Marshall Blogに掲載されている写真並びに記事の転載・転用はご遠慮ください。
【マー索くん(Marshall Blog の索引)】
【姉妹ブログ】
【Marshall Official Web Site】
【CODE/GATEWAYの通信トラブルを解決するには】

« DEALS at Crawdaddy Club Liveshow vol.4 | メイン

2025年10月14日 (火)

Marshall Blog 2500回更新記念特集<前編>

<ごあいさつ>
本日、この記事をもってMarshall Blogは2,500回目の更新を達成致しました。
本来であればもっと区切りのよい3,000回をもってして記念記事を編むべきなのかも知れませんが、今の世の中、先行き何が起こるか皆目見当がつきませんので祝える時に祝ってしまおう!という魂胆で本特集を組む決心をしました。
 
日頃よりMarshall Blogをご愛読頂き誠にありがとうございます。
また、関係者の皆様方におかれましてはいつも多大なるご協力を賜り心から御礼申し上げます。
皆さま方のご支援なくしては、2,500回の更新を実現することなど到底できませんでした。
さて、このMarshall Blogは私がMarshall社に直接世話になり始めた2012年に始まりました。
前職を辞し、浪人としてしばらくの間を過ごしましたが、当時のMarshall社の社長から「ウチで働かないか?そしてあのブログをまた始めたらいいじゃないか」というお誘いを受けたのです。
2008年4月にスタートした以前のMarshall Blogを高く評価していてくれたのです。
こんなことをやっているMarshallの関係者は世界で私ひとりでしたから。
その以前のブログでは916本の記事を書き上げたものの、残念ながら1,000回目の更新を目前にして私の退職とともに2011年末に終了し、やがてインターネット上から完全に消滅してしまいした。
初期の頃は記事の内容も簡素なものでしたが、新旧のマーブロの記事を合計するとその数は3,416本に上ります。
そして、2012年に今のMarshall Blogを始めてからコロナになる前までは長年にわたり週末、盆暮れを除いて毎日更新を実践しました。
現場へ行って、ライブ写真を撮って、現像して、ストーリーを組み立てて写真を並べ、それぞれにテキストをつけていくことはなかなかに手間のかかる作業です。
また、何か脱線をしようにもいい加減なことは書けないので、裏を取るのにかなり時間を要することもあります。
これらは面倒極まりない作業で、毎日更新をしていた頃は朝の6時から夜中に1時までパソコンに向かっていることもそう珍しくはありませんでした。
そうしているウチにいつの間にかもはや記事を書かずにいるとウズウズしてくる体質になってしまいました。
Marshall BlogはMarshallの商品を宣伝するためのツールのひとつです。
つまり「コレはいいよ~!」と商品を褒めたたえる惹句を並べていれば事足りるハズなのですが、現場でアーティストの皆さんの熱演を目の当たりにするにつけ、MarshallやNATALを使って自分たちだけの音楽を創っているバンドやアーティストをMarshall Blogを通じて応援することを思いつきました。
コレがMarshall Blogの『ライブ・レポート』のキモです。
ナンと言っても「音楽」あっての「楽器」ですから。
そして、私がMarshallの仕事を通じて経験したことや、他で学んだことをオモシロおかしくたくさんの人に紹介したいと考えたのが『イギリス-ロック名所めぐり』や『私の〇〇』です。
結果、完全に「宣伝ツール」の枠を逸脱してしまいました。
それゆえ田川ヒロアキさんが「Marshall Blogはひとつのメディアである」と表現してくれた時はとてもうれしかった!
また、この仕事の別の意義を教えてくれた人がいました。
それは三宅庸介さんです。
三宅さんのバンドのライブ・レポートを掲載したある時、彼は私に「シゲさん、残してくださってありがとうございます」とおっしゃったんです。
「『残す』?『残す』って一体ナンのことだ?」と、その時は一瞬不思議に思いました。
それはどういうことかと言うと、どんなにミュージシャンが心血を注いで熱演したステージも、終わってしまえば二度とその様子を取り戻すことはできません。
いわゆるエリック・ドルフィーの名言ですな。
せいぜい演者や観客の頭にその様子が刻まれるだけで、きっとその記憶も次第に薄れてしまうことでしょう。
場合によっては残されて困ることもあるかも知れませんが、Marshall Blogにレポートが掲載されていれば、たとえヘタな写真とツマらない文章でもそのステージの様子が半永久的に記録される…というワケです。
コレはには全く気がつきませんでした。
三宅さんのご箴言を得てからというものライブ・レポートの制作にはMCの文字起こしを交えるなどして一層その再現に努めるようになりました。
Marshall Blogを一番最初に始めてから17年、最近では現場で脚立の上がり降りにも(特に降りる時)細心の注意を要するようになりましたが、続けられる限り健筆を揮っていきたいと考えております。

