グッドモーニングアメリカ
「Good Morning America」といえば1975年から2004年まで続いたアメリカのテレビの定番モーニング・ショウのタイトル。
でもね、今、若い人の間で「グッド・モーニング・アメリカ」といえばグッドモーニングアメリカ(以下時々「グドモ」)だ。
ナニを言ってるのかって?従来の名前を変えてデビュー2007年にデビューした人気バンドのこと。
その4人組が登場したSPACE SHOWER主催のシリーズ・ライブ『SPACE SHOWER 列伝JAPANツアー2013』に潜入してきた!
この人気のコンサート、グドモはトリでの登場。これだけでもいかに人気を集めているのかがわかる。
も~、会場は若い人ば~っかり。ウチの子たちより年下だな、みんな。コレ、ヘタするとマジで自分が一番年上かも…。イヤ、ヘタしなくても一番年食ってるわ!
でもそんなの関係ない!今日は思いっきり若いエキスを吸い取らせていただくことにしよう(…ってオレ害虫みたいだナ)
会場は赤坂BLITZ。冒頭バルコニー(2階席の上下にある出っ張った客席)にベースのたなしんが「去年はこのコンサートをここ(客席)から見ていたが、今年は出る方になってうれしい!」旨のスピーチを携えて登場。
そして客席からクラウド・サーフィンでステージへ。
グッドモーニングアメリカは…
渡邊さんは1959SLPと1960Aを使用している。こうしたソリッドなロックにも1959は最適だ。RAMONESが(この名前、恐らくマーブロで今回初めて出たかもしれない…)パンク黎明期に早々とそれを証明してくれている。
実は彼とはもうずいぶん前に会っていて、よせばいいのに生意気に「今のロックは…」なんて話しをしちまったことがあった。いつもこのブログで騒いでる例のヤツよ。
ところが彼はそんなオヤジにの話しにイヤな顔ひとつせず耳を傾けてくれましてね…。超ナイス・ガイなの。
今回ステージをギターを弾く彼の姿を見て思った。生きている時代が20年ちょっとも異なっているのだから嗜好が違うのも当たり前。でも音楽を愛する気持ちは変わらんのだな…と。
だからこそ、若い人たちには急ピッチでいろんな音楽、イヤ音楽とはいわん、いろんなロックを聴いてもらいたいのだ!ガンコですいません。
久々に遭遇した猛烈にパワフルなキャラ、たなしん。
おとといだったっけな?朝のワイドショウを見ていたら、グドモの4人が登場!彼らは八王子の出身で、うまいラーメン屋を紹介してくれるというコーナーだった。
その水先案内人が彼で、もう「元気!」としかいいようのない強烈な押しで画面を席巻していた。また声がスゴイ!恐ろしくヌケのよい周波数帯にあって、目から耳から入ってくる彼の存在感は途方もなく強い!
ドラムはペギ。
彼のドライブ感満点のドラミングはグドモの大きな武器だ。そしてとてもフォトジェニック。彼がドラムを叩いている姿がまた実にチャーミングなのだ。
やっぱりね、人気の出るバンドはこうしてメンバーのキャラは全員立ってるもんですよ。
そしてグッドモーニングアメリカは来る5月8日、待望のファースト・アルバムを発表する。
これがその『未来へのスパイラル』。初回盤にはDVDが付いている。
そういえばこのバンド、名前のワリに英語表記が少なくていいね。バンド名からしてカタカナ表記だし、しかも「・(中黒)」さえ入れない。こうしたところにこだわりを感じてしまうのは私だけなのかしらん?
総勢5バンドが出場するイベントだったため、グドモの持ち時間はそう長くなかったが、アンコールを含めて全7曲。
『未来へのスパイラル』からの曲とそれ以前のレパートリーをからめてエキサイティングな充実したステージが展開された。
アンコールでは特別参加のダンサーを交えてシングル「キャッチアンドリリース」をプレイ。
やっぱりいつの時代もロック・ギターの音色はMarshallが作るのだ!
グッドモーニングアメリカの詳しい情報はコチラ⇒グッドモーニングアメリカオフィシャルウェブサイト
(一部敬称略 2013年3月9日 赤坂BLITZにて撮影 協力:SPACE SHOWER)