いわき街なかコンサートin 平 2012 <前編>
花?
タイトルと「ゼンゼン関係ねーじゃん!」とお思いだろうが…とりあえず関係ない。ん~、「マーシャルはロックの華」ということで結びつけちゃおう!
以前のマーブロで紹介した福島県のビッグ・イベントのひとつ、『いわき街なかコンサートin平』が今年も開催された。昨年は東日本大震災の復興のさなかにもかかわらず、いわき市民の熱意により華々しく開催され、今年も昨年に引き続き無事に開催されることとなった。そして、今年もマーシャル・ベース・アンプの偉大なるプレイヤー・伊藤広規率いる「伊藤広規&フレンズ」がヘッド・ライナーとして登場することとなり、取材に駆けつけた。
で、そのコンサートに行く前に立ち寄ったのがこの花卉直売所。
当該の季節はシクラメンを主に出荷しており、ビニールハウスの中は美しいことこの上ない。
イヤ~、こちとら、「花よりダンゴ」の権化みたいなものだが、たまにはお花も実にいいもんだ。心があらわれるね。
しかもここは製造元とあって見事なシクラメンが格安ででゲットできる。
もちろんシクラメン以外にも色々な種類の花々が用意されている(バラぐらいはわかるけど、あとはサッパリ…!)
お~、これは実に美しい!
素晴らしい演奏の前に、可憐な花々を目にして清楚な気持ちで会場に向かおうというワケ。
この直売所は「磐植(ばんしょく)」という。興味のある方でいわきに赴いた際には是非チェックしてみてください。
磐植の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト
…と、イザいわき市街へ!
おなじみの幟。
10月下旬の週末2日間、この静かな街が音楽に満たされる。街中にコンサート会場が設置され、全国からアマチュアバンドが終結し楽しい演奏が展開するのだ。
すぐそこの交差点のカドッこでも…
信用金庫の駐車場でも…
そして、数多くの現場でマーシャルに出くわすのだ。これはValvestate。
銀行の駐車場でも…。 お、ここはDSLのハーフ・スタックだ。
ここは駅前の会場。このバンドは「お祭りマンボ」をアグレッシブなアレンジでプレイ。なかなかにカッコいい!
ここはAVTとMGか。
ジャズ・クラブも解放される。
広規さん、8日スケジュール空いてるな~。これがホントの「イトーヨーカドー」。
ここの会場はスタックが置いてあるだけあって、なかなかコアなバンドが出ていた。
ここはフォークっぽい出演者たちが集っていた。
出演者の向こうの車…チョット、この写真じゃわからないけど、運転席で手を振っているのが伊藤広規さん。
街には古い蔵を利用したこんな建物も。左は美容室。真ん中がカフェ。右がバーだ。
ところどころに震災の爪あとを目にする。
ここがこのフェスティバルのメイン会場「いわきアリオス」。設備的、音響的に東北地区でトップクラスの施設だ。
ロビーには棟方志功の巨大なアートも。
お、あったあった!アリオスの売店にて。
昨年の演奏を収録した名ライブ盤『Relaxin' at IWAKI ALIOS』。伊藤広規、青山純、森園勝敏、中村哲、南沢KAZという音楽達人による名人芸がタップリ詰め込まれている。
タイトルはチャーリー・パーカーの『リラキシン・アット・カマリロ』から。私はこのタイトルのほか、キャッチ・コピー、写真を担当させていただいた。そして、ライナー・ノーツも書かせていただいたが、サンプル音源を聴いているウチに書きたいことが山積みになってしまった。そして、制作サイドにこのことを告げると「好きなだけ書いていい」とお許しをいだだき9,000字ほど書かせていただいた。自分で言うのもなんだが、名ライブ・アルバムである。
広規さんが取り組んでいるチャリティのバンダナ。
お~、ロンドンの再現!
<後編>につづく
(一部敬称略 2012年10月20日 いわき市にて撮影)