりに来日したTHE WILDHEARTS。
今回は彼らの『P.H.U.Q』の発売から20周年を記念しての来日。東京と大阪で各一回の公演だ。
これ「f#%$」って読むんだって。
会場はすでに十分に温まっているので初っ端っから猛ダッシュ!
GingerサイドのMarshall。JCM800 2203と1960A&B。
CJサイドのMarshall。
JCM2000 DSL100とTSL100。キャビネットは1960AとB。
昨日のHEY! HELLO!とシェア。
Richもキットのスネアを使用していた。
日本のドラマーって必ずと言っていいほどスネアとペダルは持参するけど、面倒なんだか知らないが、外人ってほとんどそれらを持って来ないで何にも言わず用意されたものを使うんだよね。
もっともコレはRichのリクエストに沿って私が用意したNATALのバーチ・キットなんだけどね。
オープニングは『P.H.U.Q』の一曲目、「I Wanna Go Where the People Go」。
ファンの方には申し訳ないけど、ワタシ、全然このバンドさんを存じ上げていなかった。
それだけにこの盛り上がりにビックリ仰天!
だってお客さんが英語で大合唱してるんだぜ!
訊けばニューキャッスル・アポン・タインのバンドなんですってね。要するにGeordie。
イングランド最北の街(シティ)、ニューキャッスルはなかなかに魅力的なところだ。
興味のある人はコチラをご覧あれ! ↓ ↓ ↓
【イギリス―ロック名所めぐり】Newcastle(ニューキャッスル)はよいところ
このCJのギターのデコレーション!思わずジッと見てしまった。
すさまじいパワーのRich。この身体だからね。実にクリスピーで気持ちのいいサウンドだ。
笑っちゃったのはコレ。
Gingerはお付きの人に持たせてわざわざマイク・スタンドをハスにして歌うワケ。
コレをショウの間に何回かやるんだけど、その度にこのお付きの人が出て来てマイクをGingerの口にあてがう。
かなり真剣にやってるところがまた面白い。ナンカこの人もメンバーにいてもいい感じのルックスじゃない?
続けて「Just in Lust」。
このバンドのサウンドは「ビートルズとMetallicaの融合」とされるんだってね?
この形容が「ウマい」かどうかはわからないけど…
パンクっぽいところ以外はなかなかに曲がいいですな~。
そして大変にエネルギッシュだ。
さらに「Baby Strange」、「Nita Nitro」とまだまだ『P.H.U.Q』の曲がアルバム通りの曲順で演奏される。
もう完全にアルバムを再現しちゃってるワケよ。
往年の人気アルバムがそのままライブで再現されるとあっては、ファンにはタマりませんわナァ。
道理でファンの皆さんが次から次へと大合唱しているワケだ。
この光景は絶滅に瀕している洋楽のコンサートとは思えないほどのにぎわいだ。
恐るべし「ワイハ」!
「Jonesing For Jones」、「Woah Shit, You Got Through」と曲を『P.H.U.Q』の曲を進め…
最終の「Getting it」までアルバム全13曲を演奏しきって本編を終了。
アンコールでは『P.H.U.Q』以外からの曲をナント十曲も演奏するというサービスぶり!
THE WILDHEARTSがいかに日本のファンを大切にしているかがわかるような、至れり尽くせりのステージだった。
THE WILDHEARTSの詳しい情報はコチラ⇒The Wildhearts Official Website(日本語版)
1965年創業のNATAL(ナタール)はMarshallのドラム・ブランドです。
★NATALの詳しい情報はコチラ⇒NATAL Drums Official Web Site(英語版:現在日本語版作ってます。まったくはかどりません)
★NATAL製品は全国有名楽器店にてお求めください。
★NATALドラムは高田馬場バズーカスタジオでお試しになれます。バーチ、メイプル、そしてアッシュのキットの他、各種スネアドラムも用意しています。ドラマーの方、「NATALの部屋」ご指名でお出かけください。
詳しくはコチラ⇒バズーカスタジオ公式ウェブサイト
(一部敬称略 2015年11月24日 渋谷TSUTAYA O-EASTにて撮影)