フレイズブリンガー~BLAZE FUTURE <後編>
トリットちゃんとのデュエットでしっとりと終わったアキトくんのソロ・コーナーを粉々に打ち砕くかのように飛び出してきたジョーくんのソロ・コーナー!このジャケット!…となると演奏するのはTRONADO-GRENADEのナンバーに違いない。
そう、「Love Never Dies」だ!TRONADO-GRENADE×4/5の熱演!
先日、カズマくんの記事を書く時にチョット昔のことを調べたんだけど、TORNADO-GRENADEが初めてMarshall Blogに登場したのは今からちょうど10年前のことだったんよ。
早ェな~、10年。
皆さんもスッカリとベテランになられて、こうしてまた一緒に演奏するなんてのはいいね。当然カバちゃんも大熱演!
「今はもうないバンド」のレパートリーとは全く思えないみずみずしいパフォーマンス!
まるで今でも毎日コレをやっている錯覚に陥ってしまう。
ジョーくんのペット・フレーズ…
「ハァ~…オレは常に、いかにロックであるか、ハードロックであるか、ヘヴィメタルであるか…そんなことを考えていた。
10年以上前からズッと、そんなことを考えていた。
その結果、オレはAV男優になったァ~!」上半身の服を脱ぎ捨てて「Naked Dance」。
カズマくんとやっていたVowz-Vooz時代のレパートリー。
アレもアッという間に終わっちゃって残念だったナ。
始まりやすく終わりやすい…コレが今の若者のバンドの特徴だァ!ひたすらストレートに突っ走るハードロック・チューン。
カズマくんのソロが鋭く切り込んで…
パンイチ!
安心してください、はいてますよ。
曲のタイトルが「ハダカ踊り」だから仕方ない。4人+ハダカ男で胸のすくようなハジけっぷりを見せてくれた。
心配するな~!
裸はジョーくんの仕事着だ!ココでジョーくんがステージを離れる。
するとシャドウがリズムを刻み出してひとりひとりがソロを披露。そしてステージに戻って来てアキトくんがメンバーを紹介した。
ジャパメタ界のキューティー・ハニー、村田彼方。カーニバル・フィンガー、寺沢リョータ。
TweyelightのKabaya'n。
Mr. Little Heart、松浦和亦。
2人のシンガーはお互いに紹介し合った。
「なんかジョーさんがココで言いたいことがあるみたいです。
チョット聞いてあげましょうか?」 「オレは常に、いかにロックであるか、ハードロックであるか、ヘビーメタルであるか…そんなことを考えていた。
10年以上前からそんなことを考えていた」
またかよ!
イヤイヤ、コレはジョーくんの持ちネタだから。
ワルだナァ。
「世の中には、セックス、ドラック、ロックンロール、そんなことがある。
オレはセックスは大好きだがドラッグはやっちゃいけないと思う。
だからドラッグに変わる新しいモノを提案したいと思って…ナンだと思う?
そうだ、よく言った!カレーだ。
次はそんな曲だぁ!」もうコレは次の曲のタイトルを言ったようなもので…もちろん「Sex, Spice, Rock'n'Roll!!」だ!
TORNADO-GRENADEのテーマ曲だったとも言うべきキラー・チューン。
2人の歌にも熱がこもる!
ココでお客さんを巻き込んでの合唱大会。
もちろん歌って頂く文句は「Sex, Spice, Rock'n'Roll!!」。
みんなで声を張り上げて…クライマックスへ!
そしてジョーくんがお得意のジャンプで曲を締めくくった。
しかも2発!
「今の曲はとてもバカバカしく聞こえるかもしれない。
しかし、この曲を歌い続けて来た3年半とそれを共にした仲間たちや後輩たち。
そして今日…新しく出来た仲間アキトと一緒に演れたことは最高の宝物です。
ありがとう!」「オレもその時、その時でジョーさんみたいな大事な仲間がいて一緒にナニかを作りたいなって思うんっすよ。
そういう存在になれるように1歩1歩ガンバっていきたいと思います」次に演奏した「記憶の向こう側」は、そんな出会いとか、別れとか、思い出とか、それに浸れるような曲。
今日2回目のアコギを弾くカズマくん。
キッチリとしたストラミングが心地よい。2人の美しいハモリを交えてホンワカ・ムードに仕上がった。
アキトくん「6年ぶりにこのharevutaiのステージに立つことができて本当にうれしく思ってます。
ありがとう!」
ジョーくん「今日歌ってきた曲をオレたちはこれからリリースしていくので楽しみにしていてくれよな!」
とひと言挨拶をして本編最後のセクションに取り掛かった。まずは「Voice from the Storm」。
サビのメロディが印象に残るミディアム・ファストのマイナー・チューンから…
本編の最後を「ノアの方舟」で締めくくった。
ジョーくんとアキトくんを完璧な演奏で支えた4人!
やっぱり〆はジョーくんのジャ~ンプ!
「どうもありがとう!」
本編全14曲を全力で歌いきった2人。
その表情はどこまでもすがすがしい。今日のライブのギターの音はすべてMarshallから出されております。
ステージ上手、カズマくんのMarshallは「JMP-1」、「JVM210H」そして「1960BV」。 ステージ下手カバちゃんのMarshallは「JVM210H」と「1960BV」でした。
さて、アンコール。
まずはブレイズブリンガーの2人がステージに姿を現した。
「アンコールありがとう。イヤ~、最高だね!」
「いい景色すぎる!ズっとやりたかったの。
この景色を思い出に残したいので、皆さん、写真とか撮っちゃってもいいですか?」とアキトくんが提案して客席をバックに記念撮影。最後の1曲。
「オレたちの始まりの曲…決意の曲を歌わせてください」と紹介した「ブレイズブリンガー 赤」。
2人のア・カペラの歌からスタート。そしてバンドが入って怒涛のドライビング・チューンと化した。
客席はそれこそ「火がついたように」燃え上がった!アンコールではお揃いのTシャツを身にまとい、最後の最後までテンションの高い演奏を繰り広げたバンド・メンバーたち。
しかし、仲がいいナァ~。
こうしてブレイズブリンガーの最初の単独公演は盛り上がりに盛り上がって最後を迎えた。
ありがとうございました!
大興奮の面持ちでステージから降りたがらない2人。
それでもハグをして…
ジョーくんがアキトくんをお姫さまダッコしてステージを離れた。
ブレイズブリンガーの詳しい情報はコチラ⇒⇒Xオフィシャル・アカウント<おしまい>
(一部敬称略 2025年4月5日 池袋harevutaiにて撮影)