ユキSESSION:NEVER SAY COVER vol.50~私のボディ・ビルディング
ギタリストの「ユキ」がセッション・リーダーを務める「ユキSESSION」。
最近はアチコチで開催されていてまさに破竹の勢いを見せている。
ということで、今回は「様式美」をテーマにしたそのユキSESSIONのレポート。
その前に…
この日、「BILLION DOLLAR BABYS」というアリス・クーパーのコピー・バンドが登場した。
私は昔、アリス・クーパーが大好きだったんですよ…といってもオリジナル・アルバムで言えば1976年の『Alice Cooper Goes to Hell』までね。
その後は全く知らない。
バンド名が「BILLION DOLLAR BABYS」ということなので、折角の機会だから当該のアイテムを久しぶりに引っ張り出してみましょう。
アリス・クーパーの代表作のひとつ、1973年の『Billion Dollar Babies』。
コレ、ジャケットが二つ折りの財布のデザインになっているのね。
財布を開くとこんな感じ。
左は切り取って使うメンバーのブロマイド。
右は札のクリップ。
ところどころにエンボス加工がしてあって何ともゴージャス。
そのクリップに挟まっているのが…オマケの巨大な「Billion Dollar Note」。
すなわち「10億ドル札」。
今の為替レートなら「1550億円」札ってとこか…ベトナムみたいだな。
札の中央にはメンバーの写真が載っている…「アリスは大統領」だから。
そして「This note is illegal tender for all debts public and private」という文句が入っている。
意味は「この紙幣は公的並びに私的なすべての債務の支払いに法律上無効である」
当たり前じゃね~か!とコレを笑ってはいけない。
実はコレは実際にアメリカの紙幣に印刷されている「This note is legal tender for all debts public and private」のパロディなのだ。
もちろん意味は「この紙幣は公的並びに私的なすべての債務の支払いに法律上有効である」だ。
下は家に残っていたホンモノの1ドル札。
実際に「note」という言葉が使われている。
「紙幣」を意味する英単語は、イギリスでは「note」、アメリカでは「bill」が普通。
コレは紙幣のルーツは「借用証書」で、この紙きれが証書(=note)であるという意味から「note」という言葉が使われているとか。
ちなみに我々が使っている紙幣の正式名称は日本銀行が発行する「日本銀行券」だが、ドル紙幣は「連邦準備銀行が発行する借用証書」ということで「Federal Reserve Note」という名称なのだそうだ。
10億ドル札の裏側はこんな感じ。
昔はこうしてジャケットを使った遊びができてヨカッタね~。
アリス・クーパーは『School's Out(1972年)』ではレコードを紙でできた女性の下着で包み、組み立てると机になるジャケットを採用した。
また『Muscle of Love(1973年)』ではジャケットの素材に厚い段ボール紙を使ったりもした。
昔はヨカッタねぇ。
ウチにはアリスのLPやCDの他にこんなのがある。
レーザー・ディスク。
コレを書いている今、ノドから手が出るほど観たいのだが再生装置がないのでダメ。
社会人になった1985年、最初のボーナスを使って船橋の「ららぽーと」でレーザー・ディスク・プレイヤーを買ったのだが失敗したナァ。
ロクに観ないウチにプレイヤーがオシャカになったわ。
オープニングはそれこそ『Billion Dolloar Babies』から「Hello, Hooray」のイントロ。
おお!コイツはありがたい!
どちらの方がこのバンドをされているのか全く存じ上げなかったのだが、声をかけてくれたメンバーがいた。
その声の主を見ると…おお!ベースのYouさんだった!
ステージにはギロチン台。
コレはYouさんの完全ハンドメイドだそうだ。
そういえばYouさんはこんなオリジナルのマイク・スタンドを作っていらしゃった。
器用だナァ~。
指物師のようにこういう工作ができる人のことをホントに尊敬するわ。
このバンドのアリス・クーパーは女性。
ギターは2人ともMarshall。
そう来なくっちゃ!
