LOUD∞OUT FEST 2015 <後編>
さて『LOUD∞OUT FEST 2015』、LOUDNESSのステージの<後編>。
<後編>といっても、LOUDNESSのステージが前後半に分かれているワケでは決してなく、持ち時間50分を暴走機関車のごとく走り切った。
ステージは4曲目の「The Sun Will Rise Again」の真最中。
二井原さんの熱唱が心に沁みる人気バラード「So Lonely」。
「Hit the Rails」
ドワ~、信じられないぐらいの音圧。まるで爆音風呂!アツイ…でも気持ちいい~。LOUDNESSのサウンドに湯もみは必要ない。
その源泉のひとつが高崎さんのバックライン。かけ流してもかけ流してもいい湯が出て来る!
LOUDNESの持ち時間もいよいよ最終コーナーに差し掛かる。
「Stay Wild」へとつなぐ。
たたみかけて来るスーパー・ヘヴィネスの連続に会場の盛り上がりは尋常ではない域へのぼり詰めていく!
50分でメドレーを含む8曲…新作からスタンダードを織り交ぜて見事なステージを見せてくれたLOUDNESS。
拍手喝采がやまない!
そして、アンコールはお楽しみのセッション。今日の出演者全員がステージに上がった。
これまた盛り上がったね~!
もう一曲はBlack Sabbathの「Paranoid」。
ヘヴィ・メタルの原点というか、経典というか、最高の素材を料理する舞台上のメタルの志士たちに大歓声が浴びせられた。
どこを切っても高崎さんから出て来るものは「カッコいいロック・ギター」のエキスそのものだということを改めて思い知らされた夜だった。
ヘヴィ・メタルが「前時代的なもの」である発言に出くわすことがあるが、コレを見て誰がそう思うだろう?
LOUDNESSやその仲間がいる限り、それは妄言とみなされるに違いない。
フィンランドはヘルシンキで開催された「TSUSKA OPEN AIR METAL FESTIVAL 2015」に出演し終えたばかりの絶好調のLOUDNESS、秋には『Thunder in the East』の30周年を記念したツアーも決定している。
コレもよさそうだぞ~!
LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS - Official Website
(一部敬称略 2014年5月2日 新木場STUDIO COASTにて撮影)