Marshall Blog: Girls Guitar Three vol.1～EITA, Rie a.k.a. Suzaku & YASHIRO

「GG3」か…いい名前を付けたね。
ジョー・サトリアーニの「G3」ってあるでしょ？
3人の「ギター・バカ」……じゃない、「ギターのスゴ腕」が集まってツアーをするヤツ。
イヤ～、そんな「ギター・バカ」がドンドン出て来て欲しいんだけどね～。
「G3」の女の子版、つまり「Girl」なので「Girls Guitar 3」、略して「GG3」。

最初の出演者は…

YASHIRO
YASHIROちゃんMarshallを使っていないけど、よく一緒になるんだよね～。
それだけ売れっ子っていうことか…。

キーボーズには深井麻梨恵。

ベースは芦田ジュナ。

ドラムスはFATE GEARの森はるか。
はるかちゃんは前回の大山まきちゃんの記事にも出てもらったばかり。

はるかちゃんはNATAL。

NATALのCafe Racer。
このCafe Racerというシリーズの材質はチューリップ・ウッド。
南米産の木材はヴェルサイユ宮殿の家具調度品の材料として使われているんだってさ。

スネアはメイプルの14"x5,5"。
赤い大き目のラメは実に美しい。
舐めると甘い…ような気がしてならない。キャンディみたいでしょ？

コレですべてのバンドをドライブしてくれた。

YASHIROちゃんはまず「Rush Out」というオリジナル曲を披露。

2曲目は「Betelgeuse」。
「ベテルギウス」なんて懐かしいな。オリオン座だったっけ？
次にコピーをひとつ。
アラ～、数回前の中間英明さんの記事でTOTOの「Child's Anthem」が出て来てスティーブ・ルカサーのことを書いたばっかりだったのに、同じアルバムからそのルカサーの「Georgy Porgy」。

そして最後は「Frozen Rose」。
全4曲。
このサイズ感がGG3のいいところ。

続いての登場は…

EITA！

EITAちゃんは当然Marshall。
JCM900 4100と1960Aを使用。

EITAちゃんのチームはキーボーズなしのギター・トリオ。
1曲目は「Sunshine」。

EITAちゃんらしいアップテンポのドライビング・チューン。
ちょっと変わったメロディがおもしろい。

はるかちゃんが叩くNATALがそのドライブ感を増量！

「こんばんは！EITAでございます。
平日にもかかわらずこんなにたくさんの方に集まって頂きましてありがとうございます。
女性だけのインストのイベントなんてそうあることではないので楽しみにして来ました。
次はメタルっぽい曲を…今のもメタルっぽいんですが、バリバリ弾きたいと思います！」

ドワ～、確かにメタルの大洪水だ～！
曲は1月にリリースした4曲入りミニ・アルバムから「Time is Now」。

EITAちゃん、地道に色々と音源を制作してる。
とてもいいことだと思います。
下の白っぽいジャケのヤツが「Time is Now」を収録している作品。

今日は速い曲しか用意してこなかったというEITAちゃん。
和風のメロディが印象的な「Radial（レイディアル）」。

今では女性のシュレッダーはゼンゼン珍しくなくなったけど、考えてみるとEITAちゃんってそういうスタイルの女性ギタリストではもしかして最古参なんじゃないかしら…。
「どこからがそういうスタイルか…」とか「イヤイヤ、他にもスゴイ女性ギタリストはいたよ」ってなご意見があって当然なんだけど、時空海賊Seven Seasのデビューが2003年…エ～！アレから16年も経ってるのかよ！
ツベコベ言わなくても問答無用でEITAちゃんってベテランじゃん！
あの当時はこんなにピロピロ弾く女性ギタリストっていなかったと思うワケよ。
Marshallのクリニックでよくお付き合い頂きましてね～。
アレから16年か…。

「みんなで『ファイヤー！』って言って欲しいの」と、最後を「Fireworks」という曲で締めくくった。
自ら触れていた通り、4曲すべてギンギンのメタル・チューン。
EITAちゃんらしい「攻め」のステージがカッコよかった。
やっぱりMarshallが出すギターの音はいいナァ。
ピッキングの力が男性にはどうしても敵わない女性こそ、Marshallを使って太い音を出せばいいのにナァといつも思います。
え、重くて持ち運びができない？
今、20Wでいいのがあるよ…STUDIOシリーズっての。