レパ-トリーは「School's Out」を除いて(私にとっては)新しめの曲がズラリ。
70年代の古い古いリスナーの私は知らない曲ばかりだったが…
シルクハットやステッキも登場して楽しいステージとなった。
アリス・クーパーは「Im' Eighteen」、「Under my Wheels」、「Elected」、「No More Mr. Nice Guy」、「Only Women Bleed」、「Welcome to my Nightmare」、「Cold Ethyl」、「Black Widow」、「Go to Hell」、「I Never Cry」、「I Love the Dead」…と、挙げ出したら全くキリがないぐらいカッコいい曲の宝庫だからね。
これからはゼヒともクラシックな作品もレパートリーに加えて欲しいです。
そういえばこんなのも持ってた。
『Welcome to my Nightmare』の「DVDオーディオ」とかいうヤツ。
コレも5.1chサラウンドの機械が壊れて捨ててしまったので役立たずになっているわ。
ところでシンガーのLisaちゃんと…
ギターのMiacatちゃんは姉妹で「Venus」というバンドをやっていて、終演後に当日会場に遊びにいらしていたOzmaさんにご紹介頂いた。
Miacatちゃんはドップリ「Marshallの人」ということなので今後よろしく!
Venusの詳しい情報はコチラ⇒Venus Official
と、アリス・クーパーの音楽で盛り上がった後は「様式美」をテーマにした「ユキSESSION」の登場。
セッション・リーダーのユキ。
ステージにはMarshallの変則三段積みが2セット。
ユキSESSIONにMarshallは欠かせない。
向かって左はユキくんのMarshall。
今日はモディファイド・シリーズ「2203MS」と「1960A」を使用。
もう1人のギタリストは「ASTORAL WIND」の阿部ユウタロウ。
ユウタロウさんは「JCM2000 DSL100」と「1960A」。
今回は2018年5月以来、8年ぶり2回目のご登場。
おかえりなさいまし!
キーボーズは清水賢治。
「1st0」、「罪號人-ZYGOTE-」のTAKAAKI。
堀江睦夫
そして今日のユキSESSIONのシンガーを務めるのは塚本"JOE"旭。
1曲目はレインボーの「Kill the King」。
大ベテランと若手が入り乱れてのド迫力の演奏となった。
この曲、「♪デンジャー、デンジャー」って言っているけど、王様を殺そうとしているのはお妃とその仲間なんだね…ということは『マクベス』が下敷きになっている歌なのか?
私はこの曲を1976年12月、14歳になった翌月に生まれて初めて行った外タレのコンサートのオープニング曲として耳にした。
あまりの音の大きさに「オレは最後までイケんのか~ッ?」みたいな感じになったことを覚えている。
『マクベス』ネェ…日本式に言えば真っ先に頭に浮かぶのは『蜘蛛巣城』か?
三船敏郎が謀反を起こして殿様の座に着いた「鷲津武時」、山田五十鈴が気の触れてしまう正室の「浅茅」をそれぞれ演じた。
三船さんの声はロニー・ジェイムス・ディオに引けを取らんぞ。
ガラリとムードを替えて「Still Got the Blues」。
冒頭のギターはユキくん。
ジョーくんが感情を込めてマジメに歌うこうしたタイプの曲もまたいいものだ。
ユウタロウさんも流麗な指さばきでバリバリと弾いて…
ユキくんとの壮絶なバトルが展開した。
ゲイリー・ムーアの音源で使われたMarshallの裏話についてはこれまで何度も書いてきたので今回は割愛するが、やっぱりこうして「ギターを聴かせる」ということになると…やっぱりどうしたってMarshallが欠かせないね。
最後までジョーくんがシットリと歌い上げて無事に演奏が終了した。
ジョーくんがステージから離れて矢継ぎ早に演奏した次の曲はインストゥルメンタル。
Terra Rosaの「Fatima」だ。
ホンモノのドラムスと…
TAKAAKIくんの重低音のコンビネーションが「♪ズンズクズンズク」と超ヘヴィに迫りくる!
エキゾチックなテーマ・メロディを奏でるユキくん。
やっぱり「2203MS」って音の太さとヌケがズバ抜けているナァ。
そしてユウタロウさんと熱狂的なソロを交換していく。
ユウタロウさんがDSL100から繰り出すサウンドもヌケヌケだ!
清水さんの分厚いキーボーズをバックに…
一糸乱れぬギター・アンサンブルが展開した。
ユキくんは今回が堀江さんとの念願の初共演を果たした。
ジョーくんがステージに戻る。
「楽しんでますかぁ~!」
ココでジョーくんがメンバーを紹介。
「オン・ドラムス、仙人!」
「オン・キーボーズ、清水賢治!」
「大先輩を呼び捨てにするな」という注意がユキくんから入ったが、清水さんが「いいから、いいから」とその場をとりなしてくれてそのままメンバー紹介が続く。
「オン・ベース、TAKAAKI!」
「オン・ギター、阿部さ~ん!」
ココでおかしくなった。
なんでユウタロウさんだけが「さん」付けなんだ?というワケ。
そして「アベ~!」と大声でやり直し。
いかにもジョーくんらしい立ち回りがとてもオモシロかった!
