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2016年6月10日 (金)

CONCERTO MOON~BETWEEN LIFE AND DEATH TOUR VOL.2

「生と死のはざま」か…。
私の人生もスッカリ後半戦に入っちゃったナァ。
去年死んだ父と同じく82歳まで生きるとすると、現時点で66%まで来たことになる。生きている時間より、残っている時間の方が短くなる時がこんなに早く来るとは思わなんだ。
「七割未満」なんだからマダマダじゃん?と思うような気もするけど、コレ、野球でいうともう7回だよ。
ワンサイド・ゲームだったら、メチャクチャ混雑する総武線を避けるために、早々と後楽園球場を後にしているところだ…コレは父。
あるいは、高崎線が混んでしまうので、アンコールはおろか、本編が終わる前にさいたまスーパードームから出てきちゃうところ…コレは私。
ところがドッコイ、たとえ7回のオモテだろうが8回のウラだろうが、私は絶好調。
徹底的にMarshall Blogを書き続けるぞ!…だからお願いだから拡散して!
私のライフ・ワークをもっともっと広めて、皆さんに楽しんで頂きたいのだ~。
なんてことを書いたのはもちろんCONCERTO MOONの近作『BETWEEN LIFE AND DEATH 』にちなんでのこと。
20cd
ちょっとおもしろい話しを目にしたので記しておく。
人間が今わの際に取る行動には三つのパターンがあるというのだ。
まず、「許しを請う」という願望…「あの時意地悪しちゃってゴメンね」というヤツ。
次に、「記憶」への願望…「オレのこと忘れないでくれよ!」というヤツね。
最後は「人生の意味を問う」…自分が生きていたことに「意味」があったのか知ろうとする。
なるほど…自分はどうかな?
私の場合、全部しつこくやっちゃいそうだな。
「Marshall Blogは本当におもしろかったのか?」、「写真はカッコよかったか?」、「誰が書いたのか忘れないでくれよ!」、「Marshall Blogをやってヨカッタよね?」…みたいになるな。
ヤダね~。めんどクサいね~。
「迷惑」のかたまりのようなこの人生、死ぬ時ぐらいは人様にご厄介をおかけしないようにしたいものだ。

さて、CONCERTO MOONは昨秋アルバムの発表に合わせてタイトルと同名のツアーを敢行した。
そのうち、名古屋 ell.size公演のもようがオフィシャル・ブートレッグ・シリーズの第三弾としてライヴ会場限定販売のDVDとなった。
タイトルはそのまま『BETWEEN LIFE AND DAETH TOUR 2015』で本編全曲+アンコール二曲を収録収録している。
もちろん今回も一切手直し無しの真剣勝負。コアなファン向けのコレクターズ・アイテムだ。
ん~、スリーヴの写真もいいね~。ナントならば、私が撮ったものだからだ!

Cmdvdそして、CONCERTO MOONは『BETWEEN LIFE AND DEATH』のツアー第二弾を企画。
今日のMarshall Blogはその千秋楽のレポートだ。
会場は古巣の目黒鹿鳴館。
勝手知ったるステージで、冒頭からアクセル全開!
オッリャ~!
10
島紀史

30v久世敦史

40vAki

50v中易繁治

60v河塚篤史

70vオープニングは「Angel of Chaos」。

80全曲ではないにしろ、ほとんど前回のツアーとは異なるセット・リストで臨んだ。

90一曲目をニュー・アルバムから持って来ないところがシブいね。

100v二曲目は「Survive」。
これはニュー・アルバムからのチョイス。

120相変わらず切れ味鋭いノンちゃんのソロ!
口数は多いが、必要なことしか言わない。男のソロだ。

130v二曲続けたところで久世ちゃんのMC。
「vol.2ができてうれしく思います。声が出なくなったらみんなに歌ってもらうから!みんなで大合唱していこうぜ!」って、ヤダよね~?
そもそも普通の人が久世ちゃんみたいに声を張り上げたら血管切れるわ!

140v三曲目も新作から「Struggle to the Death」。
「struggle」とは「もがく」とか「あがく」という自動詞で、私はよく「have been struggling with ~ing」として、現在完了進行形を用いて、「(焦りながら)今メッチャがんばって~に取り組んでいます」という風にイイワケっぽく使っている。
「ストラッグル」っていう音がナンカ頑張ってる感を表現していると思わない?
「奮闘している」みたいな意味では他に「strive」なんて単語もあって、穐吉敏子は「Strive for Jive(スイングに奮闘)」という超カッコいい曲を残している…なんてことはどうでもいいのか。
下のCONCERTO MOONは、まさにStruggling with Metaling!って感じかな?

