諸星和己 BIRTHDAY LIVE Volt-age47
こうした恒例の催しとなるとどうしても同じような書き出しになってしまうが、「歴史を刻む」という意味ではそれもひとつの楽しみと言ってよいだろう。
「Volt-age」と銘打ったかーくんのバースデイ・コンサート。
今はなき横浜BLITZの「43」からお邪魔し続けて、今回で5回目!
Volt-ageも「47」となった。
もはやMarshall Blogには欠かすことのできない重要な年中行事のひとつなのだ。
今回はブルーのライトの幽玄な雰囲気の中、ピアノをバックに、かーくんがスポットライトの下に現れた。
オープニングはシットリと「Graduation」。
一転してステージが燃え上がる。
光GENJIの30周年を記念した「Vibes XXX」で光GENJIのメドレーを!
諸星和己
そして、おなじみのバンド・メンバーは…
ギターに五十嵐sun-go。
下手のギターは田中”TAK”拓也。
キーボーズに佐藤真吾。
ベースは梅田潤。
ドラムスは前回はお休みだったがドラムの吉田太郎が復帰。
封印していたという光GENJIナンバーがゾロゾロ飛び出してくる。
30年前というと、「一生懸命なサラリーマン」の3年生の頃だな。
まったく流行に疎い私でもこのあたりの光GENJIの曲はかなりなじみ深いですな。
スゴイことだと思う。
私はテレビの歌番組をまったく見ないし、この頃普段聴いている音楽といえばもうジャズ一辺倒だった。後はヘンテコリンなマイナーなロックばっかり。
それでも知ってるもん。
どれだけ光GENJIの人気がスゴかったかを思い知る。
今、そういう曲って本当になくなったよね。
2曲終わったところでMC。
「めでたく47歳を迎えることができました。
たくさんの誕生日への電報、メッセージ、どうでもいいコメントをありがとうございました!」
キタキタ~、お楽しみのかーくんトーク!
「今日はバースデイ・ライブじゃん?いつもはオレの好きな曲を演るんだけど、今日は皆さんが主役だよ。皆さんが大好きな曲を演りますよ。
デビューの頃からの付き合い…」
…と、話題がsun-goさんに。
「『30周年なんだからこういう曲がいいんじゃない?』と、sun-goがリハの時に口出してきたんだよ」
「口出し」!相変わらずのかーくん節。
「sun-goちゃん…ウチのファンはそんなに甘いもんじゃないと言ったんだけど、やっぱりsunちゃん…女心をよくわかってらっしゃる。で、その通りやったらリハが大変だった!」
今日はそういうセットリストというワケ。ラップ調の「GROWING UP」が続く。
音玉でみんなビックリ!(私も)
「わかる人は一緒に歌ってください!」
「あ・き・す・と・ぜ・ね・こ」では大胆なスモークをバックにギターを手にした。
若い人は「あきすとぜねこ」なんて知らないだろうに…と思っていたら光GENJIのおかげで大リバイバル・ブームになったんだってね?
何でも名前を数値化して占ったとか…。
我々が小学校だった頃、つまり45年ぐらい前は、女の子たちが折り紙で作った「パクパク」とか「パックン」というのを使って「あ・き・す・と・ぜ・ね・こ」ってやってたよ。
「皆さんの顔を見てると、こういう曲が好きなんだね。元気が出る曲。今日のセットリストはsun-goさんがほぼ決めてるから!
イキな計らいのsun-goに拍手を!」
ジックリとシッカリと歌うかーくんに全観客の熱い視線が注がれる。
ここでTakちゃんのソロが大フィーチュア。
ステージセンターで「やったるで!」炸裂!
ん~、Marshallのサウンドはやっぱり素晴らしい。
続けて「Gimmie Attention」。
宝石のように輝くミラーボールが抜群の演出効果をもたらす。
そう、かーくんのショウは照明がキレイなのよ。
かーくんはジャケットを脱ぎ捨ててヒートアップ!
Takちゃんとウメさんが揃い踏むのは「BREAK DOWN BOY」。
ショウも中盤に差し掛かり、加速度的にエキサイトメントが増してきたよ!
かーくんは「KEEP ON RUNNIN'」で帽子をかぶって見せてくれた。
今度はサングラスにタバコ。
このタバコのシークエンスはおなじみ。
曲は「Never give up」。
この曲ではブレイクダンスも交えてカッコよくキメまくっちゃう。
シャツも脱いでもろ肌を見せるかーくん。
「最後!飛ばしていくぜ~!」
本編最後のセクションの最初は「WINNING RUN」。
続けて「COUNT DOWN」。
かーくんの水しぶきがsun-goさんを直撃!
水もしたたるギター・ソロ!
sun-goさんとMarshallのコンビネーションがクリエイトする轟音が響き渡る。
さてさてクライマックス!
今度はアコースティック・ギターを手にしたかーくん。
歩み出るウメさん……とくれば「Try Again」でしょう!
そして「Try Again」と来れば何といってもコレでしょう。
待ってました!
フロント陣4人がガッと集まってみんなで景気よく楽器をかき鳴らすこのシーンはいつ見てもスカっとするぜ!
本編を締めくくったのはピアノをバックにかーくんが歌い込む。
つまり、ショウの冒頭の形に戻ったワケだ。
そして曲は「I'LL BE BACK」…ん~、いい構成!
アンコール。
「はい、みんな手をつないで…ありがとう!」
手を下ろした途端、「さぁ、帰るぞ~!」
エエ~?
コレで終わるハズもなく、お誕生日のセレモニー・コーナーに突入。
バースデイ・ケーキ登場!
いくつになってもうれしいもんですな。
2回ほどローソクを吹き消したかーくん。
「コレを履くってこと?」
期待満々のお客さんの視線がスケート靴に集まる。バンドを交えて「Happy Birthday」をみんなで合唱。
「もう1足持ってきて!」と左右の靴が揃えられ、イスに座ってそれらを履く。
「普段、履く時の姿は見せていないからね。ハイ、履きました!
誕生日をやってもらったのでこの曲をみんなにプレゼントします。
イスに座りながらかーくんが歌ったのは「Love snow」。
そして、かーくんがイスからスックと立ち上がる。
もうそれだけで大きな歓声!
スイ~っと軽やかにステージの上をすべるかーくん。
曲は例の光GENJIのメドレー「Vibes XXX」。
コレは盛り上がるにキマってるじゃんね!
クライマックスでは銀テープも飛び出し、会場の興奮は最高潮に達した。
何でもなくツルツルっと滑っちゃうところが何ともカッコいいのよ!
小学生の頃、区民センターの屋上でガラガラ滑ってた我々とはワケが違う。
お客さんたちもとてもうれしそうにステージに熱い視線を送っていたよ。
これでアンコールも終了。
でも、まだまだコレじゃ収まらない!
モノスゴイ「かーくんコール」に応えてステージに再度現れたかーくん。
「夏の思い出に!」と、最後は弾き語りで「あの夏の日」を熱唱して『Volt-age 47』のプログラムをすべて終了した。
今回も歌に踊りに、ドキドキのトークに、と見どころがテンコ盛りのバースデイ・コンサートだった!
「48」も楽しみ!
諸星和己の詳しい情報はコチラ⇒KAZUMI MOROHOSHI Official Websiteこの後もsun-goさん関連の記事を掲載しますからね~。ファンの皆さんはお楽しみにね!
sun-goの詳しい情報はコチラ⇒オフィシャル・ブログ