本特集では勝手ながら自主的に2,500回目の更新を記念させて頂き、昨今Marshall Blogにご登場頂いている皆さまから頂戴したメッセージを向こう3本に渡ってご紹介させて頂きます。
どれも拝読すれば涙が出るような温かいお言葉ばかり!
本来であれば頂戴したメッセージのすべてに答辞をお送りしたいところなのですが、紙幅が膨らみすぎてしまうので自重しました。
この場をお借りしましてメッセージをお送りくださいました皆様に深く感謝申し上げます。
尚、掲載に際しましては所属団体名とソロ活動名義の五十音順とさせて頂き、軽い文字校正を施した以外はオリジナルの文章をそのまま掲載致しました。
それではまずはアンバー・ランバーのアキラさんからお願いします!
   
森永JUDYアキラ(アンバー・ランバー)

Marshall blog様、祝2500回!おめでとうございます!
私は相方がMarshallを使っているご縁でアコースティック用のアンプを使わせてもらい、年に何度かレポートをしていただいています。
写真もアー写に使わせていただいたりして大変お世話になっています。
マーブロといえばライブのレポートはもちろんですが、シゲさんの豊富な知識が爆発して横道に脱線しまくって本線に戻れなくなりそうになっていることもよくありますよね(笑)。
今回はどんな道にそれるか?というのもひそかに楽しみだったりします。
とにかく物知り!シゲさんの頭の中は宇宙!(笑)
そして改めて考えるとあのボリュームのブログを2500回!? すごすぎます。
これからも私の知らない世界を教えて下さい!
マーブロばんざーい!Photo 
山本征史(アンバー・ランバー)

マーシャルブログ、2500回おめでとうございます!
アンバー・ランバーではライブの度にエッセイを書き下ろして配っているんですが、今のところ430回目あたり…マーブロは2500回!あのボリュームでこの回数、全く頭が上がりません。
「頭が高い!ひかえー!ひかえおろー!」でございます。
マーブロは脱線が楽しいですね。個人的に特に楽しいのが落語がらみの脱線。
牛澤さんと僕との共通の趣味です。
可楽、三木助あたりの淡麗辛口の江戸前の噺家と僕のベーススタイルが似てると書いて貰ったこと、とても嬉しく思っています。
歳を重ねての変化もあり、またバンドによって枝葉の部分を変えるので、今は川柳、円丈、白鳥スタイルに近い部分もありますが、芯の部分は可楽、三木助リスペクトなのは変わりません。
これからも芯を守りつつ進化して行きたいと思います。
マーシャルのベースアンプ、1978年製の「1992SUPER BASS」を30年以上愛用していて、夜叉、STAND、SBL、アンバー・ランバーと色々なバンドで取り上げて貰っています。
3000回、5000回、10000回と末永く、みゆきさんと仲良く続けて下さい。
これからも楽しみにしております。Photo_2<征史さんが2,500回を記念して描いてくださったネコ大仏>Nd 
犬神明(犬神サアカス團)