210

CONCERTO MOONで低音にstruggleしている中易さん。

S41a0680VBA400とVBC412を使用。
VBAシリーズってこぢんまりしたラインナップだったけど、すごくマジメなコンセプトで、とてもいいベース・アンプだった。何よりもサウンドがヨカッタ。
ヘッドもキャビも泣きたいぐらい重くてね~。
海外では今も愛好しているベーシストが多い。

160vグッと旧作に戻って2003年の『Life on the Wire』から「Cheating Fortune Teller」。
ま、たいていはFortune TellerはCheatしてると思うけどね。
CONCERTO MOONの音はCheatingなしの荒行を積んだメタル僧侶の言葉だ。

165vベテランの業務部長もしくは総務部長が、机に向かって真っすぐ、背筋をピンと伸ばし、ひとつのミスも見逃しもなく、適切な判断で、モノスゴイ数の書類にハンコを押しているようなドラミング。
しかも、そのハンコはどれもすべてまっすぐに押されている。
河塚さんのドラミングを見ていると、そんな印象を受けるんだよね。
ニコニコしながら、必要以上に熱くなることなく、オッソロシク冷静に、そして完璧にCONCERTO MOONを律動させる。

170ステージの下手でコツコツとバンドに厚みを加えているAkiちゃん。
いい仕事をしている。

180オラオラオラオラオラオラオラオラ~!
泣く子もダマるノンちゃんサウンドだ!

190vそれはMarshall 1967MAJORがブッ放してる!

200vココのセクションは旧作シリーズ。
1999年の『Rain Forest』から「Lonely Last Journey」と「Fight to the Death」を繰り出した。
しかし、メタルの人達は「death」が好きだナァ。

220さらに曲を続けて中盤のクライマックスに向かう。
「Stand by the Window」だ。

230v前作『Black Flame』からタイトル曲と2004年の『After the Double Cross』から「Find the Key」。

240中盤でのアクセント。
Akiちゃんと…

250v久世ちゃんによる「Holy Child」。
会場の耳は二人のジックリと練り込んだパフォーマンスにクギ付けとなった。

260定番、「Dream Chaser」。

270_dc2003年のアルバム、 『Life on the Fire』からインスト・ナンバーの「Eye for an Eye」。

280_3 そのままノンちゃんのソロ!

290vこれまたお客さんの耳目はステージの動静にクギ付けだ。

310v
浴びも浴びたり「ノンちゃん風呂」!泉質はMarshall。効能はストレス解消!
皆さん、大満足~!

300ギター×ドラムの対決からそのままドラム・ソロへ。
さっきの業務部長とはかけ離れた、第一戦で営業マンに檄を飛ばす猛烈営業部長のようなエキサイトぶり!

320ハナ肇ばりにドラム・セットの前まで出てキットを叩く熱演ぶりだった。

330vそしていよいよタイトル・チューンの「Between Life and Death」!

340_bld「朝まで演りたい!僕が何を言っているかわからない時はテンションが上がってる時です!」と久世ちゃんのMCを経てショウは最終ブロックに突入~!

350_slm「Shining Light of the Moon」…

360v「Surrender」…

370v「Down Fall in Blood」と一気にたたみかけて…

380v全16曲で構成された本編を終了した。

390vアンコールはまず「From Father to Son」から。

400続けて「Take You to the Moon」。

410vもちろんコレでは収まらず、二回目のアンコール!

420自信満々にTシャツを脱ぎすてた久世ちゃんが「It's not Over」を絶叫。

430v最後まで信じられないようなテンションの高さのソロをキメまくったノンちゃん。
このすさまじい集中力にはいつも脱帽だ!

440そして、2012年末のファンの人気投票で見事第一位を獲得した当時の新曲、「Savior Never Cry」でアンコールを締めくくった。

450何たる狂熱のパフォーマンス!
CONCERTO MOONの「生と死の間」にあるものは「情熱」と「Marshall」だと思った。

460CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Website

470(一部敬称略 20164月30日 目黒鹿鳴館にて撮影)