OZZFEST JAPAN 2015のANIMETAL THE SECOND
1996年にオジ―・オズボーンと奥方のシャロン・オズボーンによってアメリカでスタートしたへヴィ・メタル&ハード・ロックの祭典、OZZFEST。
日本には2013年に初上陸し、昨年11月に再上陸した。
前回はケンブリッジからやって来たThe Treatmentをレポートした。
オイオイ、あれからもう2年かよ…ということは確実にあの時から2つ歳を取ったワケだ。
人生早いわ~。
ドンドンいいモノの見て、聴いておかないとあの世に行ってから後悔しちゃうぞ!
そこで、いいモノを見て来たよ!
うれしいことにですね、このバンド、ギター3人、全員Marshallなのだ!
やっぱりメタルなんだからそう来なくちゃ!
ルークさんはJVM410HとMF400B。
JVM410Hと1960A、自慢のTatooシリーズ!
色々な事情があって登場は朝の11時半。
それでもこのメンバー、前評判も高く、「Mr. Crowley」のオープニングSEに乗ってステージに登場した時には異常な盛り上がりを見せていた。
1曲目は「Overture~Theme of ANIMETAL THE SECOND~」。
荘厳なメタル・インストゥルメンタル。
ちゃっきーの息のあったプレイ。
あこがれのルークさんとの初共演!
この時の感動を先日のMary's Bloodのワンマン・コンサートでも思い入れタップリに語っていた。
よっぽどうれしかったに違いない。
そうだろうね~、私がFrank Zappaのステージ上がらせてもらうようなもんだもんね。
そりゃ感動するにキマってる!
Queen.Mさまの歌声がまた信じられないぐらい素晴らしいロック・ヴォイス!
まるで歌のMarshall!こういう人がまだいてくれるんだネェ~。問答無用でカッコいいわ。
ルークさんの立ち位置が暗くて撮影に難儀した~!
でも、そこはさすがルークさん、そこにいてくれるだけで雰囲気が変わる!
ハッと思ったんだけど、私、実はアニメタルって初代からUSA、そしてTHE SECONDと結構押さえているんですよ~。
「巨人の星」とかはもちろんおなじみなんだけど、このTHE SECONDのレパートリーはさすがにわからないのが正直なところ。
何せ生まれてはじめて体験した日本のアニメといったら『鉄腕アトム』だから…。まだテレビが白黒しかなくて、真空管が入っていた時代。こちとらそういう世代なのですよ。
でも、この曲は知ってる。2曲目は『創聖のアクエリオン』からタイトル・チューン。何かのCMに使われていたもんね。
魅力的なサビのメロディがMさまの声にピッタリだ。
ココぞとばかりに猛烈なシュレッディングで迫るルークさん。
しかし、やっぱりJVMはいいナァ。抜けること抜けること!
SAKIちゃんは高崎さん張りのタッピングを披露。
激歪みながら粒立ちのよいトーンは、こちらもさすがのテクニックとそれを支えるJVM!
バッキングに徹した田上さんのプレイもソリッドに聴かせる。
JCM2000は名器だったねェ。
現&旧のLOUDNESSIANのタッグだもん。すごくないワケがない。
あ、「LOUDNESSIAN」というのは私が勝手につけた名前ね。
デューク・エリントン楽団に在籍したことのあるミュージシャンは「エリントニアン」といって尊敬される。
また、バイロイトに何年も通い詰めているような熱烈なワグナー・ファンは「ワグネリアン」…この辺りから頂戴しました。
そして、彩を加えるキーボードと…
コンピューター・マニピュレーション!
何という豪華なステージ!
それなのにもう最後の曲だ。
『化物語』から「君の知らない物語」。
お客さんたちもっと観たかっただろうナァ~。
次回はメイン・アクトでタップリとお願いします!
それにしてもちゃっきー、うれしそうだったナ。
さて、そんなちゃっきーのために…ウソウソ、Marshallのために既報通りルークさんがMarshall Blogに出演してくれる。
何を演るかはまだヒ・ミ・ツ。
そして、ちゃっきーも一緒!ちゃっきー、またよろこんでくれるかな?
ドラムは最近Naked Machineというバンドへの加入がキマった石川達也。
…なんですが、予てからお知らせしております通り、Marshall GALAのチケットは完売致しました。
お買い上げ頂きました皆様、誠にありがとうございました。
楽しいコンサートになるよう全力を上げて取り組む所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
当日券がご用意できるかどうかは現在のところ未定です。
Marshall Blogで随時情報をアップしていきますのでご注目願います。
Marshall GALAの詳しい情報はコチラ⇒Marshall Blog
(一部敬称略 2015年11月22日 幕張メッセにて撮影)