祝Marshall Blog 2500回達成!
初めてマーブロさんに犬神サアカス團を取り上げていただいたのは2013年、下北沢の芝居小屋での単毒公演「祟神」でした。
それ以来、牛澤さんご夫婦とは家族同然の濃厚なお付き合いをさせていただいております。
牛澤さんに会うと毎回「明さん〇〇って知ってます?」とこちらのオタク気質を刺激するよな話を切り出してくるんです。
私も負けじと「ほほう、じゃ牛澤さんこれ知ってます?」と応戦します。
最初は音楽の話なんですが、いつしか健康から歴史から政治から宇宙から民俗学に発展して、はてさてどうなることやらと白熱しても最後は「いやぁ〜昔は良かったですなぁ!」と意気投合して落ちつくのです。
まあこれが楽しいのなんのって(笑)。
考えてみたらそれってマーブロの内容そのものなんですよね。
これからも刺激をいただきたいです。
末永く楽しいお付き合いをよろしくお願いします。
この度はおめでとうございます。Photo_3  
犬神凶子(犬神サアカス團)

Marshall Blog 2500回連載おめでとうございます!
我々犬サアカス團も何度もライブ・レポートを載せていただいて大変お世話になっております。
演奏についてだけではなく、犬神サアカス團の歌詞の世界観をより深く掘り下げてくださったり、毎回読み応えのあるコラム記事で楽しませてくれるMarshall Blogさんに感謝感激しております。
また、ご自宅に招いていただいた時は美味しい食事と音楽の話で盛り上がり、楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
あの日以来フランク・ザッパにほんのしばらくハマって皆を驚かせました(笑)…はい、にわかです。
本当にありがとうございました。
これからも素敵なMarshall Blogを応援しています。
今後ともよろしくお願いします。2 
ONOCHIN(犬神サアカス團)

Marshall Blog2500回連載おめでとう御座います!
自分は2つのバンドで載せていただきました。いつも素敵なレポートをありがとう御座います!初めて買ったアンプが新発売当時の「JCM900+1960BV」でした。
途中HIWATTに浮気しましたが…(笑)。
HEESEY WITH DUDESというバンドでデビューした時、ステージでは「JCM800 2203ZW」を使わせていただき、その後JCM800から現在使っている「JMP2204」と、Marshallと共にギターを弾いてきて、Marshall Blogさんの歴史の中のほんの僅かな時間でも取り上げていただいたことに感謝しています。
コレはMarshallユーザーとしてはとても光栄なことです!
表現のされ方が的確で時には面白おかしく、雑学も含めとても「読み甲斐のある」Marshall BlogはMarshallユーザーのみならずたくさんの方々に読んで欲しいですね!
これからも楽しくちょっと(だいぶ)ためになるBlogを書き続けていってくださいね!
3000回お祝いしましょう!
こちらも最高のパフォーマンスでお応えいたしますね!
いつも無理なリクエストにお応えいただきありがとう御座います。
これからもよろしくお願いいたします!
今回は2500回おめでとう御座いました!Onochin 
Adam Jang (YETI VALHALLA)

“Congratulations to the greatest blog of the greatest amp company on Earth, The Marshall Blog!!  This great blog, headed by the amazing Shigeyuki Ushizawa, is an extremely helpful and caring part of the Japanese music community.  It is a pillar of greatness, measured equally to the greatness of the company that it belongs to,  the greatest amp company in the world, MARSHALL !!  Nothing beats a Marshall.  Thank you for everything that you have done for our band, Yeti Valhalla, and every other band that has been featured.  You Are Rock And Roll.”

