【BREAK the CODE】vol.18~TSP Shu
プロ・ギタリストがMarshall CODEのサウンド・メイキングを伝授するシリーズ企画『BREAK the CODE』の第18回目はTSPのShu。
Shuちゃんとは長いんですよ、お付き合いが…。
実は中学、高校、大学の後輩だったりもするんですわ。
ShuちゃんはJMP-1とEL34 100/100というMarshallの最強ラック製品をMODE FOURのキャビネットにつないでサウンドを作っている。
昔々、私のところに試奏をしに来てくれて、お気に召して頂いて以来ズッ~とコレ。
EL34 100/100ってメチャクチャいいデザインだと思うんだよね。
昔は100W/100Wを「9200」、50W/50Wのモデルを「9100」と言った。
真空管をEL34に仕様変更した時に名称も変わった。
多分、単位質量がMarshall歴代の商品の中で2番目に重いモデルだと思う。
1番重いのは「2001」という300Wのベース用ヘッドだろう。
イヤイヤ、今回の『BREAK the CODE』はその上に乗っているプリアンプ「JMP-1」が主題に置かれているのだ。
LOUDNESSの高崎晃さんが愛用されていることで知られているJMP-1。
要するに世界がうらやむ「Takasaki Sound」のキモだ。
それを同じJMP-1ユーザーのShuちゃんがCODE25で再現してみよう!というワケ。 CODEはご存知の通りデジタル技術を応用して歴代のMarahall製品の音をモデリングするアンプなワケだけど、実はJMP-1もアナログでそれをやっていたんですよ。
下が当時の広告。
ね、JMP-1の基板に色々なモデルが組み込まれているでしょ?この広告も同じコンセプト。
過去のモデルがズラリと並んでいる。
ま、コレは宣伝効果を狙っていて、とどのつまりは「どんな音でも出ますよ~」という意味なんだけどね。
時々、英文和訳の作業をしていて思うことがあるんだけど、まず英文を日本語に訳すでしょ?
そして、今度はその訳文をもう一度英語に翻訳し直した時にどれだけオリジナルの英文に近づくか…。まぁ、私程度の英語力でコレをやったら原型を留めない英文が出来上がることは間違いない。
今回の『BREAK the CODE』はコレに似た感覚がある感じがしてすごくオモシロイと思ったんだよね。
アナログ時代のモデリング名人が出す音をデジタルでモデリングするワケだからね。動画はすべてShuちゃんのオリジナル企画にして自作。
さすが慣れているだけあってウマいし凝ってる!
TSPの動画に合わせて弾くところもオモシロイ。 そんなShuちゃんの『BREAK the CODE』はコチラ!
TSPも10周年なんだね~。
Shuちゃん、おめでとう!
あの高田馬場のライブが懐かしいわい。
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