計算しているんだか、していないんだか…恐らくはしていないのであろうがこういうところがジョーくんのいい持ち味だ。
「ライア~!」
ジョーくんが叫んだのはイングヴェイ・マルムスティーンのレパートリー。
お題がイングヴェイだけに、もうココはギター三昧の極致。
「赤勝て!白勝て!」イヤ、ココは「黒勝て!赤勝て!」か?
ユキくんと…
ユウタロウさんが丁々発止とソロをぶつけあって…
再びジョーくんの「♪ライア~」の絶叫で曲が締めくくられる。
ところで「Liar」という題名の曲は一体どれぐらい世に出回っているんだろう?…と思ってチラっとSpotifyで検索してみた。
やっぱりウジャウジャ出て来たね。
私なんかの世代だとクイーンの印象が強いのかな?
でもヘソ曲がりの私は若い頃は「クイーン・キラー(「Killer Queen」ではありませんよ)」だったので、「Liar」といえばスリー・ドッグ・ナイトかな?
ナゼかというとアージェントの「ラス・バラード」が作った曲だから。
好きだったんだよナァ~、ラス・バラード。
ラスはレインボーの「I Surrender」とか「Since You've Been Gone」、キッスで有名になった「God Gave Rock'n'Roll to You」とかを作曲した人ね。
2010年にロンドンでアージェントを見た時、ラスが「1959」を使っていてくれてとてもうれしかった。
下はその時の写真。
ついでに書いておくが、キーボーズの「ロッド・アージェント」はリック・ウェイクマンがイエスを脱退した時に後任に誘われた人。
かつてロンドンの楽器店街で楽譜屋をやっていた。
そして、ドラムスがキンクスにも在籍していた「ボブ・ヘンリット」。
私はナゼかボブと水天宮前の大衆居酒屋でイッパイやったことがある。
ユキSESSIONのステージを締めくくった2曲はメンバーのオリジナル。
ヨシヨシ!
まずは、ユウタロウさんが弾く豪壮なリフでスタートする「Blazing Heart of Sorrow」。
阿部さんのバンド「ASTRAL WIND」のセカンドアルバム『UNCHAINED SOUL OF THE BRAVE』からのチョイス。
ストレートにカッ飛ばす…
痛快なドライビング・ナンバー。
遠慮なくシャウトしまくるジョーくん!
もちろんギター2人のソロも…
タップリと盛り込んで…
曲はクライマックスを迎えた。
最後はセッション・リーダーのユキくんのソロ・アルバム『Life Is To Die For』から「Fade」。
さっきTerra Rosaの曲を演奏したが、岡垣さんがAphroditeやJILL'S PROJECTなどで標榜している「様式美」とはひと味違った「様式美」を展開した6人。
ギターの魅力がタップリ+Marshall大活躍の楽しいステージだった。
「ありがとうございました!」
激演終わって大きな歓声を浴びたユキSESSION。
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③Official YouTube
さて今日のMarshall Blog、「様式美」をお楽しみ頂いた後は「肉体美」をご堪能頂きましょう。
ナンでやねん?とお思いでしょうが、知っている人は知っている、知らない人は知らないままでも問題なし。
ま、ココまで読んでくれたのだから、どうぞ最後までお付き合い願いましょう。
読めば少しは物知りになるかも知れません。
それはボディ・ビルについて。
「御徒町駅南口商店会」主催、同地区にある「サンプレイ」というトレーニング・センターが共催するイベントが開催された。
会場は御徒町駅のすぐ横の「パンダ広場」。
「より逞しく!より美しく!より健康に!」をコンセプトに催された『マッスルフェスティバル』と銘打った筋肉の祭典。
要するにボディ・ビルのコンテストね。
私はボディ・ビルに携わったことは人生で一度もなく、あまりにも世界が違うのでこのイベントを楽しみにしていた。
フト前の席を見ると…おお、伊豆栄(いずえい)!