(地球上で最も偉大なアンプの会社の最も偉大なブログ、マーシャル・ブログ、おめでとうございます!!驚くべきShigeyuki Ushizawaの手によるこの素晴らしいブログは日本の音楽コミュニティにとって極めて有益です。そのスゴさの支柱は、ブログを運営する世界のMARSHALLに比肩されるものです。Marshallには誰も適いません。
マーシャル・ブログが我々Yeti Valhallaや他のバンドにしてくれたことすべてに感謝します。
あなたはロックンロールだ)Adam 
石川達也

2,000回記念の時にもコメントさせて頂き、その後も牛澤さん夫妻には公私共とてもお世話になっていて、今回も光栄なことにお声がけ頂きコメントさせて頂きます!
改めてMarshall Blog 2,500回おめでとうございます!
2,500本の記事を投稿するには、毎日1つの記事を投稿するにしても約7年の月日を要します。
2,500本の記事を書き上げるだけで想像を絶する労力があったかと思いますが、その内容も一つ一つがとても濃密!
それも牛澤さんの知る音楽とそれに伴う知識はもちろんですが、音楽以外のことの見聞の広さ、深さからくるものと思います。
Marshall Blogでは「脱線」と表していますが、一つの曲やアーティスト、土地からその脱線が始まるので、そこと繋がる知識を持っていなければ始まらない話ばかり!
プライベートでお話しさせて頂く時もいつも僕が知らない素敵な音楽を教えて頂いたり、音楽以外の色々なことも教えて頂いてます!
今後も脱線を含めた濃密な記事を楽しみにしています!
次は3,000回目指して頑張ってください!
3,000回の時も声をかけて頂けるように僕も音楽活動を頑張って進めていきます!Tatsuya 
伊藤"ショボン"太一(東京アクティブNEETS/i3K)

マーシャルブログ2500回おめでとうございます!
牛澤さんとは10年以上の付き合いになりますね、いつもお世話していただきありがとうございます。
初めて記事を書いていただいた時の事、今でも覚えています。
こんなに詳しくたくさん書いていただけるなんて!嬉しい!!(心の声)
マーブロは読んでいても牛澤さんのエッセンスがとても面白いのですが、写真がまたすごくかっこいい!
これぞライブ!というビシッと決まった写真をいつも撮影してくださいます。
私はちょくちょく体系や見た目が変わるという特徴をもっておりまして、昔からの記事を見返しますとこれまた変化がすごい!
当時撮っていただいた写真を見てその時の自分はこんな感じだったなぁ、なんて見返すのも楽しいのです。
これからも牛澤さんのマーシャル・ブログを、楽しみにしています!Shobon 

牛澤美幸(Marshall Blog)
 
シゲの家内の美幸でございます。
マーシャル・ブログが2500回の更新を達成しました。
ご愛読並びにご協力頂いている皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
さて、私は主人がライブの写真を撮っている間、ステージの様子を記録し、主人がそのメモを参照にして記事を書いています。
皆さんのMCの文字お越しも私の担当です。
出来あがったブログをいち早く読むことができるのは私の特権で、同時に誤字脱字がないか、また文章が読みにくくないかをチェックしています。
ところがそのメモが問題で、私は若い頃に特にロックを聴いていなかったためわからないことも多く、メモを見た主人から「この曲は誰のリフで始まったの?」と訊かれても「リフ」の意味がわからなかったり、「青いギターはどの曲で弾いた?」と確認されても照明の加減でステージ上のギターの色がわからなかったりするのです。
ですから大きな会場で何本もギターを使用したり、ツイン・ギターのグループの時はドキドキなんです。
そういう時はいつもより一生懸命ステージを見て、音を聴いてメモしています。
いつも遅くても開場の30分前には現場に入り、出演者や関係者の方々にご挨拶。
そして、セットリストやギターの確認をして本番を待ちます。
たくさんギターが並んでいる時は写メを録っておきます。
このようなことを繰り返し、コロナ前には年に153回ものライブにお邪魔したこともありました。
どこへ行っても関係者やお客さんがとても親切に接してくださり心から感謝しています。
お陰さまでとても楽しい時間を現場で過ごすことができます。
今やどの現場でも最年長の私たちですが、どうかこれからも末永く仲良くお付き合い頂ければとてもうれしいです。
少々口が悪くわがままな主人ですが、仕事に関してはとても真剣で、24時間Marshallのこと、アーティストのこと、そして音楽やロックのことを考えているようです。
そして時間さえあればいつも本を読んでいます。
「本当によくもそんなに!」というほどなんですよ!
マーシャル・ブログが少しでも皆さまのお役に立てるようにこれからも頑張りますので、どうぞ我々ともどもよろしくお願い致します。9_mm2_2<家内がライブ中に書き記したメモ。コレが大きな段ボール箱満杯になりました>9_0r4a00102  
日下部BURNY正則(ASIAN BLACK)

