SHOW-YA 30th Anniversary CLUB CIRCUIT 『PROGRESS』 Release Tour <前編>
進撃の熟女…と敢えていう。
いいじゃない、熟女。こんなロックな熟女はアメリカにもイギリスにもいやしない。
2回の野音とギネスブックの申請、原点回帰の鹿鳴館、そして、ニユー・オリジナル・アルバムのリリースにともなうクラブ・サーキット・ツアー。
後でまた言うけど、今年はまだデカイのが控えてる。
30周年を華々しく演出してきたSHOW-YA。
今日は10月末に開催されたクラブ・サーキット・ツアーの千秋楽のレポートだ。
SHOW-YAが満を持して9月末に発表したニュー・アルバム『PROGRESS』。
当然ここからの曲を中心にショウは進む。
ボーカル、寺田恵子
ギター、五十嵐sun-go美貴
ベース、仙波さとみ
キーボード、中村美紀
ドラム、角田mittan美喜
二曲目は直近のオリジナル・アルバム『Genuine Diamond』から「Bloody Rose~薔薇の紋章~」。
新「限界」に続けて『PROGRESS』から選曲しないところがニクイじゃん?
sun-goさんのワイルドなMarshallトーンが会場の空気を引き裂く!
続けて演奏したのは旧作のヘヴィ・チューン「Bad Boys」。
MCでニコ生が入っていることを恵子さんが紹介。
そして、『PROGRESS』からの曲に取り掛かる。
クロマチックなイントロからこれまた意外な展開を見せるスピード・チューン。
このドライブ感はまさにSHOW-YAの真骨頂だ。
メロディが恵子さんにピッタリだ。
sun-goさんお得意の開放弦を使用したギター・ソロが聞けるこの曲。
レコーディングでもMarshallを爆音で鳴らして弾いてくれた。
キャビネットは1960BDM。
要するにいつものsun-goさんのバックライン。
キャプテンのオルガンのイントロが素晴らしいのは…
「MEDUSA」。
その後、この曲もドンドンSHOW-YAカラーに歌い上げられていく。
今度はmittanとsun-goさんによるイントロ。
ちょっとファンキーな「SIGN」、「詩吟」じゃないからね。
この超ストレートなベース・ラインを聴け~!
まるで暴走機関車。誰も止められない!
この曲、エラく盛りだくさんなのよ。曲調が変わったり、コーラスがフィーチュアされたり…すごく好き。
ちょっと「Mobby Dick」を思わせるギター・リフ。sun-goさんのアイデアなのかな?
昔からズッと演っているかのようにナチュラルに新曲を歌いこなす恵子さん。もう完全に自家薬籠中のものとしている!
その曲たちがSHOW-YAカラーに満ちているからなのだ。
こうしたリフ曲で抜群の重みを発揮するのがさとみさんのベース。この曲ではサオを替えた。
ここまでの七曲で前半の半分ってとこかな?
そのうち、「限界」を入れて『PROGRESS』からの曲が五曲。
まったく違和感なし。
完全にSHOW-YA。どこを切ってもSHOW-YA。
イヤ、違う。
パワー・アップしたSHOW-YAだ。
まったく…後半はどうなっちゃうの?!
2015年ももうすぐ終わっちゃうけど、SHOW-YAの30周年はまだ終わらない。
来る12月27日に、その30周年を締めくくるSHOWーYAの歴史を彩る大コンサートが東京で開催される。
今回はその模様を生中継するそうだ。
12月27日は東京国際フォーラム ホールAへ集結しよう!
SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA オフィシャルサイト