「伊豆栄」は池之端で享保年間に創業したウナギの老舗。
家が近いこともあって森鴎外が家族づれで足繁く通ったという。
ちなみに『舞姫』と並ぶ鴎外の代表作『雁』の舞台は下のお店のすぐ近くの「紅葉坂」というところだ。
そして、谷崎潤一郎や立川談志も「伊豆栄」のファンだった。
私も「ウナギを食べてみたい」というスペイン人のリクエストに応えて一度だけ行って食べたことがある。
美味しかった。
コチラは浅草のウナギの名店「やっ古」。
夏目漱石が好んで食べに来たという。
確かに『虞美人草』や『彼岸過迄』を読むとこの店が出て来るよ。
コッチも美味しかった。
さて、マッスルフェスティバル。
肉体美を競うだけではなく「プロテイン早飲み競争」なんていうアトラクションもプログラムに組み込まれた。
プロテインには目のない皆さんだから早い、早い!
ところで皆さん、ボディ・ビルのコンテストってどうやって進行するか知ってる?
今回、コレを機にサラっと勉強してみた。
まず、いくつかの種目があって、下は「女子レギンス」という競技。
身体にフィットする自分の好みのレギンスを着用して、筋肉の量よりも健康的で引き締まったボディ・ラインや美しい姿勢を競う種目。
コレは「メンズ・フィジーク」という種目。
「フィジーク(physique)」というのは「体格」という意味ね。
コレもハーフ・パンツのようなものを身に着けて身体のラインやポージングのスマートさを競う。
ハイ、出ました。
「ボディ・ビル」といえばこういうやつでしょう!
ちっちゃい衣装を身に着けて鍛えられた筋肉の量や密度、絞り込みの度合いを披露してしのぎを削る。
33番の方は40年、38番の方は32年続けている超ベテラン。
長年の間、鶏のささ身とプロテインしか召し上がっていないのであろうか?
ボクシングの減量もツラかろうが、ボディ・ビルの食事もツラかろうぞ。
そして来る日も来る日も毎日何時間も重いモノを上げ下げして40年!
果たしてコレが身体に良いのか悪いのか…素人にはわからないがものすごい努力だと思う。

ボディ・ビルの女子部門もあるが、エントリーは少ないようだ。
出番を待つ次の競技の出場者…アレ?
さっきユキSESSIONで「♪デンジャー、デンジャー」ってやってたヤツじゃんッ!?
そう、「大会にエントリーした友人」とはこの人だ。
そう、塚本"JOE"旭が出場したのだ!
エントリー・ナンバーは「ニク」!
ありがたいことにジョーくん自身がMarshall Blogへのレポート掲載を強く希望して招待席を確保してくれたというワケ。
コレは私も気合を入れてシャッターを切らないとイカンぞ!
ジョーくんがエントリーをしたのは「チャレンジ男子ボディビル」という部門。
まだボディ・ビルを始めて5年以内の皆さんがこの日までの肉体美を競い合う。
「規定のポーズ」と「フリー・ポーズ」を披露する。
まずは規定から。
よくテレビなんかで見かけるボディ・ビルのポーズは勝手にやっているワケではない。
審査の対象となる筋肉の状態をフィーチュアするために予め定められたポーズに従って演技している。
最初のポーズは「フロント・ダブル・バイセップス」。
「バイセップス(biceps)」とは「上腕二頭筋」のこと。
逆三角形の体型や腹筋、さらに身体全体のバランスを全てチェックすることができるボディ・ビルの代表的なポーズ。
顔は審査の対象にならない。
次は「フロント・ラット・スプレッド」。
「ラット(lat)」は「latissimus(広背筋)」の略称。
背中の筋肉の発達具合を前から見て逆三角形の程度をチェックする。
コレは「サイド・チェスト」。
「チェスト(chest)」は「胸」」。
ヨイ…
ショッと!
コレで胸の厚みや腕の太さ、肩の大きさを審査する。
総合的に横から見た身体の厚みを競う。
最初の「ダブル・バイセップス」のB面の「バック・ダブル・バイセップス」。
ジョーくんが今やっているように、この時は少し身体を反らせる。
もちろん背中の筋肉を見せる競技だが、逆三角形の状態が一番クッキリ出るポーズなのだそうだ。
「バック・ラット・スプレッド」は背中の筋肉群のカットを見せる「バック・ダブル・バイセップス」に似ているが、コチラはは背中を左右に広げることによって背中の広さを強調する。
「お父さんの背中って大きいね!」というヤツ。
こういうのもよく見かけるね。
コレは「サイド・トライセップス」。
「トライセップス」というのは「上腕三頭筋」のこと。
腕を横から見せて上腕三頭筋を際立たせ、腕の他、脚や胸の厚みを強調する。
このポーズで身体の凹凸がよくわかるんだって。
「アブドミナル・アンド・サイ」
「アブドミナル(abdominal)」は「腹部」、「サイ(thigh)」は「太もも」ね。
いかに腹部に脂肪がついていないか、脚は太さだけでない形状がどうなっているかがチェックされる。
コレで7つの既定の競技は終了。
「やり切った感」を出しているジョーくん。
彼は数日前に顔に大ケガをしてしまい、今日の出場が危ぶまれていた。
これまでのライブでさんざん告知をしてしまったこともあり、「どうしても出たい!」という強い信念の元、見事に出場を果たしたのだ。
既定のポーズ部門に続いては自分が持ち込んだ1分間の音源に合わせて自由なポーズを披露する競技。
ジョーくんのフリー・ポーズ。
さぁ、立つんだジョウ~!