Marshall Blog 2500回更新達成 おめでとうございます!
始められた時から拝見していますが、13年も経つんですね。
話したいことは山ほど有るのですが、書ききれないのでここではやめておきます(笑)
2000年の第一回目のMarshall祭りで Jim Marshall ご本人に会えたのが嬉しかったです。
彼に「4 Inputのマーシャルで、きれいなクリーントーンが出るAmpは無いのか?」と聞いたところ、「マーシャルからきれいなクリーントーンが出てきたら気持ち悪いだろ?(笑)」という会話が忘れられません(笑)
きれいなクリーントーン、出ますけどね。
ELK→YAMAHA→Marshall と旅をし、他にいろいろなAmpにも出会いましたが、気がつくとMarshallに戻るんですよ。
迫力があり気持ち良いBacking、歌声のようなソロ、これはMarshall しか出せないサウンドです。
牛澤さんとも25年の付き合いになりますね。
健康にご留意しつつ、Marshall Blog 10000回更新達成されることを楽しみにしています。Burny 
Ken Kishi(CALAVERAS,TILT,OZZIKI OSBOURNE)

牛澤さん、マーシャルブログ2500回記念おめでとうございます㊗️
牛澤さんと出会ったのはSHRIEKERの時で2003年だったと思います。
以来20年以上の長いお付き合いになりますが、音楽に対する眼差しの深さも、人としての温かさも、出会ってきた中で群を抜いており、最も信頼できるライターだと感じております。
何度も掲載してくださったCALAVERASの記事では、ステージの熱量を正確に捉え、文字に変えて届けてくださり、単なるレポートではなく自分たちにとって“もう一つのライブ”やなって思ってます。
これからもその筆で音楽を照らし続けてください❗️❗️
アンプ?
ロックはライブもレコーディングも今までもこれからもマーシャル一択です!
Ken 
Doug Wilson(CALAVERAS)

Congratulations, Shige san, on reaching your 2500th blog post! Your dedication and hard work have truly paid off, and you've built a successful blog that inspires and engages everyone in our industry. Its always an honor to be featured and its always exciting to see you come into the venue. Your posts are extremely detailed and accurate and really defines the feeling of the show. I wish you the best of luck going forward and its an honor to be part of the Marshall Blog!  Calaveras Vox-Doug Wilson

(シゲさん、2500回目のブログへのご投稿おめでとうございます!
あなたの献身と勤勉さの賜物です。あなたは我々の業界に刺激と活力を与えることに成功しているブログを書き続けているのです。
マーシャル・ブログに載ることはいつも名誉なことであり、会場でアナタに会うことはいつもエキサイティングなことなのです。
マーシャル・ブログが伝える内容は究極的に詳しく、そして正確で、リアルにショウの雰囲気を伝えてくれます。
アナタが前身し続けることを祈っています。
そして我々はMarshal Blogの一部であることを誇りに思います)Doug 
高木大地(金属恵比須)

