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2013年3月26日 (火)

WE LOVE BAKUFU SLUMP 天無人

昨日からお送りしている爆風スランプの偉業を称えるトリビュート・アルバム『爆風トリビュートComplete』の発売記念ライブ『WE LOVE BAKUFU SLUMP』の本祭り。

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第2回目の今日はEARTHSHAKERのつづきから…

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爆風スランプのナンバーから「ひどく暑かった日のラヴソング」をシェイカー流にこんがり料理した後は…

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「Radio Magic」!

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こうした日本のロック史に残る名曲が自然になじむのもこのイベントのステイタスの高さを物語っているといっていいだろう。

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いいナァ~。この安定感、この親近感!

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EARTHSHAKERのような大御所がショウの前半にシレっと出てしまうところがまたカッコいいではないか!

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映画『ウッドストック』でいえばThe Whoって感じやね。

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SHARAさんもこの祭典を存分に楽しんでいたようだった。

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さすが!たった2曲という短い時間ながら、やっぱり巨大な存在感をアッピールした。これがEARTHSHAKER!

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ここで再度三井ぱんと大村はん。

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渋い声と…

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深いギター…

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前後の派手なパフォーマンスとこの2人の泥臭い演奏の落差がまたいい。

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しゃべりの達人が勢ぞろいで幕間のMCは問答無用で大爆笑!

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衛藤さんのキャラがいい味を出すんだ~。こないだのヤッチンの時も最高に愉快だった!

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さらに!これがまたおもしろかった~!

7年ぶりの大雪ということで、首都圏の交通網はズタズタ…。電車は遅れるわ、道路は混むわで、お客さんだけでなく、果たして肝心の出演者が集まるのかいな?という心配がなくもなかったが、ショウは台本通りにスムースに進行した。

そしてお待ちかねの手数セッションの出番が回ってきた…アレ、ほーじんさんがいない!孝三さんもヒロアキくんもスタンバイOKなのに!

実は私、さっき近くの食べ物屋さんでほーじんさんにバッタリお会いしたのですよ。だからいないワケがない!

それじゃー…というんで、ほーじんさんがお見えになるまでの間、和佐田さんがウクレレの弾き語りでつなごうというワケ。実はここまで何回か和佐田さんのウクレレ弾き語りの出番のチャンスがあったが、なかなか演らせてもらえない!いよいよチャンス到来!

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…と思った矢先にほーじんさん登場! またしても和佐田さん、出番のチャンスを失ったのであった!

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手数セッション+ボーカル。

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ボーカル、三井雅弘。

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ベース、江川ほーじん

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ドラム、菅沼孝三

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そして、おなじみ田川ヒロアキ

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曲は昨日と同じ。

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まずは「東の島にブタがいた」。

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さすが手数!三人が一丸となった演奏はまさに「鉄壁」!

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どの曲を演っても手数セッションらしさが横溢している。

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このほーじんさんの表情!

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この曲では豪華コーラス隊が加わった。

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コーラス隊の方が目立っているような…。

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相変わらずのシャープなプレイを披露するヒロアキくん。

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ニュー・アルバム『Ave Maria』も大好評だ。

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CDで聴くことができるようにメロディをとことんまで歌い上げるプレイもヒロアキ君のひとつの大きな魅力だが、こうして破天荒なプレイではじけ飛んでしまうところも人気の的だ。

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キタキタキタキタキタ~!はひふへほーじんの究極のスラップ!

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やっぱり手数はこのほーじんさんのハジケぶりがつきものだね!

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小振りの会場で真ん前で見るほーじんさんもいいけど、こうして大会場で暴れまくるほーじんさんがまた素晴らしい。

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孝三さんはプレスピットからどうしても死角に入ってしまい、写真が少なくて申し訳なかったのだが、もちろん手数は多いよ!

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このセットも盛り上がったな~。

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歌に司会にと大活躍の三井さん。

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歌声も手数の演奏にぴったりマッチしていて、あたかもいつも一緒にプレイしているメンバーのひとりのようだ。

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続いては「無理だ!」

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「前夜祭」のレポートの時にも書いたが、これは以前から手数セッションで演奏されていた。もちろん、このCDのためのアイデアだったのだが、「とにかく速く演る」がテーマの壮絶な演奏!

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ウソ偽りないその急速テンポはまさにスピード・キング。はっきりいってナニをやっているのかわからない時もある?!

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上に書いたほーじんさん「スワ遅刻」の件、実はこれまたスゴイ話があって、タイム・テーブルの時間が1時間分ゴッソリ抜けていて、それに記載されている手数セッションの出番の時刻が実際の出番より1時間も後になっていたのだ!登場時刻だけを見ていたら誰でもその時間に合わせた行動をしてしまうだろう。

ナ~ニ、イベントにアクシデントはつきもの。別に遅刻したワケでもないし、万事OKなんだけど、この楽しいイベントにあってもおかしくなさそうなスリリングなシーンをほーじんさんが演出してくれた…ということ。まさか本当にほーじんさんの仕込みだったりして?!

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もっとも、この3人+1人が出てきて演奏を始めた途端、全員、んなこと忘れちゃってたけどね!

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3人のうち誰ひとりかけても手数セッションのサウンドは成立しない。その総本山が孝三さんだ。なにせ元祖「手数王」だからね。ジェリー・ブラウンの話は手数セッションの別のレポートにまた記すことにしよう。それと、また孝三さんのビッグ・バンド聴きたいな~。

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たった2曲だったけど、やっぱりスゴイ演奏でショウの大きなみどころのひとつとなった。

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三井さん、あまりの熱演に撃沈!

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つづく

(一部敬称略 2013年1月14日 渋谷O-EASTにて撮影)