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2019年9月 5日 (木)

Metal総進撃Vol.2~CONCERTO MOONの巻

 

27nb去る7月、『Metal総進撃 vol.2』というイベントに出演したCONCERTO MOON。
それは5月下旬にリリースしたセルフカバー・アルバム『OUROBOROS』の発売記念ツアーの中でのことだった。
早いモノでそのツアーも今週末の目黒鹿鳴館を残すだけとなった。

10島紀史

20v芳賀亘

30v中易繁治

40v三宅亮

50v河塚篤史

60vそしてコレがそのニューアルバム『OUROBOROS』。
本人たちは「リレコーディング・アルバム」と称している。
このジャケット好き。
コンチェのアルバムって、いつもジャケットもいいよね。
イヤらしいことを言うようだけど、いかにもチャンと経費を計上してデザインしている感が強い。

70cdコレはロンドンのV&Aに展示されている巨大なケルティック十字。
詳しくはコチラ⇒【Shige Blog】 イギリス紀行2019 その6 ~ ヴィクトリアとアルバート <前編>

210v出番は2番手。
ショウのオープニングにはアルバムと同じ「Change My Heart」を持って来た。80乾坤一擲、♪ゾンゾンと気合の入ったイントロで始まるCONCERTO MOONの世界。

90_cmhもう何の違和感もなくCONCERTO MOONの声と化した芳賀ちゃんの歌声。

100そして、待ってましたのギター・ソロ。

105自分のスタイルを猛然とさらけ出すノンちゃん。
どんなスタイルかというと「シマ模様」だ!

110vそのスタイルを演出している重要な要素はMarshall。
今日も愛用のMAJOR1967が大活躍だ!

120v三宅さんのキーボーズ・ソロ。
いいね、この音色は。
ハードロックのキーボーズの音色はオルガンとムーグに尽きる。
個人的はメロトロンも大好きだけどよ。クラビネットもいい。
でもやっぱりアコースティック・ピアノか?
結局全部いい…でも「モーグ」っていう言い方はイヤだな。
あと「フィル・ライノット」と「ピーター・ゲイブリエル」。

130 続けて旧作から「Over And Over」。

140_oaoffts「東京は久しぶりです。
昔の曲を新しいメンバーで録り直したアルバムをリリースしました。
今回は岡垣さんのお誘いでツアーの合間にこうして皆さんにお会いできることになりました。
今日は激しくやります!」
いつも激しいんですけど…。
ピックガードの上のピックのひっかきキズがスゴイな。
フォーク・シンガーならわかるけど、ノンちゃんはストラミングなんてしないのにどうしてこうなる?145おなじみのリフは人気曲「Savior Never Cry」。
でも『OUROBOROS』には入っていない…ま、比較的新しい曲だからね。

150v_snc疾駆するリズム隊。

160vこのドライブ感がタマらんのよ!

170なんかもう全然バッチリじゃないの、この2人!
ノンちゃんもすごく楽く演っているのが伝わって来る。

180涼し気に歌う芳賀ちゃんの後のフォーメーションは完璧。

190グッと落として1999年の『Rain Forest』から「Lonely Last Journey」。
300v_ino2センターに躍り出てソロをキメまくるノンちゃん。

200_llj極上のギター・ソロをタップリどうぞ~!

220v新しめのところから「Noah’s Ark」。
2017年の『Tears of Messiah』のキラー・チューン。
あのビデオ撮影は砂が大変だったんじゃないかしら?

230_naコレって曲としてははマイナーの「♪ズンズクズンズク」のドライブ調だけど、仕上がりとしてはすごくポップだよね。
私にはそう聴こえる。

240vバンドを果てしなく鼓舞するバスドラムが小気味よい。

250こういうナンバーのこのチームのリズム隊の一体感ってモノは素晴らしいですよ。

260vそして、この奇抜な出だしのギター・ソロ!
よくコレで吹き込んだと思う。

280v「楽しんで頂いていますかッ?
ソロソロ我々はステージを降りますよ」
「エエ~!」
「そう言われるとうれしいです。
ありがとう!本当にありがとう!」
…とココでニュー・アルバムとツアーの告知をして最終セクションに突入した…って、『OUROBOROS』の曲ゼンゼン演んないじゃんよ!いいの?290…と思ったら演った。
「It’s Not Over」だ!
360vボーカルズが芳賀ちゃんになって、ファンの人たちはどう思っているのか何人かのベテラン・ファンさん達に訊いてみたの。
みんなすごく喜んでくれているんだよね。
私はこのことがすごくうれしいの。
415それとコレは余計なことなんだけど、芳賀ちゃんの声って以前にどこかで聴いた記憶があるな…と思っていたんだけど、『OUROBOROSに』収録されている「Holy Child」を聴いてわかった。
それはラッセル・マエル(Russell Mael)だった。
声だけでなくところどころ歌い回しが似ている感じがする。
コレ以上は書かん。
興味のある人は自分で調べて確認してください。
ちなみに私はマエル兄弟が大好きです。
210この曲のオリジナルは2003年の『Life on the Wire』収録のコンチェ・スタンダード。

310ココでもカッチリとしたフォーメーション。

320ますます冴えを見せるノンちゃんのソロ。

330vそして出番を締めくくったのは「Time To Die」。

340_何回目かは浅学にして存じ上げないが、またまたCONCERTO MOONは絶頂期を迎えているに違いない。
そんなことを思わせてくれる力みなぎる5人のパフォーマンスだった。

365v

370

390v

400vウシッ!

380CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

410ハイ…ということで、今週の日曜日は『OUROBOROS TOUR 2019』の千秋楽ですからね。
皆さん、目黒鹿鳴館でお会いしましょう!
この日の晩御飯はまた「すばじろう」の「権之助坂セット」かな?

10<つづく>
 
さて、既報の通り、島ノンちゃんには『Marshall GALA2』に出演して頂きます。

6_marshall_gala_2_logo2_4ここの所取り組んでいるGotwee 3での出演。

8_shima2小笠原義弘

8_ogan山口PON昌人

550v…の3人にナント、赤尾和重を加えた超スペシャル・カルテット!
ハードロック・ファンと自称していながらコレを観ない人は「ハードロック・ファン」と認めないよ!
「ありがとう」とか「がんばろう」の「J-POPファン」だと見做すからね。
アノね、コレを見逃さない方がいい理由がもうひとつあるの。
コッソリ聞いちゃったんだけど…それは選曲。いわゆる「セトリ」。
ゴメンね、今は教えてあげられないんだよ。
もう本番が楽しみで仕方ない。
ああ、あの曲が和重さんの声とこの3人のバックで聴けるなんて…こんな時が11月9日に来るとはナァ。

8_kazueGALA2に行こうと思っているけど、11月はまだ2ヶ月も先なので予定がハッキリせずチケットを買い控えている方がまだいらっしゃると聞きました…というか、何人かそういう方にお会いしました。
本コンサートは長丁場なのでイス席のみの立ち見なし。お客さんを詰め混むようなことは一切しません。
よって売り切れた時点でチケット販売は終了となり、おひとりの追加入場もできなくなります。
ですのでゼヒお早めにチケットをお求めくださいませ!
当日はMarshall GALAオリジナル・グッズを会場限定で販売もさせて頂きます。
 
Marshall GALA2の詳しい情報はコチラ⇒Marshall GALA 2の詳細を発表します!
11月9日、東京キネマ倶楽部でお待ちしています!

 

200
(一部敬称略 2019年7月20日 目黒鹿鳴館にて撮影)