Marshall Blogは音楽メディア界の「黒死館殺人事件」である。無論、異端の探偵小説家・小栗虫太郎が弦楽奏者をテーマに書いた奇書のこと。Marshall Blog、音楽はもちろん、文学や映画、そして歴史や風土まであらゆるジャンルを網羅した一大叙事詩だ。科学的で博識でありながらも、ケムに巻いたような衒学的な文学の要素も内包している。
探偵小説の大家・江戸川乱歩が「黒死館殺人事件」に関して寄せた「序」をMarshall Blogへの賛辞としてお送りしたい。
論理の貴族主義者、抽象の詩人の比類なき情熱と、驚嘆すべき博学と、凄愴なる気魄とをもって(中略)あらゆる流派を超越した一つの地位を要求することが出来るであろう
Marshallはギタリストという弦楽奏者のためにある。衒学(ゲンガク)的な弦楽(ゲンガク)を紡ぎ出すべく、これからも邁進していただきたい。
ひょっとしたら総文字数、「黒死館」より遥かに上回るのでは?
出典:『黒死館殺人事件』(教養文庫、1977年)小栗虫太郎著、江戸川乱歩による「序」より。Daichi 
後藤マスヒロ(金属恵比寿)

伝統のMarshall Blog、記事の数が2,500本に達したという事で誠におめでとうございます。
プロ野球で言ったら名球会に入れるような、あるいは殿堂入り出来るような数でこれま素晴らしい!!
わたしはドラマーなのでMarshallブランドのNATAL DRUMSを愛用しています。
Marshall Blogさんとは2021年頃にはじめてお近づきになり、2年後の2023年から本格的にNATALを演奏するようになりました。
圧倒的な鳴りの良さとリバウンドをはじめ、演奏する上での操作性の素晴らしさにすっかり魅了されたドラマーの1人であります。
私が出演するライブ(もといコンサート)にも度々足を運んでくださり、素敵なレポートを何度も書いて貰っています。(そうかぁ~、俺が出てる記事も2500分の何回かなんだなぁ~~、実に感慨深い!!)
ライブ・レポートでは、他の媒体とは比べ物にならない位、詳細な取材と圧倒的な情報量で、自分でも忘れていた部分まで思い出させてくれる事に感謝!!
また、その日演奏した楽曲や土地に因んだ豆知識も豊富で色々と勉強になります。
これからも3000本安打…じゃなくて3000更新!
いや4000、5000、1万、いや10万(あれ?魔界の誰かみたいになっちゃった…)を目指して突き進んでいってください!! 
ばんざ~~い!!(^^♪Mas 
ユキ(Crimzon Flare、Anatomy、LuLu)

牛澤さん!Marshall Blog2500回記念!
本当におめでとうございます!
牛澤さんには何度も直接お話させていただいてるのですが、2008年でしょうか?…島紀史さんとのMarshall Roadshowを観に行ったことが牛澤さんとの一方的な出会いでした。
そのRoadshowをみてすぐに「Vintage Modern 2466」を手に入れ、自分はそこから「2203」や「1959」等、ずっとMarshall人生を歩んでいます。
その後、三宅庸介さんの現場で初めて直接お話させていただき、「Vintage Modernを使っています!」とご挨拶させていただいたのをずっと覚えています。
そしてその後、LuLuというバンドで初めてMarshall Blogに取り上げていただいた時にはとてもうれしく光栄で、1つの目標を達した様な気持ちになりました。
そしてこれはいまもずっと変わりません。
牛澤さんとお会いする度に自分の背筋はピンっと伸びます。
そうです、これは自分が第1回目から読み続けている、「憧れのMarshall Blog」なんです。
自分の大好きな、憧れのギタリストだけが載っている、「憧れのMarshall Blog」なんです。
これからも3000回、10000回と続いていくことを願っております!
そしてこれからも、「憧れのMarshall Blog」であり続けてください!
本当におめでとうございます!Photo_4 
ケリー・サイモン

