EVERLASTING MUNETAKA HIGUCHI 2013 6th 樋口宗孝追悼ライブ<前編>~MAKE-UP
2013年11月30日、Zepp Tokyoにて樋口宗孝氏を追悼するコンサートが今年も開催された。
LOUDNESSを中心にゆかりのあるバンドが登場して樋口さんの偉業を称えるイベントだ。
昨年はSLYがこの日だけ再結成し話題となった。Marshall Blogでレポートもしているので記憶に新しい方も多いことだろう。
今回はトップバッターにHIMAWARiを中心としたトリビュート・バンドが登場し、次いでステージに上がったのがMAKE -UP。
「MAKE-UP」は元来高崎さんと樋口さんがやっていたバンドの名前で、それを譲り受けて結成されたバンドがMAKE-UPだ。
NoBと…
河野陽吾。
この2人がオリジナル・メンバー。
アンプはもちろんMarshall。JVM410HJS。ジョー・サトリアーニのシグネチャー・モデルだ。
軽快にしてハード。それでいてメロディアス。いかにもMAKE-UPらしい曲!「」続いて「Salvation Army」。これまたストレートなポップ・ハード・チューン。NOBさんの「♪Salvatiopn army」のシャウトが実に快い!
完璧なアンサンブルとステージアクションんでMAKE-UPの魅力を増幅させた。
10"、12"、13"、16"、2x24"、145.5"のメイプルのキット。フィニッシュはシルバー・スパークル。
これがまた超クリスピーにしてドへヴィなサウンドで、PONさんのパワフルかつスキルフルなドラミングを完璧にサポートする。
それにしてもこのキックの音!
もちろん叩き手のよさがモノをいうのは百も二百も承知しているが、それでも素晴らしい。
NATALいいナァ~。好きよ。
分厚いディストーション・サウンドのリフで始まる「Lady Rosie」。
さすがMarshallとNATALのコンビネーションは一分のスキもない!
この日、会場はイス席で、「いつもと雰囲気がゼンゼン違うな~」と眼の前の様子が気になるNOBさん。
「これはみんな知ってるだろ!」と飛びだしたのは待ってましたの…「ペガサス幻想」!
一発で会場総立ちの大盛り上がり!
「♪セエインセヤ!」の大合唱で一気にクライマックスに上り詰める。
そして、MAKE-UPのステージ最後を締めくくったのは「Runaway from Yesterday」。
演奏したのは5曲と決して多くはなかったが、伝統ある名バンドのDNAが満員の会場の隅々にまで行き渡った。
是非、このメンバーでパーマネントな活動をしてもらいたいものだ。
MAKE-UPの詳しい情報はコチラ⇒MAKE UP OFFICIAL SITE
※NATAL DRUMSは高田馬場BAZOOKA STUDIOでお試しになることができます。
(一部敬称略 2013年11月30日 Zepp Tokyoにて撮影)