WE LOVE BAKUFU SLUMP 前夜祭 <後編>
爆風スランプの偉業を称え、総勢70名以上が参加して制作された2枚組のトリビュートCD『爆風トリビュートComplete』。このCDの発売を記念して催されたライブ『WE LOVE BAKUFU SLUMP』の前夜祭。昨日に引き続きその<後編>をお送りする。
Cuttに続いて登場したのは44MAGNUMの梅原"Paul"達也。
さすが大御所!堂々たる存在感で「愛がいそいでる」を熱唱!
ここで、ハウス・バンドのメンバーとして活躍する米川英之をフィーチュア。
田口智治と…
渡辺英樹も加わり、米田渡でC-C-Bの「Beat the Meat」をプレイ。
ツヤのある音色で縦横無尽に弾きまくる米川さん。存分にそのテクニシャンぶりを見せてくれた。
そして、「Runner」。会場は完全に興奮状態だ!
写真では隠れてしまっているが、菅沼孝三も加わり、ツイン・ドラムになっている。
まだまだ続く飛び道具!
これが何ともゴージャスなファンキーさんと孝三さんのツイン・ドラム!
三井さんをボーカルに迎えて「東の島にブタがいた」と…
超速「無理だ!」。何が無理ってこのテンポ?以前から手数セッションのステージで見聞きしていたが、今日は御大も加わってなおさらすさまじい~!
思いっきり混沌状態にしておいて、まるで火消しのように登場してくれたのが上野まなちゃん。
さわやか~。飲みすぎた後にいただくお茶漬けよろしく、かわいい歌声でボサノバをサラサラっと流し込んでくれた。曲は「カンカン」。最高のスマイル~!
それにしてもファンキーさんってメチャクチャいい曲をたくさん作ってるよナァ~。
そしていよいよ最後のコーナーに突入!
二井原実、登場!
また、ガラリと雰囲気が変わるからスゴイ!
またベースが仮谷さんにスイッチして2曲を演奏。
ドラムが孝三さんということなので、デッド・チャップリンの曲が選ばれた。
「Far Away」と「Money Eater」。
やっぱり圧倒的な迫力で一瞬のうちに聴衆の心をわしづかみにしてしまう二井原さん!
米川さんのギター・ソロも冴えわたる!
そして、ここで二井原さんがスペシャル・ゲストを呼び込んだ。
この人、1986年結成のアメリカのベテラン・へヴィメタル・バンド、スキッド・ロウのギタリスト、スコティ・ヒル。
田川ヒロアキのギターを借りてブルースを1曲。
「弾き方が違うぞ~!」のかけ声に会場は大爆笑!
もちろん本場仕込みのギターは…ってこんな表現はヤダね!やっぱり、プレイに説得力があるというか、華を持っているというか…西洋人特有のロックのDNAをまき散らすね。
ロックのDNAなら二井原さんもまったくヒケをとらないけどね!この盛り上げようは天才の域を超えている!
もちろんお客さんも大喜びよ!
スコティも実に楽しそう!
大喝采を浴びるスコティ・ヒル。
この時は、ステージのスコティを撮影しただけだで、彼に直接挨拶をすることもなかった。ところが、偶然は恐ろしいというか、世界は狭いというか、このライブの数日後、たまたまあるイベントで知り合った方を介してスコティと電話で話す機会を得たのだ。
話をしたところ、最高に感じのいい人で、写真の使用もふたつ返事でOK。「マーシャル大好き」ということで、私も大好きになってしまった!
また日本に来るというので、その時にはカメラかついで絶対取材に行かなくちゃ!
そして、いよいよフィナーレ!
出演者が勢ぞろいして「リゾ・ラバ」を大合唱!
ファンキーさんもラスト・スパート!
みんな楽しそう!
冒頭に登場して思い切り会場を沸かしたザ・キャプテンズの傷彦も加わって最高のフィナーレとなった。
最後はみんなで記念撮影。あ~、本当に面白かった~。
コレ、まだ前夜祭だかんね。明日のO-EASTはどんなことになるのやら…。
まさかあんなことになるとはね~。朝起きて驚いた~!
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注:大爆笑の総合司会をご担当された三井さん。司会だけでなく「三井ぱんと大村はん」というユニットで渋く「スパる」を聴かせてくれたのだが、イスでの演奏だったためにステージ上のふたりがまったく見えず撮影不可…。その他にもご登場いただいたが、それぞれ15秒ほどの出番で、しかも照明がめっぽう暗かったため残念ながらこちらも撮影できす…。ファンの皆様失礼しました。次回からのO-EASTのレポートではしっかりご登場いただきますのでご期待ください。
(一部敬称略 2013年1月13日渋谷Milky Wayにて撮影)
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Shige Blog更新しました⇒エイドリアン・ブリューを撮ったよ