シゲさん、マーシャル・ブログ2500回達成おめでとうございます!
思えば僕とシゲさんは古いようでそんなに古くないお付き合いかと思います…というのも僕は高校生の頃初めてマーシャルの「LEAD12」というプラクティス・アンプを買ってから、その後渡米して夢のマーシャル「1959」や「1987」をゲットし、色々と試して来たのですが、帰国してからはバンド活動がなかなかできない環境だったのでライブをしていませんでした。
すなわちシゲさんと出会う機会がほとんどなく、音楽学校の講師などをした後の40代から改めてバンド活動を再開したところから、とある方の伝で僕の事を知るようになった…という経緯だったと思います。
殆どのミュージシャンは若い頃からシゲさんにお世話なって年齢を経ていくという事を考えると非常にレアなケースでしょう(笑)。
初めてマーシャル・ブログに登場したのも楽器店のイベントでしたし、そこで「ついにマーシャル・ブログがケリー・サイモンを発見したといわれたよ!」というシゲさんの言葉を思い出します(笑)。
その後は僕がホームとしていた「東京キネマ倶楽部」でのライブ写真を毎年撮影していただき、沢山の素晴らしいショットを残してくれました。
僕は30代は音楽活動をほぼしていなかっため、写真など殆ど取ってもらったことがなかったのですが、シゲさんに撮ってもらってからは選ぶのに困る程のベストショットが増えて紹介するのに困るまでになりました。
シゲさんを通してマーシャルを愛する仲間も増え、同年代の島紀史氏率いるコンチェルト・ムーンとのダブル・ヘッドライナーのツアーなどはまさにシゲさんのお陰で実現する事が出来たといっても過言ではなく、それ以外もMarshall GALAなども含め様々な世代のマーシャルアーティストと繋がることが出来ました。
日本はもちろん、海外でもマーシャルの壁を構築してライブをするアーティストは少なくなりましたが、やはり誰もが憧れたものであり、多数のフル・スタックをバックにギターを弾く憧れの写真もたくさん撮って頂きました。
僕はもともとバンド活動だけでなく楽器店でのワークショップや様々なフォーマットでライブ・イベント活動をしてきた分、スタック・アンプを常に鳴らして爆音で演奏するというわけではありませんが、常に頭のなかにあるプリ・セットは「シングルコイルP.Uにはプレキシ(1959,1987)、ハムバッカーP.UにはJCM800(2203)」という揺るぎないものがあります。
そのリファレンスを元にこれからも伝統のマーシャルトーンを後世に残せるよう一層努力してまいります。
シゲさんのマーシャルブログもさらに3000、4000回と記録を更新し続けてもらえる様、僕もハイゲインのフル・アップ(ベースは下げ目)で弾き続けて参りますので、これからもどんどんシゲさん独自の含蓄を交えた面白い記事を書き続けてください!Photo_5 
MASHA(Silex)

マーシャル・ブログ2,500回突破おめでとうございます!
臨場感あるレポートと写真、マーシャルにまつわる話、まつわらない話(?)、いつも楽しく拝見させていただいております。
"継続、情熱と努力の積み重ね"…これは僕がシゲさんから教わり、今も胸に刻んでいる大切な言葉なのですが、この度のマーシャル・ブログ2,500回突破はまさに継続と情熱の積み重ねがもたらした偉業だと思います。
改めまして心よりお祝い申し上げます!
ところで、日本のロックシーンの最前線を伝える音楽ブログであるだけではなく、歴史資料としての価値も大変高いマーブロですが、流石に2,500回超ともなると過去のアーカイブから気になる記事を探すのは大変かも…とお思いのアナタ!
マーブロ索引サイト「マーさく君」を活用することで、過去のアーカイブをさくさくと読むことが可能ですよ!
これからもマーシャル・ブログの更新を楽しみにしております!
自分も沢山掲載していただけるように音楽活動に勤しみます!
読者の皆様も末長く楽しまれてくださいませ!2_2 
関雅樹(simo)