今こそRise up to the win!
選んだ音源は松浦カズマ作の「Naked Dance-Rebuild my Life-」。
ブレイズブリンガーのレパートリーを1分間の尺に詰め込んだスペシャル・バージョン。
ムムム…は、始まらない。
いつもの調子でココでナニかギャグをカマすかと思ったが今日はおとなしい…まだ新米だから。
仕方ないのでこのポーズのまましばらく待機。
そしてスタート!
次々と得意のポーズを披露していくジョーくん。
顔つきがスゴイ!
歌っている時にはついぞ見かけない人相になってるぞ!
繰り返すが顔のデザインや人相の良し悪しは審査の対象にならない。
コレは「モスト・マスキュラ―」というポーズ。
上で紹介した7つの規定には入っていないが、ボディ・ビルのイメージにピッタリのポーズだ。
ってコレ、服を着ているか着ていないかの違いだけで、考えてみるとジョーくんがいつもステージでやっているヤツと何ら変わらないじゃん!
そしてフィニッシュ!
盟友カズマくんの音楽を得て存分にポーズをキメまくった!
チャレ友とのポーズもバッチリ!
そして審査発表。
ジョーくんは「チャレンジ男子ボディビル」部門で第4位を獲得!
1年のトレーニングでよくやった!
おめでとう!
皆さん、とてもうれしそう。
鶏のささ身とプロテインだけの生活を送って来た甲斐があった?
コレは本当に意外だったんだけど、半ばフザけて「ボディ・ビルダーは鶏のささ身とプロテインだけしか口にしない」ようなことを書いたけど、「ティラピア」という魚もビルダーの間で人気があるんですってねェ?
「ピラニア」じゃないよ「ティアラピア」。
好物というワケでは全くないんだけど、私のこのティラピアには縁がありましてね。
むか~し務めていた化学製品会社の工場で温排水を利用してウナギの養殖をやっていた。
いち工員の趣味で始めたのだが、コレが大きな収入源となる事業に成長し、東京の料亭に手広く卸していた。
で、そのウナギの排泄物を餌にしている魚がティアピアだった。
他は知らないが、要するにその工場ではウナギのウンコをティラピアのエサにしていたワケ。
コレはありがたいぞ。
このティライア、淡水魚なのに味が鯛にソックリですごく美味しいのよ。
工場に出張した時の宴会には必ずコレの刺身が出されたものだった。
そして、このティラピアが栄養面ですごくボディ・ビルダーの食餌に向いているというんだね。
ジョーくんもティラピア食べているのかしらん?
女性のボディビル部門はこの24番の方が優勝した。
そういえば、コレはボディ・ビルのコンテストのならわしなのか、客席から飛ぶ声援が個人名ではなくてみんなゼッケンなんだよね。
ジョーくんでいえば「ジョーく~ん!」とはやらずに「にじゅうきゅうば~ん!」とやるワケだ。
そしてコチラは「男子ボディビル」部門の皆さん。
やっぱり「一日の長」がある感じ。
コレは本当に時間のかかる競技だもんね。
この方が優勝。
力がありそうだな~。
ま、Marshallの三段積みなんか軽々と持ち上げてしまうことでしょう。
初めての経験で存外にオモシロかったな~。
え?ボディ・ビルをやってみる気はないかって?
クワバラ、クワバラ。
健康のためどころか、私の場合、間違いなく身体をおかしくするわ。
家で寝っ転がって本を読むのが一番のシアワセです。
ジョーくんは引き続きボディ・ビルディングがんばれ!
(一部敬称略 2026年8月9日 上野パンダ広場並びに吉祥寺CRESCENDOにて撮影)