for the tomorrow~新生DESTROSEお披露目ライブ
今日の東京、今年一番の暑さだってよ!もういい加減にしろってんだ!
「アツイ、アツイ」と言ったり、嘆いたり、泣いたり、書いたりしても涼しくならないことは先刻承知だが、書く。
アツイ!
ってんで、今日のレポートはひと月チョット前に開催されたDESTROSEのライブのもようだ。
この日は新しいボーカリストを迎えた新生DESTROSEのお披露目ライブ。
会場は目黒鹿鳴館。完全ソールド・アウトで会場はイモ洗い状態。猫の子一匹入るスキ間もありゃしない。まるで昔の真夏の後楽園プール!
その熱気で場内は阿鼻叫喚の灼熱地獄!悠々と写真を撮るスペースもまったくない。
うれしいことにMarshall Blogの読者の方が扇子で煽いでくれてかなり助かった。
この熱気もしくは殺気をもってして新生DESTROSEへのファンの期待を知るべし。
かくして幕は上がった!
オープニングからいきなりバンド名を冠した代表曲「破壊の薔薇」。会場は狂気にも似た筆舌しがたい猛烈な興奮状態!
DESTROSEの熱烈なファンたちはこの新しきヒロインを問答無用で歓迎したようだ。
華麗なギタープレイと燃え上るような赤い髪で観客を魅了する成美。
この辺りからカメラのアングルが変わる。そして、冒頭の「アツイ」とつながるワケ。
…というのは、初めは下で撮っていたんだけど、お客さんのあまりの熱気と湿気でカメラが一台壊れちゃったんよ!デジタル機器は極端に暑いところ、寒いところが苦手だっていうことなんだけど、これにはマイッタ。
そこで急遽お客さんをかき分けて二階へ上がって撮影を続行したのですわ。
恐るべしDESTROSE軍団!
ボーカルが変わって以前より若干ソフトになたかな?硬いばかりがロックじゃない。その分音楽性に豊かさがより加わったように聞こえたのは私だけだろうか?
スゴクいい感じ!私も新生DESTROSEを歓迎する。
まったく物怖じしないミキのプレイも見逃せない。サポート・メンバーとは思えない一体感。
Marshallの上にはバラが…。バラはイギリスの国花だ。イギリスの国歌はハード・ロックといってもよかろう。そして、Marshallはイギリスを代表する楽器ブランド。
この符合をまとめたところにいるのがDESTROSEなのだ。
やはり、いいロックあるところには必ず「M」の字が存在する。
一段とパワーとドライブ感を増したHarunaのドラム。全編ぶっちぎりに全力疾走!
この日、3つの新曲も披露。ファンの期待度を劇的に高めたことは間違いない。
アンコールではファン狂喜(ここは「狂気」ではない)のサプライズ!
お休み中のMina隊長がステージに上がったのだ!当然Marshall!
曲は「Fenixx」。
里彩の歌声が何の違和感もなくハードなDESTROSEサウンドに溶け込んでいる。行く先に何の問題も不安もないことを証明した瞬間でもあった。
さすがのコンビネーション!
9月末にはミニ・アルバムを発表し、11月末にワンマン・ライブを開催する。
パーマネントな活動を続けるグループにとってはメンバーのどのパートが交代しても痛手は大きいものだが、やはりそのバンドの音楽の顔である「声」が変わってしまうのは一番ダメージが大きいことは否めない。
その難局を見事に乗り切ったDESTROSE。
「開演前はモノスゴイ緊張でブっ倒れそうだった」という里彩。楽屋では堂々として全然そういう風には見えなかったけど…。
しかし、ステージに上がるとその緊張もどこへやら、DESTROSEとの演奏が楽しくて、「一生この光景が続けばいいのにと思った」とか…。
DESTROSEの行く先にはもっとスゴイ光景が待ち受けているハズだ。
がんばれDESTROSE!
DESTROSEの詳しい情報はコチラ⇒DESTROSE Official site