Marshall Blog 2500回更新、誠におめでとうございます。
マーシャル(牛澤さん)とのご縁は 2011 年にご連絡をいただいた時からで、ほぼマーブロの歴史と重なります。
私のバンド「simo」をはじめ、セッションギタリストとしての活動や、様々なアーティストやタレントのサポート現場など、多くの場面を取材していただきました。
素敵なライブ写真、MC の一語一句までもれなく記録された読み応えある本文、時間をかけて丁寧に綴られた文章は、もはやブログの枠を越えた「作品」と呼ぶにふさわしいものです。
また、牛澤さんご自身が幅広い守備範囲を持つハードコアな音楽ファン(マニア?)である点も、私にとっては大変嬉しいことです。
私自身もギタリストである前に一人の音楽ファンですので、音楽を愛する者同士だからこそ、10 年以上のお付き合いが続いているのだと確信しています。
昨今のデジタル技術の進化によって、私たちミュージシャンも大きな恩恵を受けています。
しかし、初めて「1959」 にプラグインしたときの音圧と感動に勝るものはありません。
Viva Marshall! Viva マーブロ!!
3000 回更新の際には、ぜひ4発キャビを壁にして記念ライブを!
ますますのご活躍とご清栄を心よりお祈り申し上げます。Seki 
清水保光

Marshall Blog 祝2500回!
しかしマァ、気付いて読者となり自分も何度か登場させて頂きましたがこの偉人百科事典、いつ読んでも牛澤さんの色と毒で満たされた飽きのこないブログ。 
古典落語を時事的音楽解釈に絶妙にアレンジを施し、「水戸黄門」や「太陽にほえろ!」のような安定のお約束の話術、特に僕が愛してやまないのが取り上げたアーティストへの記事がスタートするまでの枕詞の長いこと長い事!
これでいつ本題に入るのだ?と思いきや、いつの間にか本題に入り、ちゃんとオチがありお後がよろしいようで、となる。
これは僕の愛してやまない様式美ではないか!
そう!このBlogはまさしく様式美なのでR。
今後も次世代へ繋がることなんて恐らく考えていないだろうと思われるこの愛してやまないBlogの繁栄を陰ながら応援させて頂きます!Photo_6 
Jekyll(JEKYLL★RONOVE)

2,500回更新達成おめでとう御座います。
いつもMarshall Blogに、私供JEKYLL★RONOVEのLIVEの模様を掲載して頂き、大変光栄に思っております。
躍動的な写真や牛澤さんならではの心に響く文章で、LIVEの熱さや盛り上がりを表現して頂いております。
お馴染みの脱線話も、いつもクスッと笑ってしまったり、へぇーと勉強させて頂いたり、楽しく拝読致しております。
素敵な奥様とお二人で心一つに、いつも私達バンドマンを支えて頂き、心より感謝を申し上げます。
これからも何卒宜しくお願い申し上げます。Jkl 
N★OTO(JEKYLL★RONOVE)

このたびは2500回更新達成、誠におめでとうございます。
思えば我々 JEKYLL★RONOVE の活動初期より記事に取り上げていただき、その後も幾度となくご掲載いただきました。
いつも迫力ある写真と臨場感あふれる記事を楽しみに拝読しております。
Marshall Blogを通じて多くの音楽ファンの皆様と出会えたことに、改めて感謝申し上げます。
今後も3000回、4000回と末永く続いていかれることを心よりお祈り申し上げます。
我々もこの節目を励みに、より一層精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。9_naoto  
岡田弘(SUPER BLOOD/DENIAL)

僕がギター弾きになろうと思った時、憧れの人達の後ろにはいつもMarshallがあった。
僕はROCKギタリストはMarshall背負ってナンボっていつも思ってる。
Mr.Marshallのウッシーさんとの出会い…ある日のステージ、僕がいつもの様にMarshallの爆音で無心に弾きまくってる時、カメラを構えてグッと親指を立ててくれたのが最初でそれ以来の交流。
以来Marshall Blogにもたくさん載せていただいいた。
こんな光栄な事はありません。
そんなMarshall Blogが2500回の節目!
こんな素晴らしいタイミングでコメントさせていただける幸せ。ウッシーさんおめでとうございます!
そしていつもありがとうございます!
永遠に続けてくださいね!
次は3000回の祝福が出来ますように!Photo_7皆さん、どうもありがとうございました!
<中編>につづく
 

200